エネオスが和歌山製油所を閉鎖する方針であることが発表されました。
世界的には脱炭素の流れを受けての経営藩のようですが、その一方で地域産業や雇用など影響は小さくなさそうです。
ENEOS 和歌山の閉鎖理由は?
エネオスが和歌山製油所を閉鎖へ 需要減で効率化、転用困難
石油元売り最大手のENEOS(エネオス)が、和歌山製油所(和歌山県有田市)を閉鎖する方針を固めたことが24日、分かった。ガソリンなど石油製品の需要は人口減少や世界的な脱炭素の流れで減少傾向にあり、エネオスは製油所の統廃合による経営効率化を進めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/935848c5cf390235fa54dfc37d7c19a7a3f7f71c
エネオス和歌山製油所は東亜燃料工業時代の1941年に操業を開始
現在は衣料品やペットボトルの原料になるパラキシレンなどの化学品を製造しています。
閉鎖理由として「ガソリンなど石油製品の需要は人口減少や世界的な脱炭素の流れで減少傾向」といった要因を上げています。
ENEOS 和歌山跡地は?
報道によるとエネオス和歌山製油所は都市圏からやや離れて立地していることもあり、物流施設や他製品の製造拠点への転用は難しいと判断、閉鎖の方向となったしています。
閉鎖時期など詳細を近く発表するそうですが、脱炭素社会への転換という意味では良い事だし、跡地に脱炭素の事業所を新たに立てれば地元の雇用も守れる道もあります。
大手が新たなものへ転換する事でしか社会の構造を変化させていけない以上必要な事なのかもしれません。