第二種電気工事士は難易度が比較的やさしく、初受験でも合格を狙いやすい資格と言われています。
2022年の第二種電気工事士試験は下記のような日程・内容で行われました。
■第二種電気工事士試験の日程・時間
午前の部：10時00分～12時00分（着席時刻9時45分）
午後の部：15時00分～17時00分（着席時刻14時45分）
■第二種電気工事士試験の出題範囲・問題数
解答方法：マークシート式（4択問題）
（1）電気に関する基礎理論
電流、電圧、電流および電気抵抗
導体および絶縁体
交流電気の基礎概念
電気回路の計算
（2）配電理論及び配線設計
配電方式
引込線
配線
（3）電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
電気機器および配線器具の構造および性質
電気工事用の材料および用途
電気工事用の工具の用途
（4）電気工事の施工方法
配線工事の方法
電気機器および配線器具の設置工事の方法
コードおよびキャプタイヤケーブルの取付方法
接地工事の方法
（5）一般用電気工作物の検査方法
点検の方法
導通試験の方法
絶縁抵抗測定の方法
絶縁抵抗測定の方法
試験用器具の性能および使用方法
（6）配線図
配線図の表示事項及び表示方法
（7）一般用電気工作物の保安に関する法令
電気工事士法、同法施工令、同法施工規則
電気設備に関する技術基準を定める省令
電気用品安全法、同法施工令、同法施工規則および電気用品の技術上の基準を定める省令
■主催団体
一般財団法人 電気技術者試験センター
〒104?8584 東京都中央区八丁堀2-9-1 RBM東八重洲ビル8階
TEL 03-3552-7691
https://www.shiken.or.jp/examination/index05.html
第二種電気工事士試験解答速報2021
2022年の第二種電気工事士試験は下記のような手段で解答速報を知ることができます。
twitterのハッシュタグ「#第二種電気工事士試験解答速報」
5ch
「ユーキャン」や「資格の大原」「LEC東京リーガルマインド」では第二種電気工事士試験の解答速報は発表していないようです。
twitterのハッシュタグでは他にも「#第二種電気工事士試験」や「#第二種電気工事士解答速報」で解答が続々と投稿されるし、5ch掲示版にも解答がドンドン投稿されていきます。
最終的に完成度の高い解答速報が出来上がるスピードで言えば、例年だと5ch掲示版が最も速くなります。
また「一般財団法人 電気技術者試験センター」のホームページでも後日、正式な解答が発表されます。
第二種電気工事士試験の合格率,合格基準は？
第二種電気工事士試験の問題数は50問で配点は1問2点（満点100点）
合格ラインは60点なので50問中、30問正解すれば合格。つまり、20問は間違えても合格できます。
次のいずれかに該当する場合は、「筆記試験」が免除されます。
前年度の第ニ種電気工事士筆記試験の合格者
高等学校もしくは旧中等学校令による実業学校、またはこれらと同等以上の学校において、電気工事士法で定める電気工学の課程を修めて卒業した者
第一種、第二種または第三種電気主任技術者免状の取得者
旧電気事業主任技術者資格検定規則による電気事業主任技術者の有資格者
改正前の鉱山保安法第18条の規定による試験のうち、電気保安に関する事項を分掌する係員の試験に合格した者
旧自家用電気工作物施設規則第24条第1項（ヘ）および（ト）の規定により電気技術に関し相当の知識経験を有すると認定された者
実施年 受験者数 合格者数 合格率
2020年 104,883人 65,114人 62.1%
2019年 122,266人 80,625人 65.9%
2018年 123,279人 68,321人 55.4%
2017年 112,379人 66,379人 59.1%
2016年 114,528人 67,150人 58.6%
