漫画「ダンダダン」のに登場する宇宙人・幽霊(妖怪)とと元ネタを一覧でまとめています。
ダンダダンの妖怪・宇宙人と元ネタ一覧まとめ
ダンダダンは霊媒師の孫で霊感の強い少女・綾瀬桃と、オカルトマニアの少年・オカルンが主人公のバディもの。
人智を超えた宇宙人と幽霊による怪奇に立ち向かう姿を描いたオカルトアクションバトル&青春ストーリー。
オカルンの考察では、なぜ宇宙人が妖怪ではなく地球人(特に妖怪の能力を手に入れるなどした特殊能力者)ばかりを襲撃するのかというと、逆に妖怪によって宇宙人が守られてきたのでは?という仮説。
人間に憑依したことによって、本来の能力を十分に発揮できなくなった妖怪の力を奪うことが宇宙人の目的ではないかと推測しています。
セルポ星人
セルポ星人は、ロズウェル事件の裏にあった極秘計画「プロジェクト セルポ」が元ネタになっていると思われます。
アメリカのロズウェル事件で墜落したUFOにはセルポ惑星からの宇宙人が乗っていたとされます。
<プロジェクト・セルポ=異星への交換留学>
・1960年代に、アメリカ政府が極秘に実施したという超トンデモ計画の詳細が、ウェブサイト上で公開されている。
その名は「プロジェクト・セルポ」
地球から約38光年の彼方に位置するレティクル座ゼータ連星系の惑星セルポへ、アメリカの軍人12名が留学のために送り込まれた、という仰天情報である。
・話の発端は、2005年11月。アメリカ国防情報局(DIA)の元職員だという匿名の人物から、UFO研究家たちへ送り付けられたEメールからである。
1947年7月に、米ニューメキシコ州コロナのコロナ南西とディティル南方のペロナピークの2カ所でUFO墜落事件が起こったという。
墜落した機体は2機であった。1機目は、発見が早かったので生存者が1名捕獲され、ほかの乗員5名の死体と残骸とともに、ロズウェル基地から出動した回収部隊が回収した。
・生き残った宇宙人は、「イーブ=(EBE=Extraterrestrial Biological Entity=地球外生物」と呼ばれ、やがて英語もマスターし、地球人と会話ができるようになり、1952年に死亡するまで、秘密施設内で暮らしていたという。
イーブは、墜落機の残骸から回収された通信装置を介して故郷の“文明惑星=セルポ”との交信に成功。“異星人・地球人交換プロジェクト”が実現したというのだ。
・1965年7月、セルポの宇宙船がネヴァダ実験場に到着。地球に残るセルポ人留学生と入れ替わりに、10人の男性と2名の女性からなる地球人の特別チームが惑星セルポに送られた。
セルポまでは地球時間で約270日。気になるのはトイレだが、小型の金属容器ですませたという。
・地球人が初めて足を踏み入れたセルポは、太陽が2つあり、そのひとつは地球を照らす太陽よりはるかに大きく、この2つは同時に沈まないため、夜がまったくなかった。大気は地球とほぼ同じ組成で、気圧も大差なかったが、放射線レベルが地球より高く、肌を露出できなかった。セルポの気温はセ氏35度から46度、メンバーたちが、この大気になれるまで数カ月を要した。
かつて惑星セルポは、惑星間戦争に巻き込まれて何十万人も失っており、現在は約65万人しかいない。
・1994年、交換留学で地球に滞在した4人のうち残った最後のセルポ人が帰還。時のクリントン大統領は、交換留学計画の継続を希望した。だが、「極秘計画は結果的には失敗だった」と周囲の反対にあい、プロジェクトは打ち切られたという。
ダンダダンでは1話から登場した主要な宇宙人で、自分たちは生殖器を持たないことから綾瀬桃の生殖器を奪って子孫を残そうと計画。
しかし幽霊探しに出かけていたオカルンがターボババアに憑依され、綾瀬桃のスマホ越しに姿を現しセルポ星人を撃退。
綾瀬桃も自らが秘めていた念力に目覚めるきっかけとなりました。
その後、セルポ星人は20話にも登場し、今度はオカルンの生殖器(バナナ)を奪おうと画策するものの、アクサラが憑依した愛羅によって阻止されます。
その際には「セルポ式測量法」という重力を操るような念力を使っています。
フラッドウッズモンスターズ
フラッドウッズモンスターズとは、1952年、アメリカのウェストバージニア州ブラクストン郡にある片田舎・フラットウッズに出現したとされる未確認の怪物らしきもの。
日本では「3メートルの宇宙人」という異名でも知られている。ちなみに、米国では「10フィートモンスター」と呼ばれている。
身長は3メートル超でロボットのような四角いボディーを持ち、体は緑色っぽく、真っ赤な顔に、スペード型か修道女の制服のような形の被り物を被っていた。巨大な目は青みを帯びながらオレンジ色に輝き、「シューッ」という奇妙な音を立てて、鋭いカギ爪のある指をしていた。また、腰から下は襞のある緑の衣服を着ていたとされる。
この怪物の出現事件により、ウエストバージニア州ブラクストン郡フラットウッズという人口数百人の田舎町は、全米から注目され数千人の見物客が押し寄せるパニックとなった。
