ダレン・シャン著の「デモナータ」のあらすじは?
3人の主人公によって全10幕で語られ「デモナータ」はどんな結末を向かえるんでしょうか?
デモナータ あらすじネタバレ
ダレン・シャン著の「デモナータ」は、カーガッシュという史上最強の武器が3つの破片にわかれそれが3人の主人公となるストーリー。
■グラブス・グレイディ
カーガッシュの引き金であり真の魔術師
グレイディ家の血の呪い、人狼病が発病し狼人全にでも真の魔術師なので強大な力があり、理性はしっかりし、ほかのグレイディ家の発病してしまった人たち、つまり狼人間のリーダー。
■カーネル・不レック
カーガッシュの目
生まれながらに光がみえそれによりいろいろなところへ通じるまどを簡単に開けることができます
精霊により宇宙の始まり、精霊と悪魔と人間の関わりなどを知り、最終的に絶望的な状況となった地球から手をひこうとします
■ベック・マッコン(マグリゴール)
カーガッシュの記憶
5世紀のアイルランドまどではなく、強力な魔将も人間界にとおれるトンネルをふさぐ旅に出て成功したが死亡。
でもグラブス達の時代、現代までその場所でトンネルを閉じられた場所に魂がとどまり守り続けたロードロスという魔将と取引をし、裏切ったように見えた
この3人が時をこえてつながります
初っ端でグラブスは親の代わりであるダービッシュ(グラブスやビリーの叔父)との別れを迎えます。
その後は、自分がカーネル・フレックに対して行った残忍な行動を恥じて、自分を責めつつ、1人逃げようとするカーネルを何とか食い止めようとがんばります。
グラブスはその頃からベックがロード・ロスの仲間になる悪夢を見始めます。
残った人間のグラブス、カーネル、キリリー、プレイ、シャーク、ティマスは、魔道石を破壊して毎晩のように人間界に侵入してくる悪魔たちを倒していく途方もない作業に明け暮れていました。そのうちグラブスは絶望の淵に立たされることになります。
カーネルの目を再び作ろうとデモナータに一行が向かった先でベックが出現し、仲間とは思えない行動をとります。
激しい戦いの決着はつかず、何とかデモナータを脱出する一行。ベックの裏切りを確信します。
ロードロスの城に潜入したグラブスはスローターで仲間の命を救ったボウ・クーニアートを救出。
流れに乗ってロードロスを倒そうとするが、<死>に魂を売ったベックのせいでまたも逃げることに。
最後の頼みの綱、精霊のラズのもとへ、カーネルとグラブスは向かい「人類を救ってほしい」と言いますが、あっさりと断られ、そこでもベックと戦闘に。ラズが殺されてしまいました。
一行は魔道石破壊の旅を続行します。すると、4幕でベックがドラストをいけにえにした洞窟で大規模なトンネルを発見。
駆けつけるとそこには超大量の悪魔たちがいました。ロードロス以上の力を誇る魔将たちが次々と現れます。
もうおしまいかと思われたその時、ベックがグラブスとカーネルにカーガッシュの力をトンネルにぶつけよう、と提案します。
そして、トンネルを破壊したと共に、宇宙は終わりを告げました。
3人は、カーガッシュが乗り移った体ではなく、自分自身がカーガッシュと化していました。
カーガッシュには世界を破滅させる力もあれば、世界を作り直す力もあったのです。
ベックは、ロードロスの命を助ける代わりに、悪魔の悪行を終わらせる、という取引をロードロスと行っていました。
ロードロスは、悪魔でありながら、チェスという素晴らしいゲームを考えてくれた人間を愛してもいたのです。
こうして3人は、この宇宙の神となり、新しい宇宙を元の世界に沿って作り直す
「デモナータ」は王道ハッピーエンドではありませんが、グラブスからの世界が滅びる歴史を繰り返さない為に少しずつ出来事を改変しなきゃならない…その過程でちょっとだけ自分の都合のいいように変えたって良いよな?(死んでいった仲間たちの運命を変える)という提案や、それについては話し合わないとね!という前向きな言葉を見ると、結末はある程度のハッピーエンドなのかもしれません。
ちなみに、狼人間を元に戻す為、二人一組になってロード・ロスと戦う際、そしてチェスで勝った方がデモナータに行きますが、デモナータに行った後、さらにロードロスともう1回チェスの勝負をします。
ただし、1人だけ行くという条件です。なので人間界に残された方の人は、もう一方の人の精神がデモナータにいってるあいだにその人の体のお世話をしていました。