医療事務と病棟クラークは何が違うののでしょうか？給料の違いは？
資格、仕事内容、職場環境など病棟クラークと医療事務の違いは？
病棟クラークと医療事務の違いは？年収・どっちが向いてる？
病棟クラーク＝メディカルクラーク とも言います。
通常,中規模以上のベッド数がそれなりにあり,入院患者を抱えてる病院内に病棟クラークが存在します。
外来クラークとは別に病棟のナースステーション内にて事務処理を行います。
具体的な業務内容は 電話応対 カルテ管理,整理 検査データ処理 フィルム管理 診断書など文書類の授受や確認 入院案内,患者さんやその家族対応,ドクターやナースのサポートと細かな雑用も入れると沢山あります。
医療事務は通常,医療事務の資格を持っている方が医事課管轄の業務をこなします。
外来会計での金銭授受 レセプト入力,チェック,保険証確認などがありますが 中規模程度以上の病院になると入退院手続きの窓口,医事課での会計処理 と業務窓口も細かく分かれてきます。
文書課といって診断書や介護保険の手続きをする人や管理庫でカルテ管理をする方たちもおおざっぱに言えば医療事務になります。
▽人と接する仕事が苦手な方は病棟クラークは向かないかもしれません。
病棟クラークは常に患者さんやその家族と接点があり,ナースステーション内の入口に一番近い部分に席があり 一番最初に声をかけられるのも病棟クラークだからです。
▽医療事務として働いている方は比較的ですが若い方が多いです。
レセプト入力,チェックなど会計処理の,病院の表の顔として患者さんに接するため派遣さんなどを沢山使っている病院も多いです。
速さと正確なPCスキルは求められます。
まとめ：病棟クラークと医療事務の違いは？年収・どっちが向いてる？
病棟クラークと医療事務は、どちらも病院で働く事務職ですが、違いがあります。
働く場所：病棟クラークは病棟のナースステーションに常駐していますが、医療事務は受付や会計窓口に常駐しています。
仕事内容：病棟クラークは入院患者の管理や看護師のサポートをしますが、医療事務は診察券の発行や保険証の確認などをします。
必要な資格：病棟クラークと医療事務には国家資格はありませんが、民間資格として医療事務技能検定や医科診療報酬請求事務能力認定試験などがあります。
分かりやすく説明すると、
病棟クラークは入院している人のお世話をするお手伝いさんです。
医療事務は来院した人の受付やお金の計算をするお手伝いさんです。
どちらも、高卒でもなれる職業です。
大学進学の必要はないですし、専門学校も必須ではありません。
病棟クラークは、自身が担当する病棟内の事務仕事と、入退院受付との仲介、及び入院患者様、ご家族様への受付接遇になると思います。
主にカルテや伝票管理、入院患者のベッドコントロールの補佐（管理は看護師が行う）とナースステーション内の雑務になります。
こちらは医療事務の資格より、対人スキルとフットワークの軽さ、一般事務能力が必要とおもわれます。
一方、医療事務の仕事は、病院だと総合窓口や医事課で、外来患者への受付、会計業務（入院、外来も含めた診療報酬算定）と月次のレセプト業務と思います。
一般的に医療事務＝診療報酬業務のできる人を募集してる事が多いです。
