エスコンフィールド北海道(ES CON FIELD HOKKAIDO)は北海道日本ハムの新本拠地球場。
2023年のセ・パ公式戦は、北海道日本ハムはエスコンフィールド北海道で3月30日(木)に開幕しますがファウルゾーンの広さが問題視されています。
エスコンフィールド北海道ファウルゾーンが公認野球規則の規定に満たず
えっ!日本ハム新球場使えない!? ファウルゾーンの広さ公認野球規則の規定に満たず
日本ハムが北海道北広島市に建設中の新球場「エスコンフィールド北海道」が、公認野球規則に定める規定を満たしていないことが7日、分かった。この日行われた日本野球機構(NPB)と12球団による実行委員会で指摘を受けた。来年3月開場に向けて約95%の工事が終了した中で思わぬ問題が持ち上がった。
新庄監督の下、新たな球団の歴史を刻むフィールドに、思わぬ問題が持ち上がった。指摘を受けたのは、ホームベースからバックネット側のファウルゾーンの広さだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed6138d338e229c942310a86ce351099d421a0f2
日本の公認野球規則では、試合を行う競技場の構造が細かく設定されています。
野球規則2・01において「本塁からバックストップまでの距離、塁線からファウルグラウンドにあるフェンス、スタンドまたはプレーの妨げになる施設までの距離は、60フィート(18・288メートル)以上を必要とする」と明記されている。
だが、「エスコンフィールド北海道」でのホームベースからバックネット側のフェンスまでの距離は約15メートルしかないとのこと。
実際には項目によってニュアンスに差があって、「なければならない」「必要とする」は厳守で、「望まれる」は必ずしも満たさなくてもよいらしく、実際に満たしていない球場があるようです
横浜スタジアム(ハマスタ)は野球だけではなく多目的競技場で、内野席前段は可動式のため、狭いためというより、その構造上フィールドウイングシートの設置は難しいようです。
エスコンフィールド北海道ファウルゾーン|開幕戦チケットはどうなる?
開幕戦については、NPB規則の元になっていると思われるMLB規則(OFFICIAL BASEBALL RULES 2021 Edition)では本塁後方のファウルゾーンの広さの規定は推奨(recommended)であって強行規定(shall)ではありません。ですので少なくとも使用できないということはないでしょう。