バターコーヒーダイエットがヒルナンデスで紹介されました。
バターコーヒーで本当にダイエット効果が期待できるのか?バターコーヒーで痩せるというレシピについてまとめています。
平岡佐智男のバターコーヒーとは?
「バターコーヒー」についてはこちらの本でも詳しく紹介されています。
『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』(ダイヤモンド社/デイヴ・アスプリー著)
バターコーヒーのレシピは、通常のコーヒーに
グラスフェッドバター
MCTオイル
を混ぜたもの。
「グラスフェッドバター」とは牧草のみで飼育された牛のミルクで作ったバターで通常のバターに比べて飽和脂肪酸も多く含まれているとされるバター。
ダイエット目的であれば、無塩タイプのものを選びます。
■グラスフェッドバターの成分
中鎖脂肪酸 吸収から消費されるまでが速いエネルギー源となる
共役リノール酸 体重を減らす効果がある
ブチル酸 腸内環境を整える
ビタミンA 抗酸化作用がある
ビタミンE 血行促進
ビタミンK 血を止める・骨を丈夫にする
脂肪燃焼を促進したり、腸内環境を整えたり、美肌を作ってくれたりする成分が豊富に含まれている
グラスフェッドバター自体、その辺のスーパーではほとんど置いていないし、ましてや無塩となるとセレクトショップにかろうじて置いてある程度。
バターコーヒーダイエット目的でグラスフェッドバターを入手するのであれば、アマゾンなどで通販するのが手っ取り早いですね。
MCTオイルとは、ココナッツオイルなどにも豊富に含まれている「中鎖脂肪酸」のこと。中鎖脂肪酸100%の油のことをMCT(Medium Chain Triglyceride)といいます。
いわゆる一般的な脂肪分(長鎖脂肪酸)と比べて4~5倍も速く分解される性質があることから、摂取するとすばやくエネルギーに変換されていきます。
つまり体脂肪として蓄積されにくいという特徴があります。
すでに医療現場・スポーツ分野における栄養補給や、生活習慣病予防など、様々なシーンで利用されていて、グラスフェッドバターにもビタミン類などに加え中鎖脂肪酸も豊富に含まれています。
バターコーヒーダイエットを実践することで、
1.コーヒーに含まれるカフェイン
2.良質なバターに含まれる糖質・不飽和脂肪酸
3.MCTオイルに含まれる中鎖脂肪酸
という3つの要素で体質改善ができるとされています。
そして、バターコーヒーを作る際にはミキサーなどで攪拌することが大切になってきます。
MCTオイルとコーヒーをよく混ぜ合わせることで脂肪がよりエネルギーに変換されやすくなる「ミセル」という状態になります。
ただ毎朝のルーチンとして、わざわざバターコーヒーを作るためにミキサーを使って洗うというのはなかなか手間がかかることから、コーヒー芸人の異名を持つ平岡佐智男さんは、洗い物も少なくて手軽にミキサーができるミルクフローサーをオススメしています。
平岡佐智男のバターコーヒーダイエットがすごい!
平岡佐智男さんはコレステロール値が200を超える危険な水準に達したことをきっかけに、健康を取り戻すべく2018年1月からバターコーヒーダイエットに挑戦。
バターコーヒーダイエットは基本的に朝昼晩の1日3食のち1食をバターコーヒーで済ませるという置き換えダイエット。
手軽なダイエット法にもかかわらず、平岡佐智男さんはバターコーヒーダイエット実践後、1週間で早くも3キロ減、1ヶ月半でなんと6キロの減量に成功。
単純に摂取カロリー量が減っている分、ダイエットを始めて1週間くらいで2~3キロ痩せるのは難しいことではありません。
問題は継続して体重が落ち続けるかどうか?になってきますが、平岡佐智男さんはバターコーヒーダイエット実践中、常に体重が減り続けています。
その後も約2か月で体重は7.4kg減、体脂肪は4%も下がると、半年間でマイナス13キロと、1ヶ月で2キロという健康に悪影響を与えることのないペース減量が進んでいます。
平岡佐智男さんはもちろん、この間に隊長を悪くして仕事を休むようなこともなければ体重が落ちないリバウンドを経験していません。
バターコーヒーダイエット実践から1年後には体重MAX88キロだった頃と比べて20キロ減の68キロまで体重を落とすことに成功しています。
ダイエット後の現在は、以前に比べると食欲も落ち着いて来たという嬉しい効果も現れています。
今まで2杯半ほど食べていたごはんは1杯で満足できるようになり、当たり前のように食べていた食後のスイーツや間食もほとんどしなくなったそうです。
今や、痩せているのが当たり前といった体質へと生まれ変わった平岡佐智男さんはダイエットを通じて様々な名言も残しています。
「お腹が空いたら空いただけを食べる」
「半年前は食欲に臓器がついて出来てるような人間」
「糖質制限がオフェンスならバターコーヒー(油)がディフェンスの役割を果たす」
「オフェンスとディフェンスが連携しないと試合には勝てません」