シャンテリークリーム(クレームシャンティ)と生クリームにはどんないがあるんでしょうか?
不二家など別々の洋菓子チェーン店のチラシで、見た目は同じなのに、一方はシャンテリークリームという表示がありました。もう一方は生クリームの表示となっていることがあります。
シャンテリークリーム(クレームシャンティ)とは植物性のクリーム?生クリームと同じ牛乳から作られるんでしょうか?
生クリームとシャンテリークリーム(クレームシャンティ)の違い
シャンテリークリーム(クレームシャンティ)と生クリームはどちらもデザートやケーキ作りに使われるクリームです
シャンテリークリーム(クレームシャンティ)と生クリームはどう違うのかとうと、シャンテリークリーム(クレームシャンティ)とは一般的に砂糖を加えて泡立てた生クリーム、つまりホイップクリームのことです。
厳密には牛乳から取った動物性の脂肪分を使っているものは“生クリーム”、乳脂肪に似せた植物性の原料で作られているものが“ホイップ”という表記で売られています。
まず、生クリームは牛乳から作られるクリームで、風味が豊かで濃厚な味わいがあります。しっかりとしたミルクの風味があり、クリーム自体に甘みはありません。
生クリームは泡立てることができ、軽やかな口当たりとふんわりとした食感が特徴です。生クリームはホイップクリームやアイスクリームなどによく使われます。
一方、シャンテリークリームは生クリームに砂糖を加えて甘くしたものです。砂糖のおかげで甘さがあり、デザートにぴったりです。
シャンテリークリームは生クリームよりも固めの状態であり、泡立てることはできません。
その代わり、シャンテリークリームはしっかりとしたテクスチャーがあり、デザートの中で形を保ちやすいです。また、シャンテリークリームはケーキのデコレーションやフィリングに使われることが一般的です。
つまり、生クリームは軽やかでふわふわとした食感があり、泡立てることができます。一方、シャンテリークリームは甘くてしっかりとしたテクスチャーがあり、形を保ちやすいです。
まとめ:生クリームとシャンテリークリーム(クレームシャンティ)の違い
シャンテリークリーム(クレームシャンティ)とはクリームの名前ではなく、泡立てた生クリームを言います。
ホイップクリームは、植物性脂肪分で作られたクリームのことで、ホイップをしていなくてもホイップクリームです。
■ホイップクリームと生クリームの違い
ホイップクリームと生クリームの違いについて、まず、生クリームは牛乳から作られています。乳脂肪分だけを分離させて取り出し、濃度が18%以上のものを「クリーム」と呼んでいます。生クリームはまろやかな風味やコクがあり、口溶けがよい特徴があります。
一方、ホイップクリームは植物性脂肪や添加物も使用されています。ホイップクリームは、生クリームに比べて様々な種類があります。以下の3つの種類があります。
乳脂肪に安定剤や乳化剤を加えたもの:乳脂肪のおいしさが残りつつ、ホイップしたときに安定しています。
乳脂肪に植物性脂肪や安定剤、乳化剤を加えたもの:乳脂肪と植物性脂肪の中間ぐらいの味わいで、軽い口当たりが特徴です。コンパウンドクリームとも呼ばれます。
植物性脂肪のみを使用し、安定剤や乳化剤を加えたもの:さっぱりとした味わいを持ち、賞味期限が長いのが特徴です。
つまり、生クリームは乳脂肪のみを使用しており、クリーミーでまろやかな味わいがあります。一方、ホイップクリームは植物性脂肪や添加物も使用されており、さまざまな種類があります。それぞれの種類によって味わいや特徴が異なるので、料理やデザートのレシピに合わせて使い分けることが大切です。