2021年度の弁理士短答式筆記試験は下記のような日程・内容で行われました。
2020年は様々な資格試験が中止となっている中、弁理士短答式筆記試験は延期を余儀なくされたものの無事に実施されました。
■日程
日程
2021年7月18日(日)12:30~16:00
試験科目
特許法・実用新案法、意匠法、商標法、条約、著作権法、不正競争防止法
試験時間
3.5時間
出題形式
5枝の択一式(マークシートで出題数は60問
工業所有権に関する法令、工業所有権に関する条約、不正競争防止法、著作権法について行われます。5つの選択肢のうち正 解を1つ選びマークシートに記入します。 3.5時間で60問を解答しなければなりません。
科目による出題数の内訳は特許法で約17問、実用新案法で約3問、意匠法・商標法・条約でそれぞれ約10問、不正競争防止法、著作権法でそれぞれ5問
弁理士短答式筆記試験試験解答速報2021
2021年の弁理士短答式筆記試験解答速報は
twitterのハッシュタグ「#弁理士短答式筆記試験解答速報」「#弁理士試験解答速報」
5ch
といった手段で情報収集できます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、 5ch掲示版が最も早い印象があります。
正式な解答は試験日翌日の月曜日に特許庁のホームページで公表されることになっています。
弁理士短答式筆記試験試験の合格率,合格ライン(基準点)は?
弁理士短答式筆記試験試験の出題は次の通り。
特許・実用新案に関する法令 20題
意匠に関する法令 10題
商標に関する法令 10題
工業所有権に関する条約 10題
著作権法及び不正競争防止法 10題
全60題
弁理士短答式筆記試験試験の合格ライン(合格基準点)は、最近は39点となっています。
また平成28年度の弁理士試験からは科目別に合格基準点が設けられています。
総合点と共に各科目において必要な点数を超えておく必要があります。
2020年のデータでは合格率は9.7%となっています。
実施年 | 受験者数 | 短答式合格者数 | 短答式合格率 | 最終合格者数 | 合格率 |
2009年 | 7354 | 1420 | 19.3 | 813 | 8.5 |
2010年 | 6582 | 899 | 13.7 | 756 | 8.3 |
2011年 | 6377 | 1934 | 30.3 | 721 | 9.1 |
2012年 | 5255 | 1374 | 26.1 | 773 | 10.7 |
2013年 | 4734 | 434 | 9.2 | 715 | 10.5 |
2014年 | 4674 | 550 | 11.8 | 385 | 6.9 |
2015年 | 4278 | 604 | 14.1 | 319 | 6.6 |
2016年 | 3586 | 557 | 15.5 | 296 | 7 |
2017年 | 3213 | 287 | 8.9 | 255 | 6.5 |
2018年 | 3078 | 620 | 20.1 | 260 | 7.2 |
2019年 | 2895 | 531 | 18.3 | 284 | 8.1 |
2020年 | 2259 | 411 | 18.2 | 287 | 9.7 |
弁理士短答式筆記試験試2021の免除
2021年(令和3年度)の短答式試験に合格すれば、例年通り2022年・2022年の2年間は短答式試験を受験することなく論文式試験を受験することができます。