クール便の梱包は紙袋でも大丈夫？
専用の箱を使ったほうが良いんでしょうか？
輸送に適した梱包がされていれば紙袋でも問題はないのでしょうか？
クール便の梱包方法｜紙袋でも大丈夫？
結論から言うと、クール便の梱包は紙袋でも大丈夫です。
ただクール便を使って食品を送る場合、荷物の梱包方法には注意が必要です。一般的な荷物の発送とは異なり、食品は水濡れや水漏れのリスクがあるため、きちんとした梱包が必要です。
例えば、クール便の中には冷蔵や冷凍が必要な食品が含まれることがあります。これらの食品を紙袋にそのまま入れると、水濡れや水漏れが起こる可能性があります。また、他の荷物にも影響を与える可能性があるため、適切な梱包がされていない場合、宅配会社が荷物を受け付けてくれないこともあります。
ですから、クール便の荷物を安全に送るためには、以下のポイントを守って梱包することが大切です。
ダンボールや緩衝材を使用する: 紙袋だけでなく、ダンボールや緩衝材を使用して梱包することをおすすめします。これによって食品が保護され、水濡れや衝撃から守られます。
品物の形状に合わせた梱包: 梱包する品物の形状や性質に合わせて梱包方法を選びましょう。輪ゴムでふたを固定したり、汁気の多い品物はビニール袋で包んで個別にまとめたりすることで、品物が安全に運ばれます。
保冷剤の使用: 鮮度を保ちたい場合や、遠くへ送る場合は、保冷剤を使用することがおすすめです。保冷剤を荷物に入れる際には、それが保冷剤であることを箱や紙袋に記載しておくと、配送時に役立ちます。
また、クール便を利用する際には、荷物の予冷も非常に重要です。クール便のための施設では、荷物を冷やす設備がなく、温度を維持することしかできません。そのため、荷物を送る前に冷蔵庫や冷凍庫で十分に冷やしておくことが必要です。特に冷蔵や冷凍が必要な食品は、最低でも6時間以上（冷蔵）または12時間以上（冷凍）の予冷を行いましょう。
クール便の梱包方法｜保冷剤・送り方の注意点は？
クール宅急便での食品の梱包の仕方を詳しく教えますね。
ダンボールの用意: まず、スーパーやお店からダンボールをもらいましょう。このダンボールが荷物を守る大切な箱です。
中に新聞紙やタオルを敷く: ダンボールの中に新聞紙やタオルを敷きます。これは食材が動かないようにするためです。
食材を入れる容器を選ぶ: 食材は１００円ショップで売っているタッパーに入れると良いですよ。ただし、タッパーにはビニールで包むことを忘れずに。
食材を家庭の冷凍庫で凍らせる: 食材は家庭の冷凍庫でしっかり凍らせておきましょう。これが品質を保つために大切です。
袋を使う場合は注意: もし袋を使う場合は、しっかりしたビニール袋を選び、天地無用のシールを貼ってもらいましょう。ただし、発泡スチロールは使わないでください。外気を遮断するためです。
梱包資材を使って隙間を埋める: 紙袋を使うこともできますが、輸送中に紙袋だけでは中身がペチャンコになる可能性が高いです。ダンボールの中で中身が動かないように、新聞紙やプチプチで隙間を埋めましょう。
送り状の注意: 封筒や紙袋を使う場合、結露して袋が破れる可能性があるため、ビニール袋で包むか、封筒や紙袋にも防水の工夫をしてください。送り状も中に貼るか、外に貼るかによって見えやすさが変わります。
営業所へ持参または集荷依頼: 梱包が終わったら、近くの営業所に持っていくか、集荷依頼をしてください。梱包資材を配達してもらった際にも集荷の依頼ができます。持ち込みの場合、持ち込み割引が適用されることもあるので、営業所に聞いてみましょう。
まとめ：クール便の梱包方法｜紙袋でも大丈夫？保冷剤・送り方の注意点は？
クール便の梱包は紙袋でも大丈夫です。しかし、紙袋にそのまま中身を入れてしまうと、水濡れや水漏れの可能性があります。そのため、ダンボールや緩衝材などを使用して梱包することをおすすめします。
具体的には、以下の手順で梱包するとよいでしょう。
- 紙袋に新聞紙やビニール袋などを敷き詰めて、水濡れや水漏れを防ぐ。
- 荷物を紙袋に入れ、ダンボールや緩衝材で固定する。
- 荷物が動かないように、ダンボールや梱包テープでしっかり固定する。
また、クール便で送る荷物は、予冷をしてから発送する必要があります。冷蔵タイプの荷物は最低でも6時間、冷凍タイプであれば最低でも12時間、冷蔵庫や冷凍庫で冷やしてから発送しましょう。
クール宅急便を送るとき梱包については、
- 荷物を冷蔵庫や冷凍庫でしっかり冷やします。冷凍食品は、冷凍庫で最低12時間、冷蔵食品は、冷蔵庫で最低6時間冷やします。
- ダンボールを用意します。スーパーやコンビニでもらえるダンボールや、100円ショップで売っているダンボールでも大丈夫です。
- ダンボールの中に新聞紙やタオルなどを敷き詰めます。荷物が動かないように、隙間を埋めましょう。
- 荷物をダンボールに入れます。
- 荷物が動かないように、新聞紙やタオルなどで固定します。
- ダンボールを梱包テープでしっかりと封じます。
また、以下の点に注意しましょう。
- 発泡スチロールは使用できません。
- ビニール袋の場合は、天地無用のシールを貼り付けます。
- 封筒や紙袋を使用する場合は、ビニール袋で包んでおきます。
- 送り状は、ダンボールの外側に貼り付けます。
梱包が終わったら、ヤマト運輸の営業所へ持っていくか、集荷を依頼しましょう。営業所に持っていくと、持ち込み割引が適用されます。
