性欲とは要するに異性と合体したいという欲求(欲情)で、子づくりして子孫を残したいという欲求が含まれていることもあれば、
単に異性に対して好意を抱くことも広い意味で性欲と呼べるかもしれませんが、ネットでにわかに「負の性欲」というパワーワードが注目されつつあるようです。
負の性欲とは?意味は異性への嫌悪?
負の性欲とは広い意味では「女性が男性を嫌悪する心理」と言うことが出来そうです。
ただ、すべての女性がすべての男性に対して負の性欲を持っているわけではなく、
どんなケースで負の性欲が当てはまるのかというと、
恋愛や結婚に積極的な女性が
好みではない男性に対して
嫌悪感を抱くとき
といった感じになります。
原始的に考えると、女性はより強い遺伝子を残すために、強い男子を選別する本能を持つとされていて、
動物界では強いオスが多くのメスを囲ってハーレムを作る例は五万あります。
動物と人間を一緒にするのもどうかとは思いますが、負の性欲という概念が提唱されることによって、
性欲という言葉には「正の性欲」と「負の性欲」の2種類が存在しうる可能性が示唆されたことが画期的と言えそうです。
従来は異性に対する欲情が度を越してしまうケース、過剰な「正の性欲」に対してしばしばニュースになるような騒ぎが起きていますが、
もしかしたら過剰な「負の性欲」みたいなものも起こりうる?と考えることが出来そうです。
たとえば、女性が結婚相手となる男性に対して必要以上のスペック(年収や学歴)を求めるのは、
裏を返せばスペックの低い男性に対しては過剰な「負の性欲」に発展し、
場合によっては言葉で罵倒するなど精神的・肉体的な苦痛を与えるケースが想定されます。
個人的に負の性欲について怖いなと感じるのは、恋愛や結婚に対して積極的な人ほど、
むしろ負の性欲も強く持ってしまうんじゃないかということ。
恋愛感・結婚感がはっきりしているということはターゲットが明確になっているわけですから、
ターゲット以外については興味を示さず無関心であるのがふつうではあるもの、
まかり間違えるとターゲット以外に対して嫌悪や排除感を抱いてしまう気がします。
逆にターゲットの異性がなかなか自分の方を振り向いてくれない時には攻撃的な執着、
つまりストーカー行為を繰り返すようになるなど、異性を独占しようとするあまり犯罪行為に発展する恐れが懸念されること。
負の性欲の語源(元ネタ)は?誰が負の性欲を言いだした?
負の性欲という言葉がいつどこで誰が提唱したのかというと、いくつかの候補(情報源)があるものの、
時系列をたどって調べてみると、すでにアカウントが凍結されてますがtwitterの「ryoma_senyousoc」という方のようです。
「女が魅力的じゃない男をキモいって思う本能から生まれる」として、負の性欲について語っています。