『土壇場』の語源は?
江戸時代の処刑場が『土壇場』の由来?
土壇場の語源・由来は処刑場?
「土壇場に立つ」という言葉の意味は絶体絶命って意味ですが、江戸時代の処刑場で、首と胴を切り離す「生胴」という処刑方法を行う時に、土を60mほど盛り上げたところを罪人に横たわらせた。その盛り土が土壇場。そこで、逃げる事も出来ない絶体絶命の状態を言うようになった。
「土壇場」は「土断場」とも書くようですが「首を切るところ」つまり打ち首の場所のこと。
土壇場の語源・由来|言い換え・使い方は?
土壇場は文字通り、土を盛って築いた壇の場所を意味する言葉として、江戸以前までは使われていました。
江戸時代に入り、斬罪の刑を執行するときに罪人を土壇場に横たわらせたことから、「斬首刑の刑場」を意味するようになったのです。
さらに「刑場」の意味が転じ、どうにもならない場面や最後の決断を迫られる場面の意味で、「土壇場」と用いられるようになった、ということです。
ちなみに、「ドタキャン」の語源・由来は土壇場でキャンセルすること→土壇場でキャンセル→土壇キャン→ドタキャン