談合坂という地名の由来は?
中央道の山梨にある談合坂の地名の由来・何故その名前がついたのでしょうか?
談合坂の由来|団子坂?北条氏と武田氏の和議調停?
談合坂というの地名の由来には近郊の村の話し合いの場所だったとか、戦国時代に北条氏と武田氏が交渉したとか、山梨県上野原市にある談合坂は、1836(天保7)年に起きた「郡内騒動」と呼ばれる百姓一揆の首謀者達が談合をしたことに由来するなど諸説あるようです。
[1] 近郊の村の寄り合い場所として、この近辺で話し合いが行われた。
[2] 戦国時代に北条氏と武田氏が和議調停などの交渉ごとをした。
[3] 武田信玄の娘が北条氏に嫁ぐ際に婚儀の約束事について話し合った。
[4] この付近にも桃太郎伝説があり、さる、犬、キジが桃太郎の家来になる約束をしてダンゴをもらった。
もともと談合という言葉自体に悪い意味はなくて「話し合い」「協議」ぐらいの意味だったのが、公共工事の発注などの場面でカルテルとか価格操作なんてストレートに言えないので隠語的に「談合」と呼び、そのせいでネガティブなイメージの言葉になってしまったのでしょう。
まとめ:談合坂の由来|団子坂?北条氏と武田氏の和議調停?
談合坂SAは中央自動車道、上り線 東京方面への最後のサービスエリア
談合坂の地名由来について
近隣部落の寄り合い場所として、この付近で話し合いが行われた。
戦国時代に北条と武田が和議調停などの交渉ごとをした。
武田信玄の娘が北条氏に嫁ぐ際、婚儀の約束事について話し合った。
この付近には犬目(イヌ)、鳥沢(キジ)、猿橋(サル)、百蔵山(モモタロウ)という地名が揃っており桃太郎の家来になる約束として談合坂(ダンゴ)をもらった。
等の説があります。
この土地は甲斐と武蔵の間にあり、戦国時代は武田氏と北条氏の間で係争地となっていました。土地の豪族などが、合戦の際どちらにつくかや、大名への上納をどうするかなど、いろいろな相「談」をし「合」っていたそうです。
もともとは談合って悪い意味ではなく単に「話し合い」です。
談合(ダンゴウ)とは – コトバンク
大辞林 第三版の解説
だんごう【談合】
( 名 ) スル
〔古くは「だんこう」〕
①話し合うこと。話し合い。相談。 「集まって-する」
②競争入札の際に,複数の入札参加者が前もって相談し,入札価格や落札者などを協定しておくこと。