2024年1月13日/14日に実施された英語の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)解答速報および難易度速報についてまとめています。
2024年の共通テストの傾向は?難易度は難化したのでしょうか?
英語の共通テスト2024解答速報
受験シーズン到来 試験前に心がけることは… 貼るカイロはNG!?朝ごはんにゲン担ぎで“かつ丼”はOK?
1月13日から2日間行われる大学入学共通テスト。普段通りの力を発揮するために必要なことを、総合学習塾fitに聞きました。
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(1)今夜はいつも通りの生活リズムで過ごして早めに寝ること
(2)直前に勉強するなら「暗記科目」の見直しや確認に留める。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3501dac372837f3e714ac57298556d803ff93c1
これは、今から新しい問題や難しい問題にチャレンジすると、その出来によっては不安になることがあるからだそうです。
2024年の大学入学共通テスト(旧大学入試センター試験)英語の解答は例年だと当日の午後21時前後に大学入試センターや新聞社のホームページで発表されています。
それよりも早く共通試験の解答速報を知るには、東進や代々木ゼミナール(代ゼミ)など予備校の共通試験解答速報ページなどを見る方法があります。
例年、どこの予備校のサイトでも試験終了直後から1分、1秒を争うように大学入学共通テストの解答をサイトで発表し始めます。
早いところだと試験終了から1時間くらいで正解(模範解答)および配点の公開が始まっているようです。
共通テスト解答速報2024|予備校の東進
2024年度 大学入試共通試験速報 | 大学入試解答速報 | 大学受験の予備校・塾 河合塾
大学入試共通試験解答速報 | 代々木ゼミナール
ベネッセ・駿台 データネット2024 大学入試共通テスト 自己採点集計
その他の方法としてX(旧ツイッター)でも
「#英語 #共通テスト #解答速報」
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「#英語 #共通テスト」
といったハッシュタグ検索で解答速報を調べることができます。
英語の共通テスト2024の平均点・配点は?
随時更新
2023年の大学入学共通テスト英語の平均点は100点満点中
リーディング 53.81点
リスニング 62.35点
でした。
■2023年の大学入学共通テスト英語の配点(リーディング)
〇大問1
A プリントの読み取り 4点
B ウェブサイトの読み取り 6点
〇大問2
A ウェブサイトの読み取り 10点
B レポートの読み取り 10点
〇大問3
A ニュースレターの読み取り 6点
B ブログ記事の読み取り 9点
〇大問4
複数の記事の読み取り 16点
〇大問5
エッセイの読み取り 15点
〇大問6
A 論理的な文章の読み取り 12点
B 論理的な文章の読み取り 12点
■2023年の大学入学共通テスト英語の配点(リスニング)
〇大問1
A 短い発話の内容に合う英文を選ぶ 16点
B 短い発話の内容に合う絵などを選ぶ 9点
〇大問2
短い対話の内容に合う絵などを選ぶ 16点
〇大問3
短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ 18点
〇大問4
A やや長めの発話の内容に沿って情報を整理する 8点
B 複数の発話を比較して、条件に最もふさわしい発話を選ぶ 4点
〇大問5
社会的話題に関する講義を聞き、質問に対する答えを選ぶ 15点
〇大問6
A 二人の会話を聞いて、質問に対する答えを選ぶ 6点
B 長めの会話・議論を聴いて、質問に対する答えを選ぶ 8点
英語の共通テスト2024難易度は難化?傾向は?
