ブギウギで主人公の福来スズ子（趣里）の娘・愛子が誘拐される事件がありましたが史実？
笠置シヅ子の娘は本当に誘拐されたんでしょうか？犯人の小田島大は実在？
ブギウギ笠置シヅ子の娘の誘拐事件は史実？犯人の小田島大は実在？
ブギウギで主人公の福来スズ子（趣里）の娘・愛子が誘拐される事件がありましたが実際に娘エイ子（亀井エイ子）さんの殺害予告が1954年に発生しています。
ブギの女王「笠置シヅ子さんの娘」ということで、娘さんが誘拐され事件があったそうです。
■事件の概要
1954年3月、笠置さんは当時7歳の娘・ヱイ子さんを誘拐するぞと脅迫を受けます。その後、犯人から「6万円を置け。さもないと亀井エイ子を殺す」と身代金を要求されました。
犯人の要求を応じ、エイ子さんは無事だったようです。犯人はすぐに逮捕されました。
笠置さんは警察に通報し、犯人の声を録音するなど証拠を集めました。そして、犯人との約束通り現金を渡そうとしたところ、警察が逮捕しました。
■犯人像
逮捕された犯人は、30歳の無職男性でした。犯人は、結婚が決まっていたものの失業し、金に困って犯行に及んだと自供しています。
■ドラマとの違い
ドラマでは、犯人は愛子の同級生の父親という設定になっています。また、犯行の動機も、ドラマでは生活苦ではなく、息子に愛子の裕福な生活を見せてあげたいというものでした。
ブギウギ小田島大（笠置シヅ子の娘の誘拐事件）は水澤紳吾
ブギウギで主人公の福来スズ子（趣里）の娘・愛子を誘拐した犯人・小田島大を演じていたのは水澤紳吾さん
数々のドラマでバイプレイヤー（名わき役）として主役陣を支える役柄を多く演じている俳優です。
■水澤紳吾wikiプロフィール
名前：水澤紳吾
生年月日：1976年9月2日
年齢：48歳
出身地：宮城県仙台市
高校：仙台育英学園高等学校
大学日本大学芸術学部（中退）
所属：アパッチ
身長：163cm
映画監督の守屋文雄さんとは小学校からの同級生で大学で再会し共に映画に関わる道に進んでいます。
水澤紳吾さんの役者としての経歴を調べていくと2002年の映画で第7回水戸短編映像祭グランプリを受賞した「鍋と友達」がデビュー作品のようですね。
南極料理人などを手掛けた同じ日芸出身の沖田修一さんという映画監督がメガホンをとっていて、年齢は1つしか違わないので大学在学中から面識があったのかもしれませんね。
水澤紳吾さんの数少ない主演作の一つが2013年の『ぼっちゃん』で、第23回日本映画プロフェッショナル大賞新進男優賞を受賞しています。
まとめ：ブギウギ笠置シヅ子の娘の誘拐事件は史実？犯人の小田島大は実在？
当時のサラリーマンの1カ月の平均収入は約1万円だったため、要求金額の6万円は約200万円相当の価値があった。
笠置さんは、犯人とのやりとりに自ら立ち向かうなど、強い精神力を持つ女性だった。
この事件は、戦後の格差社会における芸能人の苦悩を象徴する事件として語り継がれている。
ドラマでは、愛子が誕生日パーティーで招かれた少年の父親が犯人として登場します。彼は愛子の誕生日パーティーでスズ子たちの暮らしを見て、その格差に苦しんだ末に犯行に及びました。しかし、実際の事件では、犯人の動機や背景は異なります。
実際の事件では、笠置さんが脅迫状や電話を受け取り、身代金を要求されるという内容でした。彼女は警察に通報し、犯人は逮捕されました。犯人は無職であり、金に困って犯行に及んだと自供しています。
この事件は、当時の格差社会や芸能人の身の危険性を浮き彫りにしたものでした。当時の報道には、事件の詳細や犯人の逮捕までの経緯が詳細に掲載されており、緊迫した事件として報じられました。
