J1の横浜Fマリノスでは選手の補強に余念がありません。
選手を移籍させていたりもしますが、
- MF泉澤仁(MKSポゴニ・シュチェチ)
- MF中川風希(FC琉球)
- DF伊藤槙人(水戸ホーリーホック)
- DF和田拓也(サンフレッチェ広島)※レンタル
といった補強を進めていましたが、新たにブラジル人フォワードのエリキが
ブラジルの古豪「ボタフォゴ」から期限付きでローン移籍するようです。
ボタフォゴFRとはどこの国?ブラジル?
ボタフォゴFRはブラジルのクラブチームで、
設立は1894年なのですでに100年以上の歴史を持っています。
マリノスに移籍するエリッキが最優秀新人賞を受賞した
ブラジル全国選手権での優勝経験もあり、
実はJリーグとは少し深い関係があります。
ボタフォゴFRの歴代監督の経歴を見てみると、
J1やJ2のチームで監督をしていた人物がたくさんいることがわかりました。
- エドゥアルド・アントゥネス・コインブラ 鹿島アントラーズ(1994-1995)
- レヴィー・クルピ セレッソ大阪(1997,2007-2011,2012-2013)
- セバスティアン・ラザロニ 横浜F・マリノス(2001-2002)
- ジョエル・サンタナ ベガルタ仙台(2006年)
- オリヴェイラ 鹿島アントラーズ(2007年)
- ペリクレス・シャムスカ 大分トリニータ(2005-2009)
- カイオ・ジュニオール ヴィッセル神戸(2009年)
- ペリクレス・シャムスカ ジュビロ磐田(2014年)
特にクルピ監督と言えば、
香川真司、乾貴士、清武弘嗣、南野拓実など
現在の日本代表を支える選手を数多く育ててくれたので、
日本人にしてみればとてもオンのある監督ではないでしょうか。
エリキ(ボタフォゴ)プロフィールやブラジル代表歴は?
- 本名:エリク・ナシメント・ジ・リマ(Erik Nascimento de Lima)
- 生年月日:1994年7月18日
- 年齢:25歳
- 身長:170cm
- 利き足:右足
- ポジション:フォワード
代表歴:
2013年 U-20代表(トゥーロン国際大会)
2015年 U-23代表
エリキは「Erik」と表記されることから
「エーリキ」とか「エリック」、「エーリケ」とも呼ばれるようです。
年代別のブラジル代表に選出された経験はあるものの、
それぞれ1試合しか出場していないので、代表経験はそれほど豊富というわけではありません。
エリキのwiki経歴
10歳からブラジルの「ゴイアスEC」の下部組織でキャリアをスタートし、
19歳の時にトップチームに昇格。
翌年に念願の初得点を挙げると、ブラジルの全国選手権では、
ブラジルの名門「サントスFC」から得点を奪ったりハットトリックを決めるなど、
12得点を獲得し同年の新人賞を獲得。
(カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA最優秀新人賞)
その後、2015年に5年契約でSEパルメイラスに加入するも、
2018年にアトレチコ・ミネイロが1年のレンタル移籍で獲得。
ただアトレチコ・ミネイロでのプレー経験がないまま、
どうやらすぐにパルメイラスへ移籍となり、
さらに2018年8月にボタフォゴへローン移籍で加入と、
ここ数年で目まぐるしくクラブの移籍をしています。
エリキのマリノス移籍の決め手となったのは、
ボタフォゴで46試合に出場し14ゴールをマークするなどの好調ぶりが
スカウトの目にとまったのではないでしょうか。(9ゴールは今季2019年)
エリキ(ボタフォゴ)とマリノスのローン移籍期間はいつまで?
ボタフォゴではどうやら近年は財政難に苦しんでいるらしく、
エリキがマリノスに移籍したのも給料遅延・未払いがあったからでは?という噂もあります。汗
エリキのレンタル移籍期間は1年半(2020年12月まで)となっていて、
ちょうどJ1の2020年シーズンが終わるまで横浜Fマリノスでプレーすることになりそうです。
横浜Fマリノスにフォワード登録されている所属選手は、
- 大津祐樹
- マルコス・ジュニオール(ブラジル)
- 李忠成
- 仲川輝人
- エジガル・ジュニオ(ブラジル)
- 山谷侑士
- ブラウンノア賢信(2種登録選手)
- 津久井匠海(2種登録選手)
といった面々がいて、彼らとポジション争いを繰り広げるになりますね。
2019今季の横浜Fマリノスは現時点ではリーグ戦で2位につけ、
首位のFC東京とは勝ち点3しか差がありません。
堅守のFC東京とは対照的に攻撃的なサッカーで、
リーグトップの得点数を上げているので、
エリキ(ボタフォゴ)加入でさらに得点力を高めて、
J1リーグ優勝を目指していくんじゃないでしょうか。