デジタルスクリプション管理センターを名乗るアカウントからメールが届くことがあります。
デジタルスクリプション管理センターとは詐欺メール?
調べてみたところ「デジタルスクリプション管理センター」という組織は少なくとも日本には存在していないようです。
ちなみに、202012月ころからは「デジタルペイメント情報サイト管理課」を名乗り次のようなメールが送られてくる事例も報告されています。
登録情報の利用および請求について
通知先
【●●●●.ne.jp】
契約指定アドレス
・概要
上記登録情報において会員登録されましたコンテンツにおいて「提携サイト」への同時登録および二次登録が許可された状態となっている為、貴殿の登録情報において入会金、月額会員費用等の課金が発生しております。
こちらに関しては、本人の意思で利用していなくとも一定期間経過後に提携サイトへの自動入会となる旨の規約が適用され、自身の操作にて登録の停止を行っていない事から数ヶ月間有料会員として登録状態が続いております。
既定の連絡手段にて連絡が取れなかった方への救済措置として本通知を通しての代理登録解除を行い、本来の状態に戻す措置を実行してまいりますので利用意思がない場合は「代理解除」とご連絡をお願い致します。
〔留意事項〕
代理解除のご連絡がない場合は、利用の意思があるものとみなされ、たとえば身に覚えのないサイトからのメール配信等についても会員費用の記載が規約にあった場合には課金請求対象となり、登録状態にあった全期間の代金について民事手続き執行対象の債権として扱われますので速やかにご連絡下さい。
(c)デジタルペイメント
情報サイト管理課
こちらの「デジタルペイメント情報サイト管理課」に関しては既に東京都が公開している架空請求事業者一覧に名前が記載されています。
デジタルスクリプション管理センターに関しても、組織情報が何も確認できないため、自分の住んでいる自治体の架空請求に関する相談窓口にまずは問い合わせてみるのが良さそうです。
■東京都消費生活総合センター
架空請求110番 電話:03-3235-2400 受付時間 月~土 午前9時~午後5時