“ダウンジャケット”や“ダウンコート”は今や冬を暖かく過ごすのに欠かせないアウターとなり、軽くてあったかくてとても便利。
朝起きたときに冷えていたからダウンジャケットを着て家を出たものの、日中に気温が上がってきてダウンジャケットは逆に暑くて着られなくなってしまうことがありますよね。
気温10度~気温12度はダウンジャケット向き
最高気温が10度を下回るようになってくれば本格的にダウンジャケットが活躍してくれます。
暖房の利いた建物内や電車内などでは暑苦しく感じるかもしれませんが、外で過ごす分にはダウジャケットでまず間違いなく寒さを感じることなく過ごすことができます。
ただ、最高気温が10度を上回るかどうかといった日や、雲一つない青空で日の光が暖かく感じるようであればダウンジャケットだと暑くなることも考えられます。
寒い日の必需品としてダウンジャケット以外にもヒートテックがありますが、
天気が1日中晴れで最高気温が10度まで上がるようならば、ヒートテックのシャツを着るのは避けたほうが良いかもしれません。
気温14度~気温15度でダウンジャケットは早い?
最高気温14度~15度くらいだとダウンジャケットはまだ早そうです。
ただし、日中の気温の推移を見たときに最高気温14度~15度くらいに達するのがお昼の時間帯のわずかな時間だけで、
日中のほとんどは気温10度に迫るような状態であれば、ダウンジャケットの出番といって良いでしょう。
日中に最高気温が10度を超えて15度に迫るような日でも曇りがちで雨もときおり降るような天気であれば、
もちろん、ダウンジャケットが重宝しますが、逆に電車の中などは弱めの暖房でも厚く感じることがあるので、
インナーを少し薄手にするといった工夫をするのが良いです。
日中の最低気温にもよりますが、最低気温が10度以上で天気も晴れている場合には、
ダウンジャケットだと暑くて着ていられなくなる可能性もあるので、ダウンベストにしたほうが使い勝手が良いです。
気温10度以下は入念な防寒対策を!
日中の最高気温が10度を下回るようになってくると、手袋もせずに外で過ごしていたら1時間もしないうちに指先がかじかんでしまいます。
普段から寒さになれている雪国の人でもなければ、最高気温10度以下というのは真冬の極寒の寒となるので、入念な防寒対策が必須です。
ましてや、日中の天気が曇りもしくは雨の予報だと、体感温度はさらに低くなります。
防寒対策の基本中の基本は、末端を保護することと、隙間という隙間をなくすことです。
手や足の指先や耳が冷えないようにする
首元や袖口などから隙間風が入るのを防ぐ
というのが重要です。
寒さというのは、体の末端から徐々に体の内部に進行していくものなので、
手袋をするのはもちろんのこと、靴下も最近はヒートテック靴下が出てきているのでお勧めです。
ただヒートテック素材は汗を吸収することで熱を発するという性質から、乾燥肌の人がヒートテックを使うと肌荒れする原因になるので、
ヒートテック素材を着る際には、直接肌に触れないように気を付けましょう。
耳もできればイヤーカフ(耳かき)をして冷たい空気に直接触れるのを避けるようにすると寒さをしのぎやすくなります。
首元や袖口などから隙間風が入るのを防ぐには、ハイネックのシャツを着てマフラーをすれば完璧で、袖口に関しては手袋をすればとりあえずOKです。
冷え性の人は膝や肘にも防寒対策を
もともと体が冷えやすい人は、膝や肘も冷えないように注意をしましょう。
意外と冷えやすい場所として他にも手首がありますが、普段から冷え性が気になる人は、冷えやすい部分にもう一つ防寒グッズをプラスすることをおすすめします。
膝やひじ、手首にはそれぞれ防寒用のサポーターも販売されていますから、1つ用意しておくと来年以降も暖かく過ごしやすくなります。
ダウンジャケットは最高気温・最低気温に注意!
ダウンジャケットはとても暖かい最強の防寒グッズですが、逆に言うとダウンジャケットだと暑くなってしまうこともしばしば。
外気温は寒い日でもダウンジャケットの中では汗ばんでしまうこともありますよね。
電車で暑いダウンジャケット対策
■気太りしないダウンジャケット
ダウンジャケットとインナーのコントラストに気を付けて、できるだけモノトーンに近い色遣いにすることが気太りしないダウンジャケットの着こなしのポイント。
ダウンジャケットの色がブラックなどダーク調であれば、インナーはホワイトや明るいグレーをえらびます。