ドラクエウォーク(ドラゴンクエストウォーク)は2019年9月12日に正式リリースされるや否や1週間で500万ダウンロードを達成。
ポケモンGOの累計10億ダウンロードにはまだ遠く及ばないものの、
10月には800万ダウンロードを突破し1000万ダウンロード目前といった感じ。
ドラクエウォークをやっていると思われる人影を町のあちこちで見かけますが、
それと共に迷惑行為も見られるようになって社会問題化するかもしれません。
ドラクエウォーク迷惑行為の迷惑行為とは?
ドラクエウォークに限った話ではなくポケモンGOにも当てはまることだと思いますが、
ツイッターなどではドラクエウォークにまつわる様々な迷惑行為が報告されていました。
ざっくりとドラクエウォーク迷惑行為の種類を分類してみると、次の4つのパターンのどれかに当てはまるようです。
- 道路の不法占拠
- 前方不注意による交通事故
- 有料エリアへの無断侵入
- 私有地への無断侵入
道路の不法占拠
ドラクエウォークではお土産がもらえるランドマークやイベント限定の特定のスポットが用意されていて、
その周辺では多くの人がスマホ片手にたむろしている様子をたびたび見かけます。
数が少なければ大した問題ではないものの、ランドマークやスポットが繁華街にあった場合、
時には道路を占拠して通行の妨げになるほどの混雑ぶりになることがあります。
ドラクエウォークのプレーヤー一人一人は、通行の邪魔をしているつもりはなくても、
人の数が多くなればなるほど、結果として道路の不法占拠の片棒を担ぐことになってしまいます。
前方不注意による交通事故
ドラクエウォークをプレイしている最中は基本的にスマホからは目を離せなくなるので、
歩きスマホ状態(英語ではスウォンビー)となってしまいます。
自分では周りを見えているつもりでも実は視野が大幅に塞がれているため、
身の回りに危険が迫っていても気が付くのが遅れてしまうことがしばしば。
歩きスマホをしていたせいで交通事故になる事例はポケモンGOあたりから急増しているらしく、
ドラクエウォークでその勢いに拍車がかかってしまうかもしれません。
可愛そうなのはドラクエウォークをプレイして歩きスマホにしている人に対して、
加害者として交通事故に巻き込まれてしまった人の方じゃないかと思います。
有料エリアへの無断侵入
ドラクエウォークでお土産がもらえるランドマークには東京だと、
- 東京タワー:メイドスライム
- 渋谷109:忠犬の像
- 浅草寺雷門:雷のちょうちん
- 高尾山の山頂:もんじゃ焼き
といった感じになっていて、東京タワーの展望台に行くにはお金がかかるものの、
わざわざ展望台に行く必要はないので無料です。
ただ、場合によっては入場料を払わなければいけない場所がランドマークとなることがあり、
新潟県上越市にある上杉謙信にゆかりのあるお寺「林泉寺 山門」がランドマークの1つとして設定されているものの、
境内拝観料を支払和なければいけない有料エリア(大人1名500円)。
にも関わらず、お土産が欲しいがために無断で侵入する人が報告されています。
私有地への無断侵入
ドラクエウォークには「試練の扉」というイベント・スポットがあります。
試練のカギを手に入れて「試練の扉」に行き、
「初級」「中級」「上級」の難易度別にバトルに勝利をすると、
様々な報酬を受け取ることができるようになっています。
ドラクエウォークでは「試練の扉」をクリアすることが楽しみの一つになっているものの、
場合によっては許可なければ侵入できない私有地が「試練の扉」のスポットとなることがあります。
私有地にも「試練の扉」のイベントをクリアするために無断で侵入する人が報告されていて、
運営元のスクエニに削除依頼をしても、まともに相手にしてくれないという事態となっているようです。
ツイッターの投稿によれば問答無用で警察に通報してもOKということなので、
ドラクエウォークの迷惑行為が見られたら、有無を言わずに110番するのが良さそうです。
ちなみに、アメリカのポケモンGOでポケストップが私有地にされ、
迷惑行為を受けたとして集団訴訟がおき4億円超えの賠償金命令が下されているそうです。