子供がチャイルドシートを嫌がって、
肩ベルトを外して脱出してしまう。。。
単純にチャイルドシートの肩ベルトが緩いと
子供は遊び感覚で肩ベルトを外してしまうことがあるので、
肩ベルトの長さを調整してきつく締め直したり、
肩ベルトによだれカバーをして締め付けを強くする、
といった方法があります。
それに対して、チャイルドシートに乗ること自体が苦痛で、
チャイルドシートに乗ることに不快感を感じているケースもあるので、
その場合にはチャイルドシートの蒸れ・暑さ対策をしたり、日よけをしたり、
逆にチャイルドシートが窮屈過ぎるようならば大き目のチャイルドシートに換える、
といった対策も考えなければいけません。
いずれにしても、子供がチャイルドシートの肩ベルトを外して、
脱出を試みる場合、その対策方法としては、
- 肩ベルトをきつく締める
- 肩ベルトをハンカチなどで結ぶ
- クッション・タオルで肩ベルトの隙間を埋める
- 抜け出し防止ベルトを使う
- 子供の隣に座って脱出を阻止する
- 暑さ・蒸れ対策をする
- 手遊びや歌・お喋るであやす
- お気に入りのDVDを流す
- チャイルドシートでも遊べるおもちゃを使う
- チャイルドシートに乗る練習をしておく
- 言い聞かせる
といったものがあります。
おもちゃやお菓子で気をそらしてみたり、
手遊びやDVDであやしてみるのも有効な手段ですが、
それでもチャイルドシートを嫌がって脱出しようとする場合、
親が根負けして抱っこにするのはおすすめできません。
子供の安全のことを考えても、
チャイルドシートが義務付けられていることから考えても、
少なくとも6歳未満であればチャイルドシートに乗せなければいけません。
逆に、泣いて駄々をこねればチャイルドシートが降ろしてもらえて、
抱っこしてくれると思ったら、
子供はさらにチャイルドシートを嫌がるようになります。
最終的には言葉で伝えて言い聞かせることも大切ですが、
いくら言っても聞いてくれないことは良くある話です。
そんな時には、とにかく脱出しないように子供を抑え、
黙って泣き止むのを待つのもやむを得ません。
ギャンギャン泣いている子供を放置するのは、
親としては非常に心苦しいし、ストレスもたまりますが、
車に乗るとき、子供はチャイルドシートに乗るものだと、
子供に理解をしてもらわなければいけません。
親と子供の根競べをするわけではないものの、
子供に理解してもらえるまでは、いくら泣いたり嫌がっても、
辛抱強くチャイルドシートに乗せなければいけません。
チャイルドシート脱出・肩ベルト外す対策
チャイルドシートメーカーである日本育児の発表によると、
70%以上の子供がチャイルドシートからら抜け出してしまうんだとか。
チャイルドシートから立ち上がって
腰ベルトも抜け出してしまうケースもあったり、
車の鍵やドアレバーをつついたりして、
運転に支障が出る危険なケースも報告されています。
チャイルドシートに子供を乗せていないファミリカーを
たまに見かけることがありますが、
6歳未満or身長140cm未満の場合はチャイルドシートの装着は義務付けられているし、
何よりも子供の安全のことを考えたらチャイルドシートに乗せなければいけません。
座席シートベルトだと、子供の体を適切に支えることができず、
万が一、事故が起きたときには、深刻なダメージを与える危険があります。
子供を車に乗せる際は、
安全基準を満たしたチャイルドシートに乗せなければいけません。
とはいっても、子供が大人の都合をわかってくれるはずはなく、
自分の好き勝手にふるまうものです。
子供がチャイルドシートの肩ベルトを外して
脱出しようとする場合、どんな対策が考えられるのかというと、
- 肩ベルトをきつく締める
- 肩ベルトをハンカチなどで結ぶ
- クッション・タオルで肩ベルトの隙間を埋める
- 抜け出し防止ベルトを使う