2024年の英語の共通テストは、以下の傾向が見込まれます。
■リーディング
出題形式は、2023年度と同様、大問6題構成、マークシート方式の読解問題です。
出題内容は、日常的な場面や学生生活に関するものが中心ですが、アカデミックな内容も出題される可能性があります。
問題の難易度は、センター試験と比べてやや高めです。
■リスニング
出題形式は、2023年度と同様、大問6題構成、マークシート方式の聴解問題です。
出題内容は、日常的な場面や学生生活に関するものが中心ですが、アカデミックな内容も出題される可能性があります。
問題の難易度は、センター試験と比べてやや高めです。
リーディングの傾向
リーディングでは、以下の2つの傾向が見込まれます。
アカデミックな内容が出題される可能性がある
2023年度の共通テストでは、大問5、6でアカデミックな内容が出題されました。2024年度も、この傾向が続く可能性があります。
アカデミックな内容とは、大学の授業で扱われるような内容です。例えば、科学や歴史、社会、文学などに関する内容が考えられます。
アカデミックな内容の問題は、一般的な日常生活に関する問題よりも難易度が高いため、対策が必要です。
図表などの視覚情報の読み取りが必要な問題が増える
2023年度の共通テストでは、大問1、2、3、4で図表などの視覚情報の読み取りが必要な問題が出題されました。2024年度も、この傾向が続く可能性があります。
図表などの視覚情報の読み取りが必要な問題は、問題文を正確に理解するために、図表と問題文を関連付けて考える必要があります。
図表などの視覚情報の読み取り力を鍛えるために、過去問を解いたり、図表の読み取り練習をしたりすることが効果的です。
英語リスニングの傾向
リスニングでは、以下の2つの傾向が見込まれます。
図表などの視覚情報の読み取りが必要な問題が増える
2023年度の共通テストでは、大問1、2、3、4で図表などの視覚情報の読み取りが必要な問題が出題されました。2024年度も、この傾向が続く可能性があります。
図表などの視覚情報の読み取りが必要な問題は、問題文を正確に理解するために、図表と問題文を関連付けて考える必要があります。
図表などの視覚情報の読み取り力を鍛えるために、過去問を解いたり、図表の読み取り練習をしたりすることが効果的です。
問題の難易度がさらに高まる可能性がある
2023年度の共通テストのリスニングは、センター試験と比べてやや高めの難易度でした。2024年度も、この難易度がさらに高まる可能性があります。
リスニングの難易度を上げるためには、音声を聞くスピードを上げたり、聞き取れなかった部分を推測したりする力が必要です。
リスニングの練習をする際には、音声のスピードを速めたり、聞き取れなかった部分を答えられるようにしたりすることが効果的です。
共通テスト2024の傾向は?
2024年の共通テストは、以下の傾向が見込まれます。
思考力・判断力・表現力、読解力・処理能力が重視される
2023年度の共通テストでも、思考力・判断力・表現力、読解力・処理能力が重視される傾向が見られ、2024年度もその傾向は続くと考えられます。
具体的には、文章量や資料が多く、多くの情報から必要な情報を選んで活用し問題を解く力が求められるでしょう。また、自分の考えを論理的にわかりやすく伝える力も問われます。
身近な題材や実践的な題材の出題が増加する
2023年度の共通テストでも、身近な題材や実践的な題材の出題が増加しています。例えば、英語(リーディング)のプレゼンテーションに関する問題、数学IAの軌道と放物線、数学ⅡBの複利計算と等比数列といった題材が出題されました。
2024年度も、身近な題材や実践的な題材の出題が増加すると考えられます。これは、大学入試で求められる力を「学問的な知識や技能を活用して、実践的な課題や問題を解決する力」と捉える大学が増えていることが背景にあると考えられます。
基本知識は必須
思考力や読解力、処理能力といった力が重視されていることは間違いありませんが、基本知識を軽視することはできません。必須の知識や解法を身につけていることを前提に、文章や図表、資料を読み解いて、持っている知識をいかに活用して問題を解くかが重要になってきます。
まとめ:英語の共通テスト2024解答速報|難易度は難化?傾向は?
最近の共通テストでは、大きな変更点がありました。それは、リーディングとリスニングの配点比率が以前とは異なり、1:1に変わったことです。つまり、これまでよりもリスニング力が強調され、実際の英語の能力がより重視されるようになりました。また、以前は発音やアクセント、語句整序に関する問題があったのですが、これらの問題は廃止されました。この変更により、コミュニケーション能力や状況設定をより重要視する方向性が示されています。
過去3年の傾向を踏まえると、2024年の共通テストでは、次のような出題が予想されます。
■リアルなコミュニケーションを基盤とした問題:
これまでと同様に、Webサイトやレポート、ブログ、記事など、日常的な英語の資料が出題されるでしょう。
■アカデミックな問題が増加:
過去の傾向から、学校やアカデミックなトピックに関する問題が増える可能性があります。これまで70%から90%へと増加しているように、学校やアカデミックな場面に関連した問題が増えている傾向があります。
■2つのトピックを含む文章:
これまでの文章は1つのトピックに焦点を当てたものが多かったですが、最近では2つの異なるトピックを組み合わせた文章が増えてきています。地球温暖化と日本の人口減少など、異なるトピックの関連性を見つける問題も増えるかもしれません。
共通テストの英語では、リーディングとリスニングの両方で英文の内容を理解し、思考力や応用力を問う問題が出題されています。リーディングは英文を読んで情報を整理し、リスニングでは資料や図表を読み取ることが求められます。