「シティチェイス」というボードゲームについて。
「シティチェイス」とは、犯人役と警察役に分かれて、推理と心理戦が特徴で、犯人は警察から逃げ切ることを目指し、警察は犯人を捕まえることを目指すゲーム。
ルールはシンプルですが、プレイヤーは緊張感と戦略を楽しむことができます。ここでは、このゲームのルールと遊び方を詳しく説明します。
シティチェイスwiki|遊び方
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:20分
対象年齢:8歳以上
■ゲームの準備
〇ゲームボードの準備:
ボード上にビルを配置します。ビルの配置は自由に決めて構いません。ビルは様々な高さのものがあります。
〇役割の決定:
プレイヤーの中から1人を犯人役に選びます。他のプレイヤーは警察役になります。
〇コマの配布:
犯人役のプレイヤーは車のコマ、ラウンドボード、痕跡コマを受け取ります。ラウンドボードには対応する色の痕跡コマを置きます。
警察役のプレイヤーはヘリコプターのコマを受け取り、ゲームボード上の交差点に配置します。
シティチェイスwiki|ルール・遊び方
ゲームは最大11ラウンドで進行し、各ラウンドは「犯人フェーズ」と「警察フェーズ」の2つのフェーズから構成されます。
■犯人フェーズ
〇目を閉じる:
警察役のプレイヤーは全員目を閉じます。犯人フェーズが終わるまで目を開けてはいけません。
〇車の移動:
犯人役のプレイヤーは前のラウンドで隠した車をビルから取り出します。最初のラウンドではこの行動は行いません。
〇ビルの選択:
犯人は前のラウンドで隠れていたビルの隣接するビルを1つ選びます。ナナメに隣接するビルや、既に痕跡コマが置かれているビルは選択できません。最初のラウンドでは全てのビルから1つ選びます。
〇隠れる:
犯人は選択したビルに車を隠し、対応する痕跡コマをそのビルに置きます。
〇フェーズの終了:
ビルを元の位置に戻し、犯人フェーズを終了します。
■警察フェーズ
〇相談と移動:
警察役のプレイヤーは相談しながらヘリコプターの移動を行います。ヘリコプターはタテヨコのいずれか1マス進めますが、ナナメに進んだり、他のヘリコプターがいるマスには進めません。
〇ビルの捜索:
交差点を囲む4つのビルから1つを選び、ビルを持ち上げます。持ち上げた結果は以下の通りです。
何も見つからない:ビルを元の位置に戻し、次のラウンドに進みます。
痕跡コマが見つかる:犯人が通った場所がわかるようにビルの上に痕跡コマを置きます。
車が見つかる:犯人が逮捕され、警察側の勝利となります。
■ゲームの終了条件
ゲームは以下のいずれかの条件で終了します。
〇犯人の逮捕:
警察が犯人の車を見つけた場合、警察側の勝利です。
〇犯人の逃走:
11ラウンドが終了しても犯人の車が見つからなかった場合、犯人の勝利です。
〇包囲:
犯人フェーズで犯人が移動できる場所がなくなった場合、犯人は自己申告し、警察側の勝利となります。
■その他のポイント
〇痕跡コマ:
犯人は自分がいた場所に痕跡コマを置きます。痕跡コマには歩数の表示はありませんが、1歩目は金色、6歩目はオレンジ色の痕跡コマになります。これにより、警察は犯人の逃走経路を予測できます。
〇プレイヤーの協力:
警察側のプレイヤーは協力して犯人を追跡します。相談しながらヘリコプターを動かし、ビルを捜索することで犯人を追い詰めます。
〇ゲームのビジュアル:
「シティチェイス」のゲーム盤は、夜の都市を再現しており、サーチライトがヘリコプターを支える見た目が非常に魅力的です。これにより、プレイヤーは本当に警察と犯人の追跡劇を楽しむことができます。
シティチェイスwiki|ルール・遊び方まとめ
シティチェイスは、2人から4人までで遊べるボードゲームです。プレイヤーは2つの陣営に分かれて遊び、犯人は警察から逃げ切り、警察は犯人を捕まえることが目的です。街中を舞台にした鬼ごっこ&かくれんぼのような展開で、ハラハラドキドキのゲーム体験ができます。
■シティチェイスの魅力
シンプルなルールで誰でも楽しめる: ルールは簡単で、すぐに理解することができます。
ハラハラドキドキの展開: 犯人プレイヤーは警察から逃げ切ろうと必死に動き回り、警察プレイヤーは犯人の痕跡を頼りに追跡します。
戦略的な駆け引き: 犯人プレイヤーは痕跡を残さないように移動する必要がありますが、警察プレイヤーは犯人の痕跡を読み解いて追跡する必要があります。
スタイリッシュなデザイン: ゲーム盤やコマのデザインがスタイリッシュで、ゲームの世界観に浸ることができます。