ダンクできる身長は何cm?ダンクシュートに必要最低限の身長は何cmなのでしょうか?
ダンクシュートに必要な「身長・ジャンプ力」は?身長170cmでダンクするには何cm飛べば良いんでしょうか?
ダンクシュート|身長は何cm?ジャンプ力は?
ダンクシュートは、バスケットボールの華麗なプレーの一つです。しかし、実際にダンクシュートを決めるには、どれくらいの身長が必要なのでしょうか?
理論上必要な身長
バスケットボールのリングの高さは305cmです。身長170cmの人が腕を真上に伸ばすと、指先は220cmくらいになります。ダンクするには指先がリングよりも15cmくらい上に行く必要があるため、垂直跳びで100cm跳ぶ必要があります。
しかし、助走をつければ、垂直跳び80cmくらいでもダンクシュートは可能です。垂直跳びの世界記録は122cmなので、飛んでいない状態で指先がリングに届くためには183cm必要になります。
つまり、身長140cmの人が垂直跳びで120cm以上跳べれば、理論上はダンクシュートが可能になります。
NBA史上最も小柄なダンク王者スパッド・ウェッブは、身長170cm、垂直跳び140cmと言われていました。
現実的な身長
体の構造上、身長140cmの人が垂直跳びで120cm以上跳ぶのは難しいと考えられます。そのため、現実的には身長150cm台がダンクシュートの限界と言えるでしょう。
ダンクシュート|ジャンプ力を上げる方法は?
バスケットボールで高くジャンプするには、様々なコツがあります。
筋肉を鍛える
ジャンプ力を高めるためには、下半身の筋力強化が重要です。特に、お尻の筋肉(大臀筋)、太ももの筋肉(大腿四頭筋)、もも裏の筋肉(ハムストリングス)を鍛えることが効果的です。
これらの筋肉は、ジャンプ時に地面を強く蹴るために必要な力、つまり瞬発力を発揮する役割を担っています。
■筋力強化トレーニング例
スクワット
ランジ
ジャンプスクワット
バーベルスクワット
デッドリフト
ジャンプ動作を習得する
筋力トレーニングに加え、正しいジャンプ動作を習得することも重要です。
■ジャンプ動作のコツ
腕を思い切り振り下ろし、反動をつける
両足で地面を強く踏み込む
腕を思い切り振り上げ、地面を強く蹴り上げる
ジャンプ前に助走をつける
入念にストレッチをして、筋肉を柔らかくしておく
まとめ:ダンクシュート|身長は何cm?ジャンプ力は?
ダンクシュートは身長だけでなく、ジャンプ力やシュート対応力も重要です。例えば、170cm前後の身長でもダンクシュートは可能なんです。
でも、ジャンプ力が必要です。具体的には、手首の高さが基準で、身長1.7mでリングの高さ3.05mまで届くには1.05mのジャンプ力が必要です。身長が高ければジャンプしやすいですが、170cmでも十分可能性があるんです。
ダンクシュートのコツは、まず上半身の筋肉を鍛えること。腹筋や背筋を鍛えることで、上体をしっかり伸ばしてボールをリングに叩き込めます。
そして、下半身の筋肉も大事です。大腿二頭筋や半腱様筋、下腿三頭筋を鍛えることで、ジャンプ力を向上させましょう。ブルガリアンスクワットやカーフレイズなどのトレーニングが効果的です。
さらに、体幹も大切です。バランスを保つためにも、体幹の筋肉を鍛えましょう。腹筋や背筋の他にも、股関節周りや肩周辺の筋肉も鍛えると良いでしょう。
最後に、ダンクシュートをする際にはストレッチも欠かせません。体を柔らかくしておくことで、スムーズな動きができます。