ドラえもんを作ったのは誰ですか?
未来ののび太が開発者となってドラえもんを作ったのでしょうか?
ドラえもんは誰が作った?開発者・制作者は?
ドラえもんはトーキョーマツシバロボット工場の全自動工程で生まれた量産型ロボット(ネコ型ロボット/子守りロボット)の一体なので、特に誰が作ったということはありません。
型番は[MS-903型]で生産途中の落雷事故でねじが1本抜けているそうです。
「ドラえもんが生まれ変わる日」(アニメ)では、「MS」という略称がありました。
「ドラえもんは科学者になったのび太が作った」という説は90年代にチェーンメールで流行った(近年は同人漫画化されてまた流行った)嘘話で、公式設定ではありません。
2112年生まれのドラえもんを、20世紀生まれののび太が開発することは出来ないことからもわかると思います。
1人のドラえもんファンが「自作の最終回」と明記した上で作成したオリジナルストーリーが一人歩きしたもので「電池切れ説」とも呼ばれています。
■あらすじ
ある日突然ドラえもんが動かなくなってしまった。未来の世界からドラミを呼んで原因を調べたところ、バッテリー切れが原因だと分かった。のび太はバッテリーを換えてもらおうとするが、このままバッテリーを換えるとドラえもんの記憶が消えてしまうとドラミから聞かされる。旧式のネコ型ロボット(この場合はドラえもん)のバックアップ用記憶メモリーは耳に内蔵されているが、ドラえもんは既に耳を失っていたので、バッテリーを交換してしまえばのび太と過ごした日々を完全に忘却(リセット、すなわち消去)してしまうことになるのだ。バックアップを取ろうにも方法が分からず、開発者を呼ぼうとするも設計開発者の情報は訳あって絶対に開示されない超重要機密事項となっていた。
のび太は迷った末、とりあえずドラえもんを押入れにしまい込み、皆には「ドラえもんは未来へ帰った」と説明したが、ドラえもんのいない生活に耐えられず、猛勉強をしてトップクラスのロボット工学者に成長する。工学者になってからしずかと結婚したのび太は、ある日妻となったしずかの目の前で、努力の末に記憶メモリーを維持したままで修理完了したドラえもんのスイッチを入れる。
ドラえもんがいつものように「のび太君、宿題終わったのかい?」と言い復活する。ドラえもんの製作者が明かされていなかったのは、開発者がのび太自身であったためだった。