- 子供の隣に座って脱出を阻止する
- 暑さ・蒸れ対策をする
- チャイルドシートに乗る練習をしておく
- 手遊びや歌・お喋るであやす
- お気に入りのDVDを流す
- チャイルドシートでも遊べるおもちゃを使う
- 言い聞かせる
といったものがあります。
肩ベルトをきつく締める
チャイルドシートの肩ベルト(ハーネスベルト)と
子供の体の間に出来る隙間が広いと、
脱出しやすくなってしまいます。
肩ベルトの長さを調節して緩さをなくすようにしましょう。
肩ベルトをきつく締める際の目安は、
子供と肩ベルトの隙間に指一本くらいが入る程度です。
クッション・タオルで肩ベルトの隙間を埋める
チャイルドシートの肩ベルトを調節するだけでは、
隙間を埋めきれないような場合には、
チャイルドシートにクッション・タオルを敷いて底上げをすることで、
チャイルドシートの肩ベルトと子供の間の隙間を埋めることができます。
この場合、チャイルドシートの通気性が悪くなって、
蒸れたり暑くなりがちなので、温度管理に気を付けるようにしましょう。
肩ベルトをハンカチなどで結ぶ
肩ベルトの外し方をすでに理解して覚えてしまっている場合、
肩ベルトをハンカチなどで結んでしまえば、
子供の脱出を防ぐことができます。
非常に単純ですが、脱出する隙間も同時になくすことができるので、
子供のチャイルドシート抜け出しには非常に効果的です。
ただ一つ難点を上げるならば、
万が一、交通事故に遭ってしまい救急隊の救助が必要になった場合、
子供をチャイルドシートから助け出すのに時間が少しかかってしまうこと。
肩ベルトをハンカチなどで結ぶにしても、
大人が結び目をほどきやすくしておいたほうが良いでしょう。
抜け出し防止ベルトを使う
チャイルドシートの抜け出し防止グッズとして、
ハンカチなどではなくて胸クリップも販売されています。
胸クリップも十分にチャイルドシート脱出防止効果はあるんですが、
ただ、安全面で疑問視されています。
胸クリップが割れて子供に刺さってしまったり、
胸クリップの装着位置によっては気管を損傷する恐れがある、
といった指摘がされています。
抜け出し防止ベルトを試しに使ってみるなら、
チャイルドシート ぬけないゾー
がオススメです。
子供の隣に座って脱出を阻止する
運転手以外にも大人が同乗するのであれば、
子供の隣に座って脱出させないように押さえます。
これまで3人の子供を育ててきた経験では、
子供の隣に座るのが一番のチャイルドシート脱出対策
じゃないかと思っています。
子供がどれだけチャイルドシートを嫌がって、
泣きじゃくったり駄々をこねたりしても、
そばから離れず絶対にチャイルドシートから脱出させない。
1歳未満の小さなころから同じことを続けていれば、
割と早い段階でチャイルドシートに
素直に乗ってくれるようになります。
また、パパとママの両方が運転できる場合には、
「今日はパパとママがどっちが隣に座る?」
と子供の意見を取り入れることで、
チャイルドシートの脱出防止になります。
暑さ・蒸れ対策をする
子供がチャイルドシートを嫌がるのは、
チャイルドシートに乗るのが非常に不快なのかもしれません。
チャイルドシートは全身を包むような構造をしているので、
サイズが合わなくて窮屈になっていなければ、
寝づらいことはありません。
けれども、暑さ・群れに関しては、
チャイルドシートはかなり弱いと考えたほうが良いです。
大人に比べると基礎体温の高い赤ちゃんにとっては、
チャイルドシートは非常に暑くなりやすいですし、
発汗量も非常に多いのでチャイルドシートは蒸れてしまいがち。
チャイルドシートから子供をおろしてみたら、
背中が汗でぐっしょりしていることは珍しくありません。
チャイルドシートに子供を乗せる際、
大人よりも薄着にさせると良いです。
冬でも、車内の温度が温まってきたら、
靴下を外して上げると、子供にとっては非常に快適だったりします。
