「アンビリバボー」で高木波恵の再現ドラマに出演していた女優は誰?
8月4日の「アンビリバボー」では日本統治時代の台湾で10年間小学校教師を務めた日本人女性・高木波恵さんの感動ストーリーを紹介。
2015年、台湾映画「KANO 1931海の向こうの甲子園」の日本公開をきっかけに、教え子たちに手紙を書いたエピソードが取り上げられましたが、高木波恵を演じていたのは誰なんでしょうか?
アンビリバボー(ドラマ)高木波恵の女優は誰?
「アンビリバボー」再現ドラマで高木波恵を演じている女優は誰なのかというと山崎翠佳さんです。
山崎翠佳さんはお茶の水女子大学への入学を機に上京し、2020年に芸能界デビューしています。
山崎翠佳(アンビリバボーの高木波恵)プロフィール
出身地:兵庫県宝塚市
生年月日:2000年4月30日
年齢:24歳
身長:156㎝
血液型:A型
所属:株式会社ホープ
2022年に特技のコンテンポラリーダンスを活かしたソロダンスをコブクロの「卒業2022ver」のミュージックビデオで披露
山崎翠佳(アンビリバボーの高木波恵)出演作品
TV
NHK 大河ドラマ『どうする家康』
ドラマ『彼女、お借りします』
NHK『声がききたい』
擬人化バラエティ『ヒトなら』
再現ドラマ『奇跡体験!アンビリーバボー』
■山崎翠佳の出演映画
人生最高の日(2024年)- (主演) 星川澄玲役
カフネ(2023年) – (主演) 瀬川澪役
30’s(2023年) – 大谷美和役
米寿の伝言(2023年) – 生駒ヒカリ役
林檎(2023年) – 石川愛役
海の夜明けから真昼まで[2](2022年) – 美咲役
彼女が好きなものは(2021年) – 野村莉子役
■山崎翠佳の出演CM
パラリンピック月間プロモーション動画(2022年)
フランスベッド(2022年 – )
JR東日本(2022年)
日本生命(2022年)
京都橘大学(2022年)
福島県民共済(2022年)
資生堂 シーブリーズWEB(2022年)
東京消防庁紹介ビデオ(2020年)
アンビリバボー(高木波恵の再現ドラマ)ストーリー
高木波恵さんは、1908年10月11日に熊本県玉名市で生まれ、2020年2月28日に111歳で亡くなられた元小学校教師です。20代の頃、警察官だった父親に連れられて日本統治下の台湾に移住し、約10年間、小学校教師として働いました。
台湾での教師生活
高木波恵さんは、台中市の烏日公学校(国民小学校)で国語の教師を担当し、日本語ができない台湾人生徒を対象に設立された公学校で国語を教えていました。教え子たちは、高木波恵さんから日本語や算数を教わったこと、病気の際に薬をもらったり、貧しい家庭に育った子どもには衣服を買ってくれたことなど、高木波恵さんの温かい人柄を物語るエピソードを語っています。高木波恵さんは、教え子たちから慕われ、尊敬されていました。
教え子たちとの再会
終戦後、日本に引き揚げてからも台湾時代の教え子たちを懐かしみ、手紙のやり取りなどを通して交流を続けていました。2015年、台湾映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』の日本公開をきっかけに、高木波恵さんは台湾時代の教え子たちに手紙を書きました。当時の住所で書いた手紙は「宛先不明」になるところでしたが、台湾の郵便局員たちの尽力により、教え子のもとに届けられました。新米郵便局員の郭柏村さんは、高木波恵さんの封筒を見て「送り返してしまうのは、何かいけないことをしているような気がした」と語り、先輩の陳恵澤さんと共に、昔の住所を頼りに戸籍を調べたり、近隣住民に聞き込みをするなどして、12日間かけて手紙の届け先を探し当てました。この手紙をきっかけに、高木波恵さんと教え子たちは約80年ぶりに再会を果たし、インターネットのテレビ電話を通じて交流する様子が台湾で大きく報道され、話題となりました。
まとめ:アンビリバボーの高木波恵・は山崎翠佳
「アンビリバボー」再現ドラマに出演している高木波恵の女優は山崎翠佳さんでした。
2023年には映画『カフネ』にて初主演を務める。上映画は、第18回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に入選
なお、高木波恵さんは日本に帰ってからも、毎朝晩欠かさず、仏壇に教え子たちの健康を祈り続けていました。また、近所の飼い猫との交流でも話題になりました。近所の飼い猫が遊びに来た時、娘の恵子さんがその日の出来事を短く書いてもらい、その手紙を首輪に結び、飼い主へ届けさせていました。2年半で800通を超え、「伝書ネコ」と呼ばれるようになりました。そのネコは、熊本地震のあった2016年の冬に死んでしまいました。
高木波恵さんは、2017年には、台湾の総領事館にあたる台北駐福岡経済文化弁事処から「日台双方の友好関係の絆を作った」として感謝状が贈られました。高木波恵さんの元に届いた最後の台湾からの手紙は、2020年2月28日の死の直前に届けられました。
高木波恵さんと教え子たちのストーリーは、『この手紙、とどけ! 106歳の日本人教師が88歳の台湾人生徒と再会するまで』というタイトルで書籍化もされました。