事件の発端は1952年9月12日午後に遡る。燃えさかる飛行物体が空を横切り、エルク川沿いのガサウェイの町付近に落下した。午後7時15分ごろ、学校の校庭で遊んでいたエディ・メイ(13)とフレッド・メイ(12)の兄弟は、フィッシャー氏の所有地の丘の上にこの物体が着陸する様子を目撃、自分の母親に報告した。
メイ兄弟と母親は近所の子供たち、ネイル・ナンレイ(14)、ロニー・シェイバー(10)、トミー・ハイヤー(10)、ウェストバージニア州兵のユージーン・レモン(17)の4人に声を掛け、計7人で、レモンの犬一匹を連れて現場のフィッシャー氏の農場に向かった。
近づくと、丘の頂上右手15メートルほどの場所に、直径約5メートル、高さ約1・8メートルの火の玉のような巨大な物体が燃えていた。付近には刺激臭のある霧が立ちこめていた。そんな中、闇の中に動めく物体に気が付いたので、ライトを向けてみた。そこに姿を現したのがこのフラットウッズ・モンスターだったのである。
https://www.tokyo-sports.co.jp/column/yamaguchi/240/
ダンダダンの幽霊・妖怪と元ネタ一覧まとめ
ターボババア
ターボババア(ターボばあちゃん)は、全国的に目撃されている都市伝説の妖怪
トンネル内を車で走っていると、突如窓を誰かに叩かれる。見ると自分の車と並走する老婆がこちらを見ている、というもの。場所は六甲山とされる場合が多い。まれに、真夜中の町内に現れ、追いかけては来るが、突き抜けてテレポーテーションする。
老婆の速度は、最速で時速140キロメートル以上とされる[1]。車と併走してドライバーを驚かせる以外は危害を加えるなどは無く無害だとされる[2][3]。
老婆に追い越されると死ぬという説もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/
ダンダダンでは、綾瀬桃とオカルンこと高倉健がお互いに幽霊・宇宙人の存在を認めさせようとして、高倉健が足を踏み入れることになったトンネルで遭遇。
オカルンと桃から挑まれたかけっこ勝負に負けたことを受けて、妖力は奪われたまま霊体だけはまねき猫の置物に憑依させられると、以降は2人にそれとなく力を課す存在となっていきます。
セルポ星人との対決時、オカルンはターボババアに取りつかれると、綾瀬桃のスマホの画面越しに、セルポ星人らによって綾瀬桃が囚われている現場に出現。
セルポ星人を次々となぎ倒すと、綾瀬桃の開花した超能力(念動力)によってターボババアに取りつかれたオカルンの暴走を何とか食い止めます。
その後、オカルンの急所がターボババァの呪いによって奪われていることも判明し、綾瀬桃と2人でターボババァに勝負を挑みに行きます。
ターボババァとの勝負では途中、地縛霊によって生み出された巨大蟹の乱入もあり何度も窮地に陥るものの、うまく電車に飛び乗ることで地縛霊付きターボババァを電車ごと桃のおばあちゃんの結界が機能する街の外まで誘導され除霊される。
※蟹の由来は三途の川を渡す役割を担っているという説から。
ただ除霊された後も、ターボババァの魂はまねき猫の中に封じ込められ、以降は桃・オカルンと行動を共にするようになる。
妖怪として非常に長いキャリア(?)と妖力を持つことを自負していて、アクロバティックサラサラのことを三下と呼ぶなど、自身の知識を小出しにしてくる
アクロバティックさらさら(アクサラ)
第11話あたりから「学校で妙な霊気を感じる」といった形で間接的に登場。本格的に姿を見せたのは第13話から。
ふざけているような名前だが「出会ったらヤバい」とされている。
掲示板の書き込みが中心で噂が広まった。
赤い服と長くサラサラの髪をした長身の女性の姿をしており、屋根やビルの上と言った高い所での目撃例が多い。
その眼窩には目が無く非常に活発的な動きで現れると言う。「アクロバティック」という呼び名はこの動きから。
八尺様に匹敵する身長という説があり、目撃地も近いことから類似した存在とも言われている。その他、漫画『地獄先生ぬ~べ~』に「しょうけら」という妖怪が登場しており、「屋根の上で奇怪な動きをみせる」「見た者に害を加える」などの点が共通している。
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%83%A9
ダンダダンでは愛羅の母親だと名乗り、愛羅を食べようと暴れまわる。
最後はターボババアが憑依したオカルンによるロケット頭突きで力尽き活動停止
愛羅も自身の攻撃で死んだ状態となってしまったことから、綾瀬桃に頼み自分のオーラを愛羅に移して蘇生することに成功。
ターボババアから「この世に未練を残したままオーラが尽きると成仏できずに無になる」と言われたものの、幼い頃の記憶を取り戻した愛羅によって「お母さんありがとう」と言われたことで救われ、無事に成仏することができます。
ダンダダン20話では、オーラを宿した愛羅がアクサラの能力を発現させ、セルポ星人から生殖器(バナナ)を奪われようとしていたオカルンを救出しています。
名称不詳
ダンダダン第20話でセルポ星人の仲間(手先?)として登場。
ボクサーのような能力を持ち「チキチータ、ユメナイカ」「チキチータ、シャイマイチョッチキフォーユー」などと言いながら強烈なパンチを繰り出してきます。