「スッキリ」で双子ベビーカーでバスに乗車をしようとしたところ乗車拒否されてしまったという事例が特集されて物議を醸しだしています。
バスの中には乗降の際にスロープを設けて車いすでも乗車できるように配慮されているタイプもありますが、
双子ベビーカーの場合にはどうやらスロープすら設置してもらえなかったようで、母親の負担を考えると同情の声が多く見られます。
双子ベビーカー乗車拒否理由は?名古屋市営バス(市バス)?
報道を見る限り、双子ベビーカーでバスに乗車しようとしたところ乗車拒否されてしまったのは、
名古屋市営バス(市バス)のようです。
運転手が乗車を拒否した理由については「古いルールを参照していた」とのことですが、
どちらかというと、双子ベビーカーだと乗降に時間がかかりバスの定時運行に支障をきたすことを危惧したような印象を受けます。
私もベビーカーでバスに何度も乗車をしたことがありますが、確かにベビーカーは邪魔なので、
バスに乗車をする前にベビーカーをたたんでおいてスムーズに乗降できるように心がけていました。
折り畳みできないベビーカーでなおかつ少し大きめのベビーカーでバスに乗り込むファミリーに遭遇したことがあり、
その時は「そんなベビーカーでバスに乗ろうとするなよ!」という考えた頭をよぎったのも事実です。
ベビーカー事情を知らない人のために書くと、ベビーカーは高級品になると折り畳みができなくなり、大型化する傾向があります。
つまりそれだけの「財力」というか子供にお金をかけるのであれば、
移動手段でいちいちお金をケチってバスに乗るなよ!という感情も含まれます。
ただ、双子ベビーカーに関しては事情がかなり異なります。
おそらくは父親はいなくて母親のみだったと思うので、折り畳みできる双子ベビーカーだったとしても、かなりの負担になります。
2人の子供を抱えなおかつ子供の荷物と折りたたんだ荷物を抱えるというのは信じられない重量になるので、
母親一人で支えきるのは短時間と言えどかなり困難。
双子ベビーカーはバス乗車の際に折り畳むべき?
双子ベビーカーに関しては、一方で批判的な意見もネットで多く見られます。
「畳んで乗車しろよ」
「わざわざバスになんか乗るなよ」
「バス会社にも運行の事情があるんだよ」
と、双子ベビーカーで乗車拒否された母親を責める内容も見受けられましたが、
どうしてもバスに乗らざるを得ない状況は起きうるものです。
どんな状況でも完璧に受け入れなければいけないというわけじゃありませんが、
病院に行くにはそのバスに乗るしかない、といったケースも考えられます。
今回の件に関してあえて「正解」と言える対応は、
下記のツイートにあるように事前にバス会社に乗車時間を知らせておくことだったように感じます。