英検では面接が3級から準2級、2級、準1級、1級で行われ最終的に合否が判定されることになります。
面接では英語で受け答えすることになりますが、聞き返す・聞き直しは減点となるんでしょうか?
「もう一度お願いします」と聞き返すのは何回までなら減点されないんでしょうか?
英検の面接で聞き直し・聞き返すと減点?
英検の面接で聞き直し・聞き返すと減点になるのかというと英検の公式サイトでは次のように評価することを明らかにしています。
質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた英語での「聞き返し」なら、減点の対象にはなりません。
ただし、それが不自然に行われたり、くり返し聞き返したりした場合は、減点の対象になります。
http://www.eiken.or.jp/eiken/eikenkids/solution02/
ここでいう「自然な流れ」というのは、「すぐに」もう一度言ってほしいとお願いすることで、間が空いてしまって、例えば10秒経ったとしたら、たぶん減点か次の質問にいってしまうかもしれません。
質問が聞き取れなかった場合も聞き返して大丈夫で、おそらく2度までなら聞き返しても減点されません。
あやふやな理解のまま答えるよりは聞き返してしっかりと理解してからの方が面接の評価点が高くなる可能性が高くなります。
とにかく沈黙はタブーです。
あえて言えばあてずっぽうでも良いので何か答えを言った方が良いと思います。
英検の面接でもう一度お願いしますと聞き返すのは何回まで?
英検の面接・二次試験で、質問内容が聞き取れなかった場合や、正確に聞き取ることができたかどうか不安な場合。
もう一度質問を聞きたい時に「でもう一度お願いします」を英語で聞く場合には、pardon? でも失礼にはなりません。
ただ相手の試験員の人が年上の場合など”I beg you pardon?” とか、できるだけ丁寧な言い方にするのが望ましいでしょう。
間違っても日本語で「は?」「え?」とかはNGです。
他にも、もう一度お願いしますという英語の言い方には、下記のようなものがあります。
“Pardon me.”
“Say that again?”
“Could you repeat it please?” (プリ~ズとちょっと伸ばす)
“Would you please say it again?”
“Would you mind repeating the question again?”
“I am sorry but could you repeat the question again?”
英検の面接合格のコツ
英検の面接・2次試験受験者に占める合格者の割合は75%程度です。
ですからよほど大きな失敗をしない限り合格します。配点は以下の通りです。
<1> 音読 … 5点
<2> 質問 … 各5点
<3> 態度 … 5点
上記の平均点が3以上あれば合格です。
では、どうすれば3点以上取れるのかをお話ししましょう。
<1>音読
黙読の際に内容を理解することに全力を尽くしましょう。
音読の時には,意味の区切りとイントネーションに特に注意して,ゆっくり読みましょう。
個々の発音が下手でも聞き手が理解できるような読み方をすれば3点以上は保証されます。
<2>質問
試験官の質問が理解できればまず3点以上は確実だと考えて下さい。
つまり、質問内容に沿った答えをすれば、文法的に崩壊していても3点以上が保証されます。
質問内容がわからなければ黙っていずに必ず、「I beg your pardon.」とか 「Please say again.」などと聞き返して下さい。
二度ぐらい聞き返しても減点されることはありません。
どうしても質問内容がわからない場合は適当に推測して答えを作って下さい。
全く的はずれな解答でも2点はもらえます。
10秒ぐらい沈黙していると次の質問に進まれ、1点となります。