英検の各級(1級,準1級,2級,準2級,3級)で必要な単語数・語彙数はどのくらいなんでしょうか?
英検1級の語彙数・必要な単語数は?
1級(合格ライン約70%):必要最低語彙数12500~13500:当然準1級とは比べ物にならないばかりか、準1級の約2倍の語彙力は必要。TOEIC900点でもまるで歯が立たないことが非常に多いのはこの10000語レベル以上の語彙の出現が多いこと、読解の選択肢が巧妙・奇妙で正答しづらいことにある。語彙力10000語ではほぼ無理。13000語に達したくらいから短文問題で分からない語彙がかなり減る。
広く社会生活に必要な英語を十分に理解し、自分の意思を表現できるレベル。
12000語が合格可能圏かどうか微妙で、第1問があまり苦労なく解答でき、それ相応に読解や小論文が書けるレベルとしては13000語かと思います。
この値は質問されている通り合格に必要な単語数とお考えください。だいたい12000語と13000語で大きな差があり、ここの1000語を乗り越えるか乗り越えないかで、問題文の理解力がかなり違うようです。
英検準1級の語彙数・必要な単語数は?
準1級(合格ライン約69%):必要最低語彙数6800~7000:2級と準1級の壁。合格ラインが7割目処になり、短文問題、読解問題、リスニング問題全てがレベルが高まる分、ここに到達できずにあきらめる英語専攻の大学生も少なくない。
一般的な話題なら十分に理解できるレベルで、大学2年修了程度。
英検2級の語彙数・必要な単語数は?
2級(合格ライン約61%):必要最低語彙数3800~4000:同じく並行して(準2:3600、2:5100)語彙レベルが高まる。
高校卒業程度の英語力。
英検準2級の語彙数・必要な単語数は?
準2級(合格ライン約59%):必要最低語彙数2600~2800:出題語彙範囲が3級と比較して1500増える分、ほとんど平行して必要語彙数が増える。リスニング1回に耐えられる即解力と短文問題の解ける速さも影響。
高校2年生までに学ぶ英語が、すべて理解でき、簡単な日常会話が可能なレベル。
英検3級の語彙数・必要な単語数は?
3級(合格ライン約60%):必要最低語彙数1250~1350:出題語彙範囲2100には固有名詞も含まれ、頻出語の理解が必須。
中学卒業レベルの英語力。
英検4級の語彙数・必要な単語数は?
4級(合格ライン約59%):必要最低語彙数600~700
中学2年生の英語修了程度。
英検5級の語彙数・必要な単語数は?
5級(合格ライン約58%):必要最低語彙数300~400、リスニングの出来で大きく差あり。
中学1年生の英語修了程度。