青森山田高校野球部は、1954年に創部された伝統ある野球部です。 これまで春夏合わせて15回甲子園に出場しており、東北地方を代表する強豪校として知られています。
2024年の夏の甲子園では、創部以来初のベスト4に進出する快挙を成し遂げました。
準決勝・ベスト4では春のセンバツでも対戦した京都国際と対戦する青森山田高校野球部メンバーの出身中学や注目選手をまとめています。
青森山田高校野球部メンバー/レギュラーの出身中学・地元
青森山田高校野球部は20人中15人が青森県内の出身でのうちの10人が青森山田シニアの出身。
主なレギュラー9人中8人が地元青森県出身で、多くの選手が地元の青森の中学から進学してきています。
背番号 選手 守備 学年 出身 投/打 身長 体重
1 関浩一郎 投手 3年生 青森戸山リトルシニア 右/右 186 89
2 橋場公祐 捕手 3年生 青森山田リトルシニア 右/左 168 77
3 原田純希 内野手 3年生 平川市立平賀東中 右/左 170 97
4 蝦名翔人 内野手 2年生 青森山田リトルシニア 右/右 182 82
5 菊池伊眞 内野手 2年生 青森山田リトルシニア 右/左 170 76
6 吉川勇大 内野手 3年生 青森山田リトルシニア 右/右 181 84
7 佐藤隆樹 外野手 2年生 瑞穂リトルシニア 右/左 170 72
8 對馬陸翔 外野手 3年生 青森山田リトルシニア 右/右 169 75
9 佐藤洸史郎 外野手 2年生 青森山田リトルシニア 右/右 175 70
10 櫻田朔 投手 3年生 青森山田リトルシニア 右/右 183 82
11 下山大昂 投手 2年生 五所川原市立五所川原第三中 右/右 170 76
12 成田匠玖 捕手 3年生 板柳町立板柳中 右/右 169 80
13 藤田一颯 内野手 3年生 青森山田リトルシニア 左/左 166 76
14 伊藤英司 内野手 2年生 秋田北リトルシニア 右/右 185 79
15 風本采弥 内野手 3年生 柏原リトルシニア 右/右 173 73
16 山崎大地 内野手 3年生 羽村リトルシニア 右/右 174 69
17 菊池統磨 投手 2年生 青森山田リトルシニア 右/右 181 67
18 乕谷朔ノ助 投手 2年生 青森山田リトルシニア 右/右 172 80
19 伊藤愛翔 外野手 3年生 千葉ジャガーズ 右/右 169 70
20 駒井利朱夢 外野手 3年生 十和田市立三本木中 左/左 175 69
青森山田高校野球部のチームの特徴は、以下の点が挙げられます。
- 強力な打撃力: 2024年の夏の甲子園では、準々決勝までの2試合で23安打14得点を記録しており、強力な打撃力が特徴です。 特に、4番の原田純希選手は、石橋戦で特大の2ランホームランを放つなど、長打力が魅力です。
- 多彩な投手陣: 2024年の夏の甲子園では、下山大昂投手、関浩一郎投手、櫻田朔投手など、多彩な投手を擁しています。 特に、エースの関投手は、石橋戦で完投勝利を挙げるなど、安定した投球が持ち味です。
- 堅実な守備: 滋賀学園戦では、ライトの佐藤洸史郎選手が2つのファインプレーを見せるなど、堅実な守備で投手陣を支えています。
- 精神的な強さ: 選抜大会では、平常心を保つために座禅を取り入れていました。 また、準々決勝の滋賀学園戦では、接戦の末に勝利を収めており、精神的な強さも持ち合わせています。
- ウェートトレーニング: ウェートトレーニングで鍛え上げたパワーも特徴の一つです。
これらの特徴から、青森山田高校野球部は、攻守のバランスが取れたチームと言えるでしょう。
青森山田高校野球部メンバー/2024春のセンバツの出身中学・地元
背番号 選手 守備 学年 出身 投/打 身長/体重
1 関浩一郎 投手 3年生 青森戸山リトルシニア 右/右 187/85
2 橋場公祐 捕手 3年生 青森山田リトルシニア 右/左 168/67
3 原田純希 内野手 3年生 平川市立平賀東中 右/左 170/87
4 伊藤英司 内野手 2年生 秋田北リトルシニア 右/右 184/75
5 菊池伊眞 内野手 2年生 青森山田リトルシニア 右/左 170/72
6 吉川勇大 内野手 3年生 青森山田リトルシニア 右/右 181/85
7 駒井利朱夢 外野手 3年生 十和田市立三本木中 左/左 173/68
8 對馬陸翔 外野手 3年生 青森山田リトルシニア 右/右 170/75
9 佐藤洸史郎 外野手 2年生 青森山田リトルシニア 右/右 175/64
10 櫻田朔 投手 3年生 青森山田リトルシニア 右/右 184/80
11 菊池統磨 投手 2年生 青森山田リトルシニア 右/右 181/60
12 成田匠玖 捕手 3年生 板柳町立板柳中 右/右 –
13 藤田一颯 内野手 3年生 青森山田リトルシニア 左/左 166/75
14 蝦名翔人 内野手 2年生 青森山田リトルシニア 右/右 182/75
15 風本采弥 内野手 3年生 柏原リトルシニア 右/右 176/73
