チャタンヤラクーサンクー(チャタンヤラクーシャンクー、北谷屋良公相君)とは空手の形で東京オリンピックに出場している清水希容選手が得意としています。
チャタンヤラクーサンクーの意味や流派をwiki調査!空手の形で清水希容
チャタンヤラクーサンクー(チャタンヤラクーシャンクー)とは世界空手連盟が認定する102種類の形で最高難度を誇る形の一つ。
東京オリンピック形女子代表で世界選手権2度優勝の実績を持つ清水希容選手が「私の得意形」と絶対の自信を持つ形でもあります。
チャタンヤラクーサンクーは漢字では「北谷屋良公相君」となり流派は全空連で四大流派の一つ糸東流とされています。
※四大流派とは、松涛館流、剛柔流、糸東流、和道流の4つの流派。
ちなみに沖縄三大流派とは、上地流、小林流、沖縄剛柔流の3つです。
糸東流の流派では 首里手と那覇手両方の流れを組み突き蹴りだけでなく、投げ・関節技をも含んでいるため他の流派の中でも総合格闘技に近い武道。
とはいえ、基本を重視し、形という基本を守りながら、それを応用し、組手と結び付けていくことによって体系的に奥義を修められるようになっています。
糸東流の開祖は、摩文仁賢和(まぶに けんわ)で、精神教育を重視し、円満な人格の形成・向上を目指した指導をしていました。
チャタンヤラクーサンクー(チャタンヤラクーシャンクー、北谷屋良公相君)はもとは沖縄県の唐手(現・空手)家で戦前における空手の大家の一人・喜屋武朝徳先生の型で、松林流以外の喜屋武系の諸流派でも受け継がれている。
チャタンヤラクーサンクー(チャタンヤラクーシャンクー)の意味は、喜屋武朝徳が読谷村に住む北谷屋良(チャタンヤラ)(1740年 – 1812年 )の後裔(北谷屋良利正とも)から公相君(現・北谷屋良の公相君、沖縄の琉球王国を訪れたとされる中国武術家)の型を学んで作り上げたことから「北谷屋良公相君」と名付けられたようです。
糸東流の型
四大流派の中でダントツに型の数が多いのも糸東流です。
ナイファンチン(初段・二段・三段)
平安(初段・二段・三段・四段・五段)
抜塞(大・小)
公相君(大・小・四方)
実手
慈恩
慈允
腕秀
鎮東
鎮定
鎮衆
ロ-ハイ(初段・二段・三段)
五十四歩
三戦
転掌
セ-サン(十三)
セイエンチン
セ-パイ(十八)
サンセ-ル(三十六)
クルルンファ(十七)
シソ-チン(十九)
サイファ
ス-パ-リンペイ(壱百零八)
パッサイ・セ-サン
二十四
雲手(ウンシュ)
壮鎮(ソ-チン)
鶴法
白鳥(ハフファ)
二十八歩(ニ-パイポ)
八歩連
ロ-ハイ
ワンカン
ア-ナン
ア-ナンコウ
公相君(ク-サンク-)
泊(トマリ)
バッサイ
心波
摩文仁賢和
明星
青柳
十六
松風
新生
引用:https://wka.jp.net/archives/134