2024年1月13日/14日に実施された物理の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)解答速報および難易度速報についてまとめています。
2024年の共通テストの傾向は?難易度は難化したのでしょうか?
物理の共通テスト2024解答速報
13日から共通テスト 49万人が志願
大学入学共通テストが13、14日の両日、全国668会場で行われる。
1日に発生した能登半島地震の被災地などでは、余震を警戒する中での実施となる。新型コロナウイルス対策は、昨年、感染症法上の位置付けが「5類」に移行したため、緩和された。
共通テストを利用する国公私立大などは864校。志願者数は約49万1900人で、大学入試センター試験として行われていた1992年以来の50万人割れとなった。
大学入試センターは平均点の中間発表を17日(最終発表は2月5日)に行い、得点調整の有無を19日に発表する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/88f711ede9b3bf9a4d5d872faab1a52979dd46e9
2024年の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)物理の解答は例年だと当日の午後21時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、東進や代々木ゼミナール(代ゼミ)など予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこの予備校のサイトでも試験終了直後から1分、1秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から1時間くらいで正解(模範解答)および配点の公開が始まっているようです。
共通テスト解答速報2024|予備校の東進
2024年度 大学入試共通試験速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾
大学入試共通試験解答速報 | 代々木ゼミナール
ベネッセ・駿台 データネット2024 大学入試共通テスト 自己採点集計
その他の方法としてX(旧ツイッター)でも
「#物理 #共通テスト #解答速報」
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「#物理 #共通テスト」
といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
物理の共通テスト2024の平均点・配点は?
随時更新
2023年の大学入学共通テスト物理の平均点は100点満点中63.39点でした。
■2023年の大学入学共通テスト物理の配点
大問 内容 配点
1 小問集合 25
2 力学分野 25
3 波動分野 25
4 電磁気分野 25
物理の共通テスト2024難易度は難化?傾向は?
2024年の共通テストの物理の傾向は、以下のとおりです。
難易度は2023年度並み
2023年度は、2022年度と比較して難易度はさほど変わらなかったと考えられます。2024年度もその傾向が続き、適正な平均点となることが予想されます。
身近な題材や実践的な題材が出題される
2023年度も、モーターやコンデンサといった身近な題材や、気候変動やエネルギー問題といった実践的な題材が出題されました。2024年度もその傾向が続き、学習した知識を実生活や実践的な場面に結びつけて考えられる力が問われていくでしょう。
思考力や読解力、処理能力が重視される
2023年度の出題傾向を見ると、共通テストの問題作成方針が固まって、2024年度の出題傾向もそれを踏襲すると予想されます。文章量や資料が多く、多くの情報から必要な情報を選んで活用し問題を解く力が求められるでしょう。「思考力・判断力・表現力」に加え、読解力や処理能力といった力が必要です。
共通テスト2024の傾向は?
2024年の共通テストの傾向について、まず、2023年度の出題傾向を振り返りますと、共通テストの問題作成方針が固まり、2024年度も同様の傾向が続く見込みです。出題形式は文章量や資料が多く、多くの情報から必要な情報を選んで活用し解く能力が求められています。特に「思考力・判断力・表現力」だけでなく、読解力や処理能力も必要です。これまでの共通テストの出題形式に慣れておくことが対策として重要です。
また、身近な題材や実践的な題材が増えており、例えば英語のプレゼンテーションや数学の具体的な応用問題が出題されています。この傾向は2024年度も引き継がれ、どの科目でも学習した知識を実生活や実践的な場面に結びつけて考える力が重要です。
共通テストでは思考力や読解力、処理能力が重視されつつも、基本知識の理解が欠かせません。文章や図表、資料を読み解き、持っている知識を活用して問題にアプローチすることが求められます。ボーダーラインについても、予備校ごとに異なるので、志望校の合格可能性を判定する模試を受験し、実際の志望校のボーダーを把握することが大切です。
2024年度入試において、大学への求められる変化についても触れられています。国は大学に高度な人材の育成を求め、そのための支援金を提供します。成長分野への転換や女子学生比率のアップを目指す大学への支援がありますが、「変われない」大学には厳しい姿勢が示されています。大学設置認可審査の基準が厳しくなり、収容定員充足率や修学支援新制度の要件が厳格化されることも述べられています。
まとめ:物理の共通テスト2024解答速報|難易度は難化?傾向は?
2024年の共通テストの物理の傾向について、まず、2023年度の物理の出題傾向について振り返ります。公式や解法を単に丸暗記するだけでは対応できない問題が増え、応用力が求められました。物理の出題は全範囲から行われ、特定の分野に偏った出題はなく、2024年度も同様の傾向が続く見込みです。
物理の大問の構成も変わらず、大問1は小問の集合、大問2?4は各分野からの出題が行われると考えられます。これに加えて、2022年の共通テストでは大問数4題・設問数20題という構成が継続されました。中問のA.Bに分かれる形式は前年に引き続き出題されませんでした。
物理の傾向として、問題の取り組みやすさが増し、丁寧な説明がされた反面、問題文の量が増えたため難易度は前年とあまり変わらなかったとされています。共通テストでは基本的な知識を前提として、論理的な思考力や応用力が求められるため、これにしっかりと備えることが大切です。
2024年度の物理の出題内容として、力学や電磁気学、熱力学、応用計算が中心になることが考えられます。特に現代物理学、例えば量子力学や相対性理論に関する基礎的な問題が取り上げられる可能性もあります。
大きな変化は予想されず、出題形式は基本的に継続されるでしょう。先年度は生物と物理・化学の得点差が生じ、得点調整が行われましたが、2024年度は化学が易化する傾向が予測されています。生物に関しては平均点が下降しているため、過去問対策や基本的な取り組みやすい出題が期待されます。物理においても、文章や図が多い出題傾向は変わらないと予測されますので、データや資料集を確認することが重要です。