ダンダダンの登場人物(キャラクター)のうち主に人間側をまとめています。
綾瀬桃
俳優の高倉健を理想の男性とするため、初めての彼氏とも意見の食い違いから蹴り合いになるケンカ別れ。
セルポ星人に捕まった際には貞操を守り続けていることも明かしています。
実家は祖母との2人暮らしのようで、祖母は霊媒師。
本当は霊媒師をする祖母のことを尊敬していたものの、小学生の頃に魔よけのおまじないとされる「頭の上で人差し指を一本立てるポーズ」を強要され、そのことを好きな男子に馬鹿にされたことから、祖母に対して思ってもいないことを口にしてしまい、以来は関係あまり良くない様子。
セルポ星人による強制妊娠の危険と、ターボババアに憑依されてしまった高倉健による襲撃から秘めていた能力が開花。
高倉健に憑依したターボババアを適度に封じ込めることができるようになる。
ちなみに、オカルンこと高倉健が本名を明かした時に、胸がときめいています。
オカルンの中にあるターボババアの妖力を抑えるために、基本的には2人で行動を共にするようになり、アクロバティックサラサラなどともオカルンの金玉を取り戻すために対決し無事に除霊に成功しています。
綾瀬桃の能力について
綾瀬桃はセルポ星人との対決を通じて自分の中に秘められていた力に目覚めますが、その能力は「あらゆるものを掴む」というもの。
電車やタライなどを物理的に何かを掴むことができるほか、ターボババアとの対決時には銭湯の水道管を握りつぶして熱湯を浴びせています。
他にも霊体(オーラ)を掴むことができ、オーラを通じて思念を読み取ることもできます。
高倉健(オカルン)
通称:オカルン(セルポ星人から逃れた後に綾瀬桃が命名)
綾瀬桃と同じ学校に通う高校生で、休み時間は誰とも話さず一人でオカルト本を読みふけるようなオタク。
高倉健がオカルトに興味を持つようになったのは、宇宙人となら相手にしてくると思ったことから。
綾瀬桃とは、幽霊・宇宙人を信じる・信じないの口論となった末に、廃病院で実際にUFOを呼び寄せて宇宙人が実在することを綾瀬桃に身をもって体験してもらうつもりが、ターボババアの襲撃に遭います。
性器を奪われた挙句、体に憑依されてしまい、自我を失いかけるも人間離れした身体能力を手に入れます。
セルポ星人によって強制妊娠の危機に瀕していた綾瀬桃と共にピンチを脱すると、能力に目覚めた綾瀬桃の手によってターボババアの呪いを適度に封じ込めてもらえるようになり自我を保てるようになります。
フラッドウッズモンスターズとの戦いでは、ターボババアの力をうまく引き出して、かろうじて撃退に成功しています。
なお変身したときはいつもけだるそうにしていて「萎えるぜ」が口癖に。
ターボババアとのかけっこ勝負に勝ったことで、オカルンの体内にはターボババアの妖力を宿したまま、ターボババアの意識だけはまねき猫の方に移すと、以降はターボババアと行動を共にするようになります。
桃のコントロールによって断片的にターボババアの妖力を引き出し、驚異的な身体能力を発揮できるようになると、アクロバティックサラサラにはロケット頭突きで致命傷を負わせ活動不能に陥らせています。
ただ変身できる(本気を出せる)回数は1日3回までが限界。1回あたりの時間もそれほど短くはありません。
星子(ドドリア三太)
綾瀬桃の祖母。
真偽はまだ不明ですが「ドドリア三太」という名前で霊媒師をしています。
見た目は綾瀬桃の祖母とは思えないくらい若々しく、母親どころか姉妹でも通用しそうな美貌の持ち主。
口には常に禁煙パイポのようなものを口にしていて、口も手も悪いが霊媒師としての腕は相当レベルが高い様子。
ターボババアとの一戦では、電車に乗せられて神越市に足を踏み入れてしまったターボババアを巨大な蟹と化した地縛霊ともども一瞬で除霊し、囚われていた数多くの少女の霊体を成仏させています。
その後、オカルンからタマがなくなっていることにいち早く気が付いたのもドドリア三太でした。
愛羅
オカルン、綾瀬桃と同じ学校に通う生徒。
ターボババアが落としたオカルンのタマを拾ったことをきっかけに能力に目覚める。
アクロバティックサラサラとの対決を通じて、実の母親に先立たれた生い立ちが判明したことから、綾瀬桃も当初は憎しみの目で見ていたものの、仲良くしようという考えを持つようになります。
ただ愛羅自身は、幼い頃に母親を亡くしていたことが不幸中の幸いだったようで、悪い思い出はほとんど覚えていない様子。
タマの力で綾瀬桃の能力を目にしたことから悪魔の使いと決めつけ、綾瀬桃を退治しようとたくらんでいたところで遭遇したのがアクロバティックサラサラでした。
オカルンと綾瀬桃がアクロバティックサラサラ(アクサラ)を活動停止まで追い込んだ時、愛羅は死んだ状態となっていましたが、アクロバティックサラサラ(実は愛羅の母親)からの申し出で自身のオーラを愛羅に分け与えることで蘇生しています。
アクロバティックサラサラ(アクサラ)との対決後、愛羅のことを必死に守ろうとしたオカルンに対して恋心を抱くようになりツンデレな接し方をするようになります。
セルポ星人に再びオカルンが襲撃された際にはアクロバティックサラサラ(アクサラ)の能力を発現させています。
その喋り方はアクロバティックさらさらを受け継ぎ、
「なんておハレンチなお姿でしょう!」
「愛羅にそんなお姿をお見せつけになるなんて」
「もうお婚約がお前提になってるんですね」
といった感じで要所要所で丁寧語の「お」をいれる口調になっています。