Excel(エクセル)を強制終了したときなど拡張子が「xls」「xlms」の通常のエクセルファイルではなくtmpファイルになって開けなくなってしまうことがあります。
tmpファイルとは、テンポラリ(temporary =一時的な)ファイルのこと。
tmpファイルからエクセルファイルを復元するにはどうすれば良いんでしょうか?
またエクセルファイルを保存する際、一瞬だけtmpが自動で生成され自動で削除されているようですが、tmpファイルが消えないで残る場合、どうすれば良いんでしょうか
エクセルtmpで復元・場所は?
Excel(エクセル)およびワードではtmpファイルが残っていれば、元のデータを復元できる可能性があります。
tmpファイルの拡張子を単純に元の拡張子、エクセルであれば
「xls」
「xlms」
にしてみることで、Excel(エクセル)で編集可能なファイルとして復元できることがあります。
拡張子を変更しようといたしましたところ
「このファイルを変更するにはコンピューターの管理者からアクセス許可を得る必要があります」
というエラーメッセージが出ることがありますが、エクセルのデータをgoogle driveなどクラウド上ではなく自分のPCにダウンロードしてローカル環境であれば変更できるはずです。
フォルダにあるファイルに拡張子が表示されていないようなら、以下の手順で表示できます。
①フォルダの左上「整理」
②「フォルダと検索のオプション」
③出てきたポップアップの「表示」タブ内の「詳細設定」の中に、「登録されている拡張子は表示しない」があるので、これのチェックを外す。
④OK
エクセルtmpが消えない!残る原因は?
エクセルやワードでは通常、一時的にtmpファイルが現れてもすぐに消えるものの、保存時にtmpファイルが残ることがあります。
windowsやofficeのアップデート(バージョンアップ)のタイミングなどで起きることがある症状です。
tmpを手動で削除しても大丈夫ですが、msconfigからtmpファイルの修正もできます。
Windowsのファイル名を指定して実行で msconfig と入力してOKを押す。システム構成画面が出るので スタートアップのオプションを選択から システムサービスを読み込む のチェックを外してOKを押して再起動する。
再起動したらまた同じ手順でシステムサービスを読み込む にチェックを戻してOKを押す。
その後、PCを再起動したら治ったという事例もみられます。