「鉛筆なめなめ」はおじさんビジネス用語の一つ。
どんな意味があるんでしょうか?また、「鉛筆なめなめ」の類語は?
鉛筆なめなめの意味・類語は?おじさんビジネス用語
「鉛筆なめなめ」とは、初めから書くことの中身が決まっておらず、考え考えしながら文章を書いて行くことの表現です。
他にも、ビジネス上では「数字をいじる」とか「情報を操作する」といった意味があり書類の文章表現や数値などのデータを操作し、よく言えば「つじつまが合うように書く」、悪く言えば「でっちあげる」ことを意味することもあります。
金額の記載について「鉛筆なめなめ」という人が多いようです。
自分、あるいは組織にとって都合の悪い状況があるとき、単に書類上の記述を
変更することによってごまかすような場合に使います。
例えば、仕事の成績が思ったほど伸びず、本社に報告しづらいとき、
「報告書は、鉛筆を舐めといて。」
といった使い方をします。
ただし、完全に嘘の記述をする場合には使いません。嘘ではないけれど、100%正直でもない、あいまいな場合です。
昔、鉛筆の質がまだ悪かった時代、字がかすれてしまうときは、鉛筆の芯を湿らせると、黒々と書くことが出来たので、書類仕事をしながら鉛筆の先を舐める癖のある人がちょくちょくいました。
ここから、書類を記入すること、転じて書類を操作することを「鉛筆を舐める」と言うようになったのです。