ファーゴ(映画・ドラマ)実話?実在の事件がモデル?

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映画「ファーゴ」は実話?

ドラマ「ファーゴ」は最初に「これは2006年に起きた実話である」とありますが、実在の事件がモデルなんでしょうか?

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ファーゴ(映画)実話?実在の事件がモデル?

結論から言うと、『ファーゴ』は、「これは実話である」とオープニングで記されておりますが、実は実話ではありません。

後に、コーエン兄弟が「実話というとみんな観てくれると思ったから」とか色々言って明かしました。嘘です。実話ではありません。

ファーゴ(ドラマ)実話?実在の事件がモデル?

ドラマ「ファーゴ」も同じく実話ではありません。

なお、ドラマの内容は映画とはまったく別物です。

ただ、オマージュの部分が度々出てきます。

冒頭の「実際に起きた事件を基にしている」云々がそうですし、コーエン兄弟が製作した複数の作品によく似た場面や登場人物が登場していました。
(ノーカントリーとかシリアスマンなど)

コーエン兄弟は、このドラマではエクゼクティブプロデューサーではありますが、制作にはそれ程かかわってはいないと思います。

ちなみに、ドラマで元々事の発端として何故ローンはレスターの為にサムを殺したのかというと、ローンがサム・ヘスを殺したのは、レスターへの哀れみや同情、あるいは共感だったのかもしれません。ローンは基本プロ意識が高いですが、見ていると気分屋な一面もあります。(※コインで殺すかどうか決めたりしていました)

コレクションしているテープは、いわゆる「トロフィー」でしょうね。記念品としてあれを聴いて、快楽に浸るんですよ。恐らく。そういう意味では、性癖と言っていいのかもしれません。

まとめ:ファーゴ(映画・ドラマ)実話?実在の事件がモデル?

映画「ファーゴ」は実話ではなくフィクションです。

最初に実話と出ますが、エンドロールの最後に目立たない小さな字でコッソリりという感じで下のようにフィクションであることが説明されています。(英文のみで日本語字幕は無し)

The persons events portrayed in this production are fictitious.
No similarity to actual persons, living or dead,
is intended or should be inferred.

つまり最初実話と言ったのは嘘ということで、その嘘にこの映画の狙いがあるということだと思います。

ただ,ファーゴの話を実話だと思った日本人が,まるで映画の様な事件に巻き込まれてしまったという後日談があります。

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なお,本編にマイク・ヤナギダという日本人が登場し,彼がマージに話したことが全部作り話であるというシーンがありますよね?

ストーリー上全く意味のないシーンに見えますが,これは民俗学者の柳田国男をイメージして登場させたという説があります。

民間伝承や作り話を収集した柳田国男をマイク・ヤナギダという人物に置き換え,ヤナギダの話す話も作り話だった。

そして,このファーゴという映画も作り話である…という隠されたメッセージだという事です。

ファーゴ(映画)ストーリー

物語の舞台は1987年、ミネソタ州ミネアポリス。自動車販売店営業担当のジェリー・ランディガードは、多額の借金を抱えていた。苦境を脱するために妻ジーンの狂言誘拐を企み、販売店の社長を務める裕福な義父のウェイドから8万ドルの身代金をせしめる計画を立てる。ジェリーは自社整備工場のメカニックであるシェプから紹介された、カールとゲアという二人のチンピラとノースダコタ州のファーゴの酒場で打ち合わせをし、身代金を山分けすることとして、さらに販売店から持ち出した車を仕事用兼報酬の一部として引き渡す。

その後、前々からウェイドに持ちかけていた巨額の投資話がまとまりそうになり、ジェリーは二人組に誘拐の中止を知らせようとするが連絡がつかなかった。また、投資話もジェリーの思惑通りには進まず、ウェイドに利益をさらわれる形になったため、そのまま狂言誘拐は決行されることとなる。

二人組はジェリーの家に押し入ってジーンを誘拐し、車の後部座席に押し込む。ところが、ナンバープレートをつけ忘れていたことから、アジトへ向かう途中のブレーナードの路上でパトロール中の警官に停車を命じられた際に、ゲアが車内から警官を射殺してしまう。さらに偶然にも彼らの凶行現場を目撃した走行中の若者二人も追いかけて殺害してしまう。

翌朝、ブレーナード警察署の署長であるマージ・ガンダーソンが臨月の身を押して殺人事件の捜査に乗り出す。殺害された警察官がメモしていた車の記録から車が目撃されたモーテルを探し出し、そこで二人組と行きずりの関係を持った女達から人物風体を聴取する。また、そのモーテルから発信された電話がシェプ宛てであること、シェプの勤務先が犯罪に使用された車の所有ディーラーであることから、マージはジェリーの元を訪ねてジェリーに質問するが、その受け答えに対してマージに不信感を抱かせる。

ジェリーは誘拐犯からの伝言として、ウェイドに「ジーンの誘拐については、犯人は自分を窓口として指名してきている」と伝え、警察に行こうとするウェイドに金を用意するように説得する。だが、ことが大きくなった腹立ちから、カールはジェリーに対して報酬の引き上げとして、8万ドル全額を要求する。簡単な狂言誘拐だったはずが、いつの間にか殺人事件にまで進展してしまったことを知り、ジェリーは慄然とする。彼は、誘拐犯が100万ドルの身代金を要求してきたとウェイドに告げ、ウェイドは金を用意する。しかし誘拐犯との約束の日、ウェイドはジェリーを信用せず、自ら身代金を持って誘拐犯と直接交渉しに行く。

待ち合わせの場所に現れたウェイドを見て、カールは約束が違うと怒りを露にする。ジーンを解放しなければ身代金は渡せないと強弁するウェイドに逆上したカールは、彼を射殺し、大金の入ったブリーフケースを奪って去る。その後、待ち合わせの場所に来たジェリーはウェイドの死体を見つけ、それを車のトランクに載せて現場から立ち去る。

一方、ウェイドから奪った現金が100万ドルもあることを知ったカールは、それを独り占めにしようと、ブリーフケースを道中の雪原に埋める。アジトに戻った時には、ジーンはゲアによって殺されていた。カールは100万ドルから抜き取った8万ドルをゲアと山分けするが、誘拐に使った車をどちらが手にするかで口論、その結果カールはゲアに斧で殺害されてしまう。

ジェリーに対する疑いを強めたマージは、再び販売店を訪れて尋問するが、ジェリーに車で逃げられる。マージは部下に、ジェリーとウェイドの捜索を指示する。また、地元のバーテンダーが会話したという怪しい客の情報から、ムース湖(英語版)に偵察に行く。そこで彼女は殺人事件に使用された車と、カールの死体を木材破砕機で粉微塵にしているゲアの姿を見つける。マージは逃げようとするゲアの足を撃ち、確保に成功する。署へ移送中、マージは後部座席のゲアに向かって「どうしてこんなちょっとばかりのお金のために人を殺したのか」「人生にはお金より大切なものがある」と問いかけるが、ゲアは何も答えず護送中の車内から外を眺める。

逃亡中だったジェリーも、ビスマーク郊外のモーテルで逮捕された。

自宅の寝室でテレビを見るマージに、夫のノームは自分の絵が3セント切手の絵柄に採用されたと告げ、2ヶ月後に出産予定のマージは夫とダブルベッドで肩を寄せあう。

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