数学で不等号を読むときに、「大なり」「小なり」の記号はそれぞれ「<」「>」のどっち?
大なり(>)と、小なり(<)の方向を覚えるコツは?
大なり小なりの不等号はどっち?「<」「>」の左右は?
数学で不等号を読むときに、「大なり」「小なり」の記号は
「>」大なり
「<」小なり
です。
不等号の記号は、開いているほうがプラスです。たとえば3と8があったとします。8は3よりも大きいですよね。なのでこの場合は、3<8となります。もし>を使う場合は8>3と表します。質問をみると夏よりも春のほうが好きなようなので、この場合は春>夏で、正解です。ですが、学校などでは大きい値から、もしくは好きなほうを右に置いたほうがいいと言っています。ですから8と3の場合は8>3で表したほうがいいのです。
ですが、ここら辺は特に決まってないみたいなので、気にしなくてもいいと思います。
まとめ:大なり小なりの不等号はどっち?「<」「>」の左右は?
大なり(>)と、小なり(<)の方向は、
「大」>「小」
「小」<「大」
数学的にはこういう書き方になります。
例えば
「a<b」は「a小なりb」と読みます。
aはbより小さい。(bを含まない)という意味です。
「b>a」は「b大なりa」と読みます。
bはaより大きい。(aは含まない)という意味です。
そして
「c≦d」は「c小なりイコールd」と読みます。
cはd以下(dも含める)という意味です。
「d≧c」は「d大なりイコールc」と読みます。
dはc以上(cも含める)という意味です。
ただ、メールとチャットでは意味合いがちょっと異なります。
メールでは引用符といい、受信メールに返信をする場合、
Subjectの最初にRe とがついて、
更に、>がメール全文が取り込まれます。
起源は、コンピュータOS(UNIX)のコマンドラインで出力先を「リダイレクト」するための記号「>」です。
入力をリダイレクトするための記号は「<」になります。
Microsoft が、Outlook, Outlook Express のメールソフトで、返信時に相手が書いた文章と自分が今回書いた文章とを区別するために、自動的に>が挿入されるように使い始めたのが始まりです。一文字分、書き始めを”下げた”という印です。空白ではよく分からないので。先のメールを消さないで何回も返信を往復していると、毎回古い文章には>の数が増えていきます。
メールのマナーとして前のメール全文を返信で取り込み意見の相違が無いように、送受信者、関係者で意識しあいます。
複数の関係者間でメールを取り交わす場合、
>***さん
先日の会議の件ですが・・・
と、メール内容に関する内容で呼びかけすることもあります。