ディズニー株主用パスポートは、オリエンタルランドの株主優待制度でもらえるチケットで「東京ディズニーランド」または「東京ディズニーシー」どちらかのパークで利用可能な1デーパスポートに交換ができます。
2021年10月時点では入園制限による抽選制でのチケット交換となっていますが、ディズニー株主用パスポートは本人以外でも利用することができるんでしょうか?
株主用パスポート本人以外は不正譲渡で使えない?
街の金券ショップやネットのフリマ、オークションサイトではディズニー株主用パスポート(オリエンタルランドの株主優待券)が販売されていることがあります。
ただディズニーではチケットの不正譲渡・転売は原則禁止。
ディズニー株主用パスポートも先ほどの手段で入手をした場合には不正譲渡・転売とされ、最悪の場合には入園できない危険もあります。
では身内や友達など親しい関係にある人からディズニー株主用パスポートをもらった場合はどうなのかというと、不正譲渡とみなすのはあまりにも厳しいものがあります。
母親が子供2人を連れてディズニーに行く予定だったのが、都合が悪くなってしまい母親の代わりに父親が連れて行く、といったケースは十分に考えられます。
株主用パスポートの本人以外の仕様に関しては「常識的な範囲内で」あれば不正譲渡とはならないと思われます。
念には念を入れるならば、株主用パスポートの本来の持ち主との続柄を証明できるもの(免許証のコピーなど)があれば良いかもしれません。
ディズニーでは2021年11月から紙チケットでの「抽選による入園」の申し込みには
申込者の個人情報
チケット番号
の登録が必要になりました。
そこでおそらく、チケット番号から株主用パスポートであることが判明し誰に発行したモノなのかも名前も分かるようになるかもしれません。
ディズニーに来園した人物が株主用パスポートの株主でない場合は「転売された株主優待券での申し込み」とみなされる可能性があります。
株主用パスポート本人以外の使い方は?抽選結果は?
株主用パスポートを本人以外が使う場合も使い方は変わりません。
3回を上限に抽選に申し込みして入園可能な枠を用意してもらうことになります。
もし1次抽選、2次抽選で連続して漏れてしまった場合には、次の条件を満たしていると3回目の抽選で必ず当選させてくれます。
条件1: 1次抽選(ご来園月の2カ月前)に申し込む
条件2: 平日(※)を1日以上含んだ5日程以上の希望日時に申し込む(5つ以上の希望枠を登録)
■抽選スケジュール
1カ月単位でご入園可能な枠をご用意し、抽選を行います。
抽選機会は2回です。
1次抽選:ご入園月の2カ月前に申し込みを受付し、抽選
2次抽選:ご入園月の1カ月前に申し込みを受付し、抽選
抽選受付期間:毎月1日10:00~7日23:59の期間、「入園抽選受付フォーム」にて受付いたします。
抽選結果発表:毎月15日より、「入園抽選結果検索フォーム」にてご確認いただけます。
株主用パスポートの期限切れは?
通常のディズニーチケット(パスポート)の利用期限は購入日から1年間です。
株主用パスポート(株主優待券)は「非売品」なので購入日がない代わりに利用期限は株主優待券が配布される6月、12月の1年後の同月の月末までとなります。
有効期限は一般のディズニーチケットと同じく1年間となります
ただディズニー株主用パスポートの中には、有効期限を「2022年1月31日」まで延長してくれるものもあります。
株主用パスポート裏面に印字されている有効期限が
2020年6月30日
2021年1月31日
2021年6月30日
が対象となっています。