映画「フリー・ウィリー」でウィリーは本物のシャチなんでしょうか?
セビレの曲がったシャチのフリー・ウィリーは実話?
フリー・ウィリーでシャチは本物?
映画『フリー・ウィリー』はシリーズ作品で
『フリー・ウィリー』(1993)
『フリー・ウィリー2』(1995)
『フリー・ウィリー3』(1997)
『フリー・ウィリー 自由への旅立ち』(2010)
と4作品あります。
1作目の『フリーウィリー』はケイコという本物の雄のシャチが演技しています
ウィリーを演じたシャチのケイコは、メキシコの遊園地で劣悪な環境の中で飼育されていたのをプロデューサーに見つけられて撮影に起用されましたが、2003年12月13日に急性肺炎とみられる病気で死んでいます。
『2』ではアニマトロニクスという技術で作られた精巧なロボットと本物のシャチがシーンよって使い分けられていて
『3』ではロボットのみで撮影されたようです。
4作目に当たる『フリー・ウィリー 自由への旅立ち』ではロボットとCGシャチが使われたようですね。
ロボットは噴気もあげる精巧なもののだったようです。
引用:http://www.47news.jp/CN/200312/CN2003121301000349.html
“【オスロ13日AP=共同】米映画「フリー・ウィリー」の主役だったシャチの「ケイコ」が13日朝、住み着いていたノルウェーの入り江で死亡した。推定26歳で、死因は急性肺炎とみられる。保護団体関係者が明らかにした。 ケイコは体長約8メートル、体重約6トン。1979年、アイスランド冲で捕獲され、メキシコ市の水族館が飼育。93年、映画をきっかけに、自然保護団体などから野生帰還運動が広がり、米オレゴン州の水族館に移された後、98年にアイスランドに移送された。 昨年7月、野生に復帰するための訓練を経て、アイスランド沖の大西洋に放たれた。しかし、同8月から9月にかけて、約1400キロ離れたノルウェー西部ハルサの入り江に姿を現し、芸を披露するなど見物客を喜ばせていた。 「フリー・ウィリー」は93年に公開され、狭い水族館に閉じ込められたシャチと孤独な少年の心の交流が描かれた。
2003/12/13 13:24 【共同通信】”
フリー・ウィリーは実話?
映画『フリー・ウィリー』はどうやら実話ではなくフィクションのようです。
ちなみに、シャチのケイコは撮影後、再びこの遊園地に戻されていたため病状が悪化してしまいました。
そこへ本作の大ヒットで世界中の子供たちから「ウィリーは解放されたのに、なぜケイコは解放されないのか」という声が上がり、基金が集められた結果、アース・アイランド研究所を主体に「フリー・ウィリー・ケイコ基金」が設立され、1996年、オレゴン州ニューポートに建設された専用プールに移されて自然に帰るための特訓と病気の治療を受けた後、1998年、故郷のアイスランドに帰ることが出来たとのことです。
そして2003年12月12日、ノルウェーで27歳で死亡しています。