藤原佑選手は2024年の夏の甲子園で活躍し、そのスピードと安定した守備で注目を集めた高校球児。
特に、彼の俊足はプロのスカウトからも注目されており、ドラフト会議での動向が注目されている藤原佑選手の気になるプロフィールをまとめています。
藤原佑wikiプロフィール
名前:藤原佑
出身地:島根県
生年月日:
年齢:18歳
利き腕:右投右打
身長:168cm
体重:64kg
ポジション:外野手
50m走:5.8秒
藤原佑の進路・ドラフト評価は?
藤原選手は、2024年夏の甲子園後、プロ志望届を提出することを表明しました。 進路については「プロを目指して頑張りたい」と語り、プロ一本で行くことを明言しています。
ドラフト評価
藤原選手は、50m5.8秒の俊足を持ち味とする外野手として、プロのスカウトから注目を集めています。 特に、その走塁能力は高く評価されており、島根県大会では6試合で12盗塁、甲子園でも4試合で4盗塁を記録しました。 スカウト陣からは「あの足は見たことがない」「県予選12盗塁の実力を甲子園でも4盗塁と決めてダテではなかった」と、そのスピードは本物であると認められています。
打撃面では、小柄ながらもコンパクトで鋭いスイングを持ち味とし、広角に打球を飛ばせる技術も評価されています。 セーフティバントで一塁到達3.70秒を記録するなど、打撃技術の高さも注目されています。
守備面では、主にセンターを守り、広い守備範囲を誇ります。 しかし、甲子園の早稲田実業戦では痛恨の落球エラーを記録してしまいました。 グラブの使い方が課題として挙げられており、プロ入り後、守備力の向上が求められます。
精神面では、早稲田実業戦でのエラー後、チームメイトからの励ましを受けて立ち直り、その後のバントや好走塁につなげました。 このことから、逆境にも負けず、仲間からの信頼も厚い選手であることがわかります。
総合的な評価
藤原選手は、俊足に加え、打撃、守備においても潜在能力の高さを評価されています。 一方で、守備の安定感や体格的な部分が課題として挙げられています。 ドラフトでは、走力と潜在能力に魅力を感じ、数年後を見据えて育成したい球団から指名される可能性があります。
一部のファンの間では、俊足の外野手であることから、千葉ロッテマリーンズの荻野貴司選手や、阪神タイガースの赤星憲広選手のような選手をイメージする声も上がっています。 また、福岡ソフトバンクホークスの周東佑京選手や、千葉ロッテマリーンズの和田康士朗選手のような走塁スペシャリストとしての活躍を期待する声もあります。
藤原選手は「プロを目指して頑張りたい」という強い意志を示しており、今後の更なる成長と活躍に期待が寄せられています。
藤原佑の高校や中学の学歴は?
出身中学:出雲市立佐田中学校
藤原佑選手は、中学時代には、出雲雲太ボーイズに所属していました。 中学時代から俊足と安定した守備力で注目を集めていたことがわかります。
藤原佑さんの小学校については学校名を特定できるだけの情報が出てきませんでした。
そのため地元の学校に通っていた可能性が高そうです。
藤原佑の高校は大社
藤原佑選手は大社高校に進学し、旧チーム時代から中堅手のレギュラーとして活躍していました。
- 2年生の春には、7番打者としてチームの島根県制覇に貢献し、中国大会初戦の下関国際戦で1番打者を務めました。
- 2年生の夏は、1番打者に定着したものの、打率.125、本塁打0、打点2と振るわず、チームは県大会ベスト4で敗退しました。
- 続く秋には、島根県大会で3位という成績を収め、中国大会初戦の松陰戦では2二塁打を記録しています。
3年生になると、プロ注目の選手として注目を集めるようになりました。
- 春の中国大会では、1試合に出場し、打率.250、4打数1安打の成績でした。
- 夏の島根県大会では、6試合で打率.667、18打数12安打、4長打、6四死球、12盗塁と、持ち前の脚力を存分に発揮し、チームを32年ぶりの優勝に導きました。
