Excel/Word「インターネットから入手したファイルはウイルスに感染している可能性があります」

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ダウンロードしたWordやExcelなどのファイルを開こうとすると

「インターネットから入手したファイルはウイルスに感染している可能性があります。編集する必要がなければ、保護ビューのままにしておくことをお勧めします」

という警告が出る場合、ウイルス感染の危険があるのでしょうか?ファイルの発行元が信頼できるところであれば問題ない?

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Excel/Word「インターネットから入手したファイルはウイルスに感染している可能性があります」

WordやExcelで

「インターネットから入手したファイルはウイルスに感染している可能性があります。編集する必要がなければ、保護ビューのままにしておくことをお勧めします」

と表示されることがありますが、必ずしも、感染しているわけではなく、その警告のとおり 可能性 がある(高い)だけです。

どこかのWebサイトからダウンロードしたとか、メールに添付それていたファイルは、その警告が出ます。

編集する必要がなく、読むだけならそのままの保護ビューのまま参照した方が安全です。

ですが、編集しないといけない事例は多いと思います。正規のところから提供されたファイルで、ウイルススキャンしてなにも検出されないなら、許可しても良いと思います。

なお、以前に猛威を振るったEMOTETやIcedIDというウイルスは、ワードのマクロがウイルス本体なので、 コンテンツの有効化 という警告もその次に出ます。

本当に自動処理などで使うマクロを許可していいかどうかは、提供元によく確認しましょう。ワードでマクロが必要なことは少ないと思います。

保護ビューで「インターネットから入手したファイルはウイルスに感染」

WordやExcelのファイルを開くと保護ビューとなる場合、主に以下の3つの場所から取得すると保護ビューの対象となります。

インターネットから取得したファイル
安全でない可能性のある場所のファイル
Outlookの添付ファイル

◆保護ビューを解除する方法

【ファイル】タブー【オプション】
→「Excelのオプション」ダイアログボックスが表示されますので、

左:【トラストセンター】を選択し、
右:【トラストセンターの設定】ボタンをクリックします。

「トラストセンター」ダイアログボックスが表示されますので、
左:【保護ビュー】を選択し、
右:3つの【チェックボックスをオフ】にし、
【OK】ボタンを押します。

メールに添付されたWordやExcelファイルを保護ビューを解除下かどうかに関わらず、ダウンロードせずそのまま編集・上書き保存した場合、ファイルを閉じた時点で上書き保存した内容は消えてしまうので注意をしましょう。

まとめ「インターネットから入手したファイルはウイルスに感染している可能性があります」

ネット経由でダウンロードしたファイルの場合、

「インターネットから入手したファイルはウイルスに感染している可能性があります」

という警告が出るようになっています。

ファイルの発行元が信頼できると判断される場合「編集を有効にする」としても大丈夫です。

そのサイトがハッキングを受け、マルウェアや悪質なマクロ等を仕込んだファイルが載っており、掲載元が気づいていないなんて可能性もゼロではないですが、そういう状況に当たることはまずないでしょう。

セキュリティソフトを入れてあり、最新の定義ファイルに更新してあれば、落としたファイルの安全性もチェックしています。

これもまた、新たに作成されたばかりの全く新種のマルウェアでセキュリティソフトで検知できないという可能性もゼロではありませんが、そんなのにぶち当たるのは宝くじで1等が当たる確率よりも低いと思います。

危ないファイルは、その「保護ビュー」の解除しても次に「コンテンツの有効化」の警告が出るものが多いです。

その保護ビューを解除しただけでウイルス感染は、最新のWindowsやオフィスのセキュリティ更新を適用していれば、確率はかなり低くなります。

保護ビュー表示をなくすには

◆ 「ファイル」タブ⇒「オプション」⇒「セキュリティ(またはトラスト)センター」クリック
◆ 「セキュリティ(またはトラスト)センターの設定」ボタン押下
◆ 「保護ビュー」⇒右ペインで任意の項目のチェックを外す

としますがセキュリティが低くなるので、お薦めはしません。

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