16 山崎大地 内野手 3年生 羽村リトルシニア 右/右 –
17 伊藤愛翔 外野手 3年生 千葉ジャガーズ 右/右 170/69
18 平澤亮河 捕手 2年生 秋田リトルシニア 右/左 –
19 乕谷朔ノ助 投手 2年生 青森山田リトルシニア 右/右 –
20 佐藤隆樹 外野手 2年生 瑞穂リトルシニア 右/左 174/66
青森山田高校野球部スタメン
2024年8月19日の滋賀学園 (全国高校野球選手権大会(夏の甲子園) 全国大会 準々決勝)との対戦は、以下のスタメン・守備位置で行われました。
打順 守備 名前 学年
1 右 佐藤洸史郎 2年生
2 左 佐藤隆樹 2年生
3 中 對馬陸翔 3年生
4 一 原田純希 3年生
5 遊 吉川勇大 3年生
6 捕 橋場公祐 3年生
7 二 蝦名翔人 2年生
8 三 菊池伊眞 2年生
9 投 下山大昂 2年生
ちなみに、準々決勝のスターティングメンバー9人のうち、2番レフトの佐藤隆樹君が埼玉出身で、ほか8名は青森県出身者でした。
さらに途中から登板した関投手も青森県出身。
青森山田高校野球部メンバー/夏の甲子園の注目選手
関浩一郎投手 (3年)
青森山田高校の関浩一郎投手は、小学校5年生の時にテレビで甲子園を見て以来、その舞台で野球をすることを夢見てきた。 小学5年生から硬式野球を始め、青森市立篠田小学校、 青森市立沖館中学校を経て、 強豪校の青森山田高校に進学した。 高校では1年生の秋からベンチ入りを果たし、 3年生になった2024年には春の選抜大会で甲子園のマウンドに立った。
関浩一郎投手は、2024年夏の甲子園にも出場し、長野日大との試合では104球で1失点完投勝利を収めている。 この試合後、関浩一郎投手は球数を少なく投げられたことに対して喜びを語った。 s
青森山田高校野球部の進路
■主な卒業生
[プロ野球選手] 京田陽太、三森大貴、木浪聖也、川原田純平、堀田賢慎、山崎晃大朗、堀岡隼人
[プロテニス選手] 錦織圭、西岡良仁
[プロボクサー] 竹原慎二、畑山隆則
[フィギュアスケート選手] 本田真凜、村上大介
[バドミントン選手] 廣瀬栄理子、米元小春
[歌手] 上原あずみ、西島隆弘
[俳優] 五十嵐麻朝
[声優] 小清水亜美
[アイドル] 彩香(りんご娘)
青森山田高校野球部の戦績・成績
青森山田高校野球部の戦績・成績は以下の通りです。
- 1954年(昭和29年)に創部。
- 1993年(平成5年)に夏の甲子園に初出場。
- 甲子園には春夏合わせて15回出場している。
- 夏の甲子園での最高成績は、1999年(平成11年)、2015年(平成27年)、2024年(令和6年)のベスト8。
- 2024年の夏の甲子園では、準々決勝で滋賀学園に1-0で勝利し、春夏通じて初のベスト4進出を果たした。
- 青森県勢としては、2012年の光星学院以来、3校目のベスト4進出となる。
- 2015年の明治神宮大会では、初出場でベスト4に進出している。
- 青森県大会では、2009年(平成21年)に6連覇を達成するなど、数多くの優勝経験を誇る。
特に2024年の夏の甲子園では、準々決勝までの2試合で23安打14得点と、強力な打線が特徴的である。
これらの成績は、青森山田高校野球部の歴史と伝統、そして選手たちの努力の証といえる。
まとめ:青森山田高校野球部メンバー2024夏の甲子園|出身中学・スタメン
青森山田高校野球部の強さについて詳しく説明します。
青森山田高校野球部は、過去に甲子園に春夏合わせて15回出場し、ベスト8進出を1999年、2015年、2024年と3回経験している強豪校です。 2024年の夏の甲子園では、準々決勝で滋賀学園に1-0で勝利し、春夏通じて初のベスト4進出を果たしました。 この試合では、青森山田は滋賀学園を上回る9安打を浴びながらも、下山投手から関投手への継投で相手打線を零封し、接戦を制しました。 7回裏の2死三塁のチャンスで、吉川選手が左前に適時打を放ち、これが決勝点となりました。 青森山田の兜森監督は、関投手の継投後に攻撃面に圧力がかかったこと、そして選手がよく粘り強く戦ったことを評価しました。
青森山田高校野球部の強さの源泉は、以下の3点にあると考えられます。
- 強力な打撃陣: 2024年の夏の甲子園では、2試合で23安打14得点と、高い得点力を誇っています。 特に、4番の原田選手は、石橋戦でバックスクリーン右への特大2ランホームランを放つなど、長打力が魅力です。
- 多彩な投手陣: 2024年の夏の甲子園では、下山投手、関投手、櫻田投手の3投手が継投で活躍しています。 特に、エースの関投手は、初戦で完投勝利を挙げた後、準々決勝でも安定した投球を見せており、チームの勝利に大きく貢献しています。
- 精神面の強さ: 2024年春の選抜大会に出場した際には、青森市の霊泉寺で座禅を体験し、精神統一を行いました。 選手たちは、約30分間の座禅を通して、「平常心を保つこと」の大切さを学びました。
これらの強みを活かして、青森山田高校野球部は、甲子園でさらなる飛躍を目指しています。