朝ドラ「ブギウギ」のオープニングCGは誰が制作したのでしょうか?
NHK連続テレビ小説の「ブギウギ」のオープニングCGについてネットでは
人形が怖い
気持ち悪い
というネガティブにとらえる声も見られるようです。
ブギウギ(朝ドラ)オープニングCG|人形は誰が制作?
朝ドラ「ブギウギ」は「東京ブギウギ」「買物ブギー」などで知られる歌手の笠置シヅ子をモデルに、大阪の小さな銭湯の看板娘・花田鈴子が“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スターへの階段を駆け上がるストーリー。
笠置はOSK日本歌劇団の卒業生で、「ブギウギ」には架空の歌劇団・梅丸少女歌劇団(USK)が登場しますが、初回放送はヒロイン趣里がいきなり登場し、ダンスと歌を披露。
からくり人形を使ったリズミカルなオープニングを手掛けたのは、
監督:牧野惇
人形制作・操演:八代健志
美術:TECARAT
が担当しているとのこと。
牧野惇|ブギウギ(朝ドラ)オープニングCG監督
牧野惇さんは1982年生まれの映像作家で2006年よりチェコ・プラハ工芸美術大学(UMPRUM)(英語版)のTV&Film Graphic学科にてドローイングアニメーション、パペットアニメーションを学んだのち、東京芸術大学大学院映像研究科アニメーションコースを修了。
アニメーション、キャラクターデザイン、イラストレーションなどを総合的に手掛け、2021年、東京2020パラリンピックの開会式の映像ディレクターを務め、同年NHK紅白歌合戦のオープニング映像を制作しています。
八代健志|ブギウギ(朝ドラ)オープニングCG人形制作・操演
八代健志さんは1969年 秋田県生まれ、東京藝術大学デザイン科卒業のストップモーションアニメ作家。
2012年 ごろから本格的に人形アニメーションの制作を開始。
脚本・監督とともに、美術制作、人形造形、アニメートも手がけ、手触り感のある映像を目指しているそうです。
TECARAT|ブギウギ(朝ドラ)オープニングCG美術
TECARAT(テカラ)は、2015年に発足した太陽企画のクラフトチームでコンテンツ制作、広告に関わる映像・美術制作を行うスタジオ。
ストーリー性のあるブランドコンテンツづくり、アニメーション撮影、美術提案を主な業務としています。
ブギウギ(朝ドラ)オープニングCGが怖い?人形が気持ち悪い?
趣里主演の朝ドラ「ブギウギ」 異色のオープニングに「なんか楽しい」「ひょっこりひょうたん島みたい」
女優の趣里(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は2日、第1話が放送され、オープニングに多くの反響が寄せられた。
主題歌は趣里らが歌唱する「ハッピー☆ブギ」。ドラマの音楽を担当する服部隆之氏が作詞・作曲を手掛け、趣里のほか、「EGO-WRAPPIN’」ボーカル・中納良恵、シンガーソングライターのさかいゆうが担当している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/196b2ba7a6ad8d8f0ece146b82893e4e022a0181
「ブギウギ」のオープニングCGについてネットでは
人形が怖い
気持ち悪い
というネガティブにとらえる声も見られるようです。
体が人形なのに顔のパーツ、特に口元がリアルに表情筋があるかのように動いていることから、いわゆる「不気味の谷」による違和感や嫌悪感によるもののようです。
不気味の谷が原因?ブギウギ(朝ドラ)オープニングCG・人形が怖い
「不気味の谷(現象)」(英語: uncanny valley)とは、1970年にロボット工学の分野で提唱された経験則
リアルに再現された人間を模した物を見たときに強い嫌悪感が生まれる現象のこと
人間に似せた造形や所作のロボットを人間に見せると、まったく人間味の無い機械的な状態よりも人間らしさが高まっていくに連れて好意や共感、親しみも向上していくことが知られている。
ところが、ある一定以上に人間に近づいたロボットは一転して違和感や嫌悪感、気味悪さを感じさせるようになり、親近感が急激に低下する。さらに人間に近づけていくと違和感は解消され、以前にも増して高い親しみが得られるようになる。
これを横軸に擬人性、縦軸に親近感としてグラフに図示すると、高い擬人性のゾーンに突如として谷型の落ち込みが見られるため、「不気味の谷」と呼ばれるようになった。同様の現象は人形や3次元コンピュータグラフィックス(3DCG)、仮想現実(VR)などでも起きるとされ、人間だけでなく動物を模した人工物で生じるとする研究もある。
「ブギウギ」のオープニングCGについてネットでは次のような口コミがみられます。
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ブギウギのオープニングのCG映像は不気味じゃなかったですか。昔のサイケデリックな世界観を意識したものかも知れませんが、違和感ありました。
内容的には、笠置シズ子はキャラ的に濃いイメージだったんですが、アットホームで明るい印象で悪くないと思います。
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主題歌が苦手な場合、OPを消音にしてた朝ドラは結構以前もありましたが、映像はどうしようもないので(ブギウギの場合は歌も微妙…これも慣れるかな)慣れるまでは凝視しないようにしようと思います。