- 特に、初戦の益田戦では、4打数4安打4打点2盗塁と大爆発しました。
- 準々決勝の出雲商業戦では、3打数3安打1四死球を記録し、盗塁を5回企図し4盗塁を決めました。
- 夏の甲子園では、全4試合に1番・中堅手としてスタメン出場しました。
- 初戦の報徳学園戦では、4打数2安打と活躍しましたが、試合中に両足大腿部の筋痙攣と脱水症状を起こし、途中交代となってしまいました。医師からは熱中症と診断され、救護室で処置を受けました。
- 3回戦の早稲田実業戦では、7回表、同点の場面で相手先頭打者の中前安打性の打球を後逸するというミスを犯してしまいます。 一気にホームを陥れられ、チームは勝ち越しを許してしまいました。 藤原佑選手は「グラブを下につけすぎてしまい、逸らしてしまいました。ボールも思った以上に外野に転がってしまいました」と悔やんでいました。
- しかし、その後の打席では球場全体から励ましの拍手が送られ、「この声援のためにもっと頑張らないといけないと思いました」と気持ちを切り替えました。
- チームメイトも「大丈夫や。まだいける。笑顔でやろうぜ」「お前なら大丈夫や。絶対負けへん」と励まし、藤原佑選手は「申し訳なさとうれしさで言葉にならなかった」と語っています。 エラーの直後、藤原佑選手は全力疾走でベンチに戻り、「ごめん」とチームメイトに謝りました。この姿に、球場全体から「今まで聞いたことのない歓声」が上がったといいます。 9回裏には送りバントを決め、チームの勝利に貢献しました。
- 準々決勝の神村学園戦では、1安打2四球を選び2盗塁を決めました。 大会4試合で4盗塁を記録し、その俊足ぶりをアピールしました。 試合後、藤原佑選手は「応援がチームを見守ってくれていて、思い切り楽しくできました」と感謝の言葉を述べています。
藤原佑選手は甲子園後、プロ志望届を提出する意向を表明しました。 「プロを目指して頑張りたい」「足では誰にも絶対に負けないという強い気持ちがあるので、出そうかなと思いました」と語っています。 50メートル走のタイムは5.8秒、セーフティバントで一塁到達3.70秒を記録しています。
藤原佑の身長・体重は?
藤原佑選手は身長168cm、体重64kgと小柄ながら、50m5.8秒の俊足を武器に活躍する選手です。
【俊足を生かしたプレースタイル】
藤原佑選手のプレースタイルは、そのずば抜けた俊足を最大限に活かしたものです。
- 走塁:島根県大会では6試合で12盗塁を記録、甲子園でも4試合で4盗塁を決めました。特に、準々決勝の出雲商業戦では、5回企図して4盗塁を決めています。この記録からも、藤原佑選手がいかに積極的に盗塁を試み、成功させているかが分かります。
- 打撃:小柄な体格ながら、コンパクトで鋭いスイングが持ち味です。内野安打やセーフティバントを絡め、出塁率を高め、俊足を活かした走塁につなげていくスタイルです。
- 守備:主にセンターを守り、広い守備範囲を誇ります。俊足を活かした守備範囲の広さは、チームの大きな武器と言えるでしょう。
【小柄であることのメリット】
一般的に、野球選手としては小柄な部類に入る藤原佑選手ですが、その体格は必ずしもデメリットばかりではありません。
- 俊敏性:小柄であることの最大のメリットは、俊敏性に優れる点です。藤原佑選手の場合、50m5.8秒の俊足はその最たる例であり、攻守にわたってその俊敏性を活かしています。
- 低い視点:低い視点からボールを捉えることができるため、ゴロ処理やフライのスタートなど、守備において有利に働く場面もあります。
【課題と克服】
小柄な体格を克服するため、藤原佑選手は以下のような努力を重ねていると考えられます。
- 筋力トレーニング:小柄な分、パワー不足を補うために、下半身を中心に筋力トレーニングに励んでいると考えられます。
- 技術の向上:持ち前のスピードを最大限に活かすため、盗塁技術やバント技術など、技術を磨く努力を続けていると考えられます。