藤井敏彦さんは岸田政権が目玉政策として掲げる経済安全保障推進法案を担当する事務方トップの高級官僚。
しかし「処分につながる可能性のある行為を把握した」として更迭されましたが理由は?
藤井敏彦は週刊誌が更迭理由?
岸田政権“目玉政策”の実務トップ 事実上の更迭
岸田政権の看板政策、経済安全保障政策の実務トップで、経済安全保障法制準備室長を務める藤井敏彦国家安全保障局内閣審議官について、政府は8日、同日付で経済産業省に出向する人事を発表した。
国家安全保障局は、異動の理由として「処分につながる可能性のある行為を把握した。現在、事実関係を調査中だが、重要な法案を抱える室長の職務を続けさせることは困難だと判断した」と説明していて、事実上の更迭と見られる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/61f4ee5e42c2f7f2c187697847ab10a9bfc87be1
報道によると、藤井敏彦は届け出をせずに複数回の講演を行い、講演料を受け取っていたほか、タクシーチケットの不適切な使用もあったということです。
記者との関係などについて週刊誌の取材を受けていたこともあったとされます。
国家安全保障局は「処分につながる可能性のある行為を把握し、事実関係を確認している。経済安全保障法制という重要な職務を担っているが、業務の継続は難しいと判断した」とコメントしています。
後任の室長には、財務省出身の泉恒有内閣審議官がつき、法案の提出準備や国会審議などの実務を引き継ぐとのこと。
藤井敏彦の経歴・高校は?
藤井敏彦さんは1964年生まれ・大阪府出身。
経済産業省出身で、経済安全保障法制準備室長を兼務していました。
■藤井敏彦の学歴
1987年 東京大学経済学部卒業
1994年 ワシントン大学卒業(経営学修士)
高校は明らかになっていないものの、東大に進学している点を考えると地元の進学校と呼ばれる学校を卒業している可能性が高そうですね。
北野高校
大阪星光学院高校
天王寺高校
四天王高校
清風南海高校
など。
■藤井敏彦の職歴
1987年 通商産業省(現経済産業省)入省
2000年 在欧日系ビジネス協議会 事務局長
2004年 経済産業省貿易経済協力局特殊関税等調査室長
2007年 経済産業省通商政策局通商機構部参事官(ルール担当)兼国際経済紛争対策室長
2010年 経済産業省通商政策局通商機構部総括参事官
2012年 資源エネルギー庁エネルギー交渉官
2013年 経済産業省通商政策局通商政策課長
2014年7月 資源エネルギー庁国際資源エネルギー戦略統括調整官
2015年7月 資源エネルギー庁資源・燃料部長
2016年 関東経済産業局長
2017年 防衛装備庁長官官房審議官
2019年 経済産業省 大臣官房審議官(製造産業局担当) 兼 大臣官房 首席通商政策統括調整官
2019年 現職
引用:https://www.rieti.go.jp/users/fujii-toshihiko/