ドコモ情報漏洩のハガキは架空請求？
NTTdoｃomoから顧客情報流出のハガキが届くことがありますが本物なんでしょうか？
ドコモ情報漏洩ハガキ｜ぷらら、ぴかりTV
ドコモから個人情報流出の報告とお詫びの通知が自宅に届くことがあります。
ハガキやdocomoのホームページにも書いてありますが、過去に「ひかりTV for ぷらら」などのサービスを利用していた人が対象で、すでに解約したお客様の情報も含んでるらしいのでそれでしょう。
ドコモ情報漏洩の経緯｜ぷらら、ぴかりTV
株式会社NTTドコモ（以下、ドコモと略します）は、自社が「ぷらら」と「ひかりTV」というサービスに関連している業務を別の企業に委託しています。この委託先の企業は、株式会社NTTネクシア（以下、NTTネクシアと略します）です。
2023年3月31日（金）のこと、ドコモは、NTTネクシアの元派遣社員が、自分が使っていたパソコンからお客様の情報が外部に漏れた可能性があることを、ネットワーク監視を通じて知りました。つまり、派遣社員が勤務中に外部のストレージにお客様の情報を持ち出したかもしれないということです。
この情報漏洩の概要は以下の通りです。
不正に持ち出されたお客様情報の件数：約596万件
個人向けインターネット接続サービス「ぷらら」のお客様情報：約165万件
「ひかりTV」のお客様情報：約431万件（既に解約されたお客様情報も含まれています）
不正に持ち出されたお客様情報の内容：
氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、フレッツ回線ID、お客様番号の一部
重要なことは、クレジットカード情報や金融機関口座情報などの決済関連情報や、パスワードなどは漏洩していないことです。
この情報漏洩が発覚した経緯と、ドコモの対応は以下の通りです。
NTTネクシアで派遣社員が使っていたパソコンから、通常業務とは異なる外部への通信が行われたことが2023年3月30日（木）にネットワーク監視で検知されました。ドコモはすぐに対応し、そのパソコンをネットワークから切り離して調査を始めました。調査では、元派遣社員の行動や外部への情報持ち出しの可能性を追跡しました。また、警察にも相談し、捜査に協力しました。ただし、現時点では情報が第三者によって不正に利用されたり、外部ストレージへのアクセスが確認されていないとのことです。
今後の対応として、ドコモはお客様の安心を第一に考え、個別に影響を受けたお客様に連絡をとることを計画しています。また、同様の事態が再発しないよう、個人情報の管理体制を強化し、業務の再点検や是正措置を行うとともに、業務委託先も含めてセキュリティ対策を強化します。
ドコモ情報漏洩の個人情報(氏名・電話番号・フレッツ回線ID・お客様番号)
ドコモの情報漏洩で流出した情報は、氏名、住所、電話番号、メールアドレス、生年月日、フレッツ回線ID、お客さま番号の一部です。
これらの情報は、クレジットカードの不正利用はないでしょうが、なりすましや詐欺などの被害に悪用される可能性があります。
具体的には、以下のような被害が考えられます。
- なりすましによるオンラインショップでの注文
- なりすましによる銀行口座の不正引き出し
- 詐欺メールやフィッシング詐欺による被害
- 迷惑電話や迷惑メールによる被害
なりすましや詐欺などの被害を防ぐためには、以下の点に注意しましょう。
- パスワードを定期的に変更する
- クレジットカードの利用履歴をこまめに確認する
- 不審な電話やメールには注意する
- 個人情報の公開には注意する
また、ドコモから送付される「情報漏洩に関するご案内」をよく読んで、必要な対策を講じましょう。
さらに、以下の点にも注意すると、なりすましや詐欺などの被害を防ぐ効果が高まります。
- 二段階認証を利用する
- セキュリティソフトをインストールする
- 公共のWi-Fiを利用するときは、接続先のセキュリティを確認する
不審なファイルやリンクをクリックしない - 身に覚えのないメールや電話には、返信しない
