ブラックキャップは使用期限切れになるとどうなる?
使用期限(有効期限)を過ぎたブラックキャップを放置した場合、ゴキブリが大量発生するようなことはあるんでしょうか?
ブラックキャップ使用期限(有効期限)切れ放置でどうなる?ゴキブリ増える?
ブラックキャップような使用期限(有効期限)を過ぎた食毒剤の効果はいきなりゼロになるわけではなく、徐々に落ちていきます
その過程で十分な効果が得られなくなる限界が使用期限です。
「アルミにいれて箱に戻し保管」していても、一度開封してしまったものならば、状態はよくても去年から使用していたもの・という判断になります。
ただ、使用環境によっても薬剤のもちは大きく変わるので、製品に定められている使用期限(有効期限)は一般的な建物内環境で行う実験によって得られたデーターの平均的な値です。
さらに中身がなくなると奴らの巣になることがあるので、有効期間を過ぎた容器は捨てておいた方が良いでしょう。
「2年後でも十分効果はあるようだ」という、薬剤にとってはベストな環境でも違いのかも知れません。
あるいは元々ゴキブリが少なくて、効いていなくてもいないだけ・ということもあり得ます。
以上より、
・使用期限を過ぎてもゴキブリがいきなり大量発生することはない
・でも、確実に駆除したいなら毎年買い替えたほうが無難である
ということになると思います。
ブラックキャップ使用期限(有効期限)はいつ交換?
ブラックキャップのような食毒剤は、常設していつも効果を発揮させ続けることが大切であり、「何月に置くのが一番適している」とか「発生率が一番高い時期に一番効果を発揮させる」という考え方で使用するものではありません。
使用期限(有効期限)はほとんどの食毒剤が1年間なので、毎年1回交換しながら常に設置し続けるのが正しい方法です。
ただ、新品の使用開始直後が最も効果が高く、交換期が近づくにつれて落ちていくのが薬剤の常でかすら、ゴキブリの出始める時期に新しいものに交換する・というのが理想です。
ゴキブリは1年じゅう活動する虫なので、自分の家ではいつ頃から見かけることが多いかで出始める時期を判断して下さい。
まとめ:ブラックキャップ使用期限(有効期限)切れ放置でどうなる?
ブラックキャップような使用期限(有効期限)を過ぎた食毒剤はは放置しておくと食べなくなるばかりでなく、場合によっては巣となります。
なぜなら、シェルターはGの習性を利用してその構造が設計されており、Gが好んで入り込むように仕上がっています。
よって、餌が食べ尽くされたり、含まれる殺虫剤の効力が低下したりした場合には居心地の良い住処と化します。
毒餌剤のシェルターは衛生上も回収されることをお勧めします。