逆に、寒さ対策にはブランケットを用意して、
赤ちゃんが快適に過ごせるようにしてあげましょう。
チャイルドシートに乗る練習をしておく
手間はかかりますが、
車に乗せるときだけチャイルドシートに座らせるんじゃなくて、
チャイルドシートに慣れさせておくのも対策の一つです。
チャイルドシート自体に乗ることが嫌になっている可能性もあるので、
日常的にチャイルドシートに座らせておけば、
子供の嫌な感情を払しょくできるかもしれません。
その際、嘘でも良いので
「○○ちゃんはチャイルドシートが好きだね!」
「チャイルドシートに座るのが上手だね!」
といった感じで、チャイルドシートに対して
肯定的な話しかけをするようにすれば、
チャイルドシートの脱出防止効果を高めることが出来そうです。
手遊びや歌・お喋り・お菓子であやす
チャイルドシートを脱出する子供の中には、
脱出することに快感を覚えていたり、
遊び感覚でチャイルドシートを抜け出す子も多いです。
そういったケースでは、
とにかくチャイルドシート脱出から
子供の気をそらすことが重要になってきます。
手遊びをしたり歌を歌ったり、
お喋りをしてあやして、
子供の気をそらせるようにしましょう。
もしくは賛否両論はありますが、
お菓子で子供の気を紛らわせるのも非常に有効です。
お菓子ばかり食べさせるのは、
確かに親としては心苦しいモノはあるものの、
子供がチャイルドシートを脱出してしまい、
危険にさらすよりはずっと良いんじゃないでしょうか。
おやつを上げるにしても、
「チャイルドシートに座ることが約束だよ。」
「チャイルドシートから出たら上げないよ。」
といった感じで、事前に子供と約束をしておくことで、
チャイルドシート脱出対策になります。
ただもちろん、その場しのぎになってしまうことがあるものの、
長い目で考えたとき、チャイルドシートにおとなしく子供が座ってくれる時間が、
長くなればなるほど、自然とチャイルドシートを脱出しなくなっていきます。
逆に、「車のチャイルドシートに乗ればおやつがもらえる!」
という風に考えてもらえるようになれば、
チャイルドシートを脱出する心配もまるでなくなります。
お気に入りの動画・DVDを流す
後部座席にもDVDを再生できるタイプの車種であれば、
子供の好きな動画を再生させてあげると良いです。
おやつと一緒にDVDの動画再生するのが、
実は最強のチャイルドシート脱出防止対策だったりします。苦笑
1歳未満であれば、
- おかあさんと一緒
- アンパンマン
- ひとりでできるもん
- いないいないばぁ
あたりのDVDは鉄板中の鉄板です。
ただ、DVD再生で怖いのは、
いつも同じDVDばかりだと子供が飽きてしまうこと。
かといって、DVDを買い揃えるのはかなりの出費になるので、
車に乗る頻度が多い場合、huluやu-nextを利用するのも良いですよ。
huluやu-nextもどちらも、
毎月定額で動画が見放題の動画配信サービスです。
※有料コンテンツを除く
huluならさらに、動画のダウンロードができるので、
自宅の固定回線で動画をダウンロードしておけば、
スマホの通信量を心配する必要もありません。
huluは実質月額は1000円以下と非常にリーズナブルで、
キッズ向けの専用チャンネルのほか、
ドラマの再放送がすぐ始まったり、
海外ドラマ・映画も充実しているので、大人も十分に楽しめますよ。
チャイルドシートでも遊べるおもちゃを使う
チャイルドシートのような狭くて身動きが取りにくい環境でも、
遊べるおもちゃを用意しておくと良いです。
具体的には、
- Tiny Love(タイニーラブ)Meadow Days サニーストロール
- アンパンマン どこでもピコピコピアノ
- はらぺこあおむし バックシートミラー
- はじめて英語 ミッキーマウス おでかけサウンドハンドル
