毎年この時期になるとやってくる天体ショー、それが「ふたご座座流星群」ですね!
2022年12月14日前後は、『ふたご座流星群』が極大を迎えて、夜空に流星を観測することができます。
ふたご座流星群は、三大流星群の一つでもあり、今年最後に見られる流星です。
例年、ほぼ決まった日にちに極大日(ピーク)を迎えるので、ふたご座流星群は毎年安定して多くの流星が見られます。
ふたご座流星群の他には、しぶんぎ座流星群・ペルセウス座流星群があり、今年の1月、8月に観測した人もいるかもしれませんね。
では、2022年の『ふたご座流星群』について調べてみようと思います!
ふたご座流星群2022の方角・東京は?
“ふたご座流星群”「火球クラス」の巨大な流れ星。ピークの極大期を前に観察される
ふたご座流星群が活動のピーク「極大期」を12月14日に迎えるのを前に、「火球クラス」の巨大な流れ星が観察された。
動画を撮影したのは、石川県能登町にある天文施設「満天星」。
月夜を捉えた画面左上の位置に、非常に明るい流れ星が出現し、月から離れるように流れる様子が写っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/32906643a23190e583ec13b31b674a6fa8c253b0
ふたご座流星群が見ることができる方角を調べてみます
結論から言うと、ふたご座流星群は夜空のどこでも見えます!
基本的には、どの方角でも良いです。
「ふたご座」が見える方角は、東から南東ですが、流星は空の「全方向」へと放射状に飛びます。
なのでどの方角でも観察することができます!
北海道だからとか、東京だからとか、大阪だからとか、決まっていません。どの地点でも同じです
流星群は、放射点の近くほど流れ星が多く見えるということはありません。
※放射点:流れ星(群流星)が飛び出してくるように見える天球上の点。
観測のポイントとしてはできるだけ街灯などの明かりが少ない場所で空を広く見渡すと良さそうです。
暗闇に目が慣れるためにも最低15分間は観察を続けることが望ましいそうです!
毎年ニュースで話題になっているのは極大日、つまりピークの日にちで、1番流星の数が多い日を取り上げているわけです。
なので流星群=1日だけと勘違いしている方も多いですが、実は長い期間見ることができるんですね。
とはいえ、やはり極大日から離れれば離れるほど、見られる流星の数は少なくなります。
理想的な条件(街灯や月明かりがなく快晴、放射点高度が最大、そのとき出現のピーク)のとき これくらい見えるはずだという最大数を予測していますから、条件が悪くなるほど見える流星は減っていきます。
ふたご座流星群2022 東京は何時?極大・ピークの時間は?
ふたご座流星群の極大は、12月14日22時頃と予想されています。
観察に適している時間帯は20:00時頃から流星が現れ始め、本格的に22:00~5:00頃まで出現が続きます。
22時前に地平線から月が昇ってきますので(東京の場合)、月が高く昇る前の21時から真夜中0時頃が観察におすすめの時間帯となります。
ピーク時に空の暗い場所で観察した場合の流星数は、1時間あたり40個から45個と予想されます
まとめ:ふたご座流星群2022東京は?
流星は、一時間に約20~30個、条件が良ければ50~60個ほど観測することができます。
この条件によって、観測が大きく変わりますので、場所や時間なども考慮していきたいと思います。
ふたご座流星群のとにかく空を見上げれば観測はできます。
できるだけ広く開けた空、街灯などの灯りが少ない場所の暗い空、ということが重要です。
年々、観測できる流星数はかなり少なくなっていて今年も期待できる流星数はあまり多くなく空の綺麗なところでも1時間に5個程度となると予想もされています。
夜はすっかり冷えて寒いですが、金曜日なので夜更かしして夜空を眺めて見るのも良さそうですね。