Tiny Love(タイニーラブ)Meadow Days サニーストロールは、
ベビーカーにも設置できるおもちゃで、
ミラーや回るボール光るお花に歯固めなど、合計八つの仕掛けあり、
赤ちゃんを飽きさせない工夫が施されています。
アンパンマン どこでもピコピコピアノは、
3つの鍵盤を押すだけで、アンパンマンのおしゃべりや
アンパンマンのリズムが再生できます。
はじめて英語 ミッキーマウス おでかけサウンドハンドルは、
子供の英語教育も兼ねたハンドル型のおもちゃ。
はらぺこあおむし バックシートミラーは、
運転席から後部座席に座った赤ちゃんの顔を見ることができます。
他にも、
- アンパンマンおでかけメロディハンドル
- フィッシャープライス めくってモー!おでかけ布えほん
- ベビラボ アンパンマン みてみてばぁ!おでかけアンパンマン
- アンパンマン ブーブードライブキー
- ベビラボ アンパンマン とにかくどこでもジムメリー
など、チャイルドシートに乗った時だけ遊べるおもちゃがあれば、
子供がチャイルドシートを好きだと感じるようになり、
脱出防止につながります。
言い聞かせる
肩ベルトを調節しても脱出したり、
おやつやDVD、手遊びやおもちゃでも
チャイルドシートを嫌がって脱出しようとする場合。
やはり根気よく言い聞かせるしかありません。
チャイルドシートから抜け出そうとする子供を抑えて、
なぜチャイルドシートから脱出しちゃいけないのか?
子供にわかりやすく丁寧に伝えなければいけません。
チャイルドシートは助手席よりも後部座席に設置したほうが
安全という風に言われているものの、
実は事故率・死亡率を調べてみると、
助手席よりも後部座席の方が深刻な事態になっています。
助手席シートベルトはきちんとしているものの、
後部座席だとシートベルトをしないケースが多いのが理由です。
チャイルドシートに乗ってベルトを締めていなければ、
万が一の場合、子供が命を落とすリスクは大人よりも格段に高くなります。
命を取り留めることができたとしても、
事故の衝撃で内臓や脳が大きなダメージを負ってしまい、
後遺症が残ることだってあります。
ただもちろん、、、
子供が大人の言うことをどれだけ理解してくれるのかというと、
非常に疑問を感じるところです。
どれだけ言い聞かせても効果がはなく、
泣きながら脱出しようとする場合、最終手段としてできることと言えば、、、
諦めてただ押さえつけ続ける
しかありません。
嫌がる子供を力で押さえつけるのは、
親としてはすごくいたたまれない気分になりますが、
安全に変えることはできません。
子供が諦めてチャイルドシートにおとなしく座ってくれるまで、
どれだけ泣こうがどれだけ駄々をこねようが、
チャイルドシートに座らせ続けましょう。
そんな状態が続けば、子どもだってさすがに疲れはじめ、
最終的には寝てしまったりするものです。
30分くらい寝るだけでも、子供の気分が180度変わって、
いつもの良い子に変わってくれることは珍しいことではありません。
チャイルドシートを助手席に設置してあやす?
ネットの口コミを見てみると、
チャイルドシートの脱出対策として、
チャイルドシートを助手席に設置してあやす、
という意見も見られました。
ただ、チャイルドシートというのは、
コンビや日本育児、エールべべなどのメーカーがあるものの、
どのメーカーも基本的に助手席の設置を推奨していません。
後部座席に設置することを前提としているので、
助手席に備え付けられているエアバッグの衝撃で、
子供が深刻なダメージを負う危険性があります。
事故率から見ると後部座席も絶対に安全とは言えないものの、
メーカーの指示に従ってチャイルドシートは後部座席に
設置するようにしましょう。
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