ゲッタマン体操とは、トレーナーのゲッタマンが出している様々な体操の総称で『ももクロゲッタマン体操』などが「世界一受けたい授業」でも紹介されました。
主に肩甲骨を刺激することで基礎代謝を改善しダイエット効果などを生み出すというゲッタマン体操のやり方についてまとめています。
ゲッタマン体操のやり方は?
ゲッタマン体操やり方は「世界一手抜きの~」のキャッチフレーズのとおり実にシンプル。
肩甲骨を動かすことがポイントで、
「ももクロゲッタマン体操」では
肺活量の減少
退官の筋力低下
内臓披露
基礎代謝の低下
などを改善し、基礎代謝を上げることから痩せ体質を作る効果が期待できます。
【1】
手を高く上げます。
息を吐きながらヒジをゆっくりおろします。
息を吸いながら手を頭の上に戻します。
※10回繰り返す
【2】
両腕を胸の高さにまで上げましょう。
息を吐きながら脇をしっかり締めてヒジを後ろに引きます。水平をキープすることがポイント!
息を吸いながらゆっくり元に戻します。ここでも水平をキープしてお尻の穴に力を入れてお腹を引っ込めるようにします。
お腹は常に引っ込めたままにしておく。
10回繰り返す
【3】
腕を伸ばして、手を体の前でクロスした状態で両手を前に突き出し、手の甲を重ね合わせる。
息を吐きながら、クロスした手を頭の上へ移動させます。小指がリードするように頭上へもっていきましょう。手のひらを内側に向け、後ろに腕を下ろしていきます。手の甲は外側です。
息を吸いながら、手を元の位置に戻します。
10回繰り返す
【4】
頭の上で手のひらを合わせます。
息を吐きながら、合わせた手を後ろ方向へ持っていきましょう。
息を吸いながら元の姿勢に戻ります。
4つのゲッタマン体操をそれぞれ10回づつ繰り返しても所要時間はおおよそ5分。
朝・晩やっても合計1日10分もかかりません。
ゲッタマン体操にはほかにも下記のような種類があります。
■骨盤エクササイズ
基礎代謝アップで内臓力を高め、通常の生活でカロリーを消費出来る体を作ります。
太腿をクロスさせて立ち、骨盤低筋を鍛えます。
両手は前に出し、手の甲を合わせて基本の姿勢になります。
お腹に力を入れて引っ込め、腹横筋を鍛えます。
手のひらを上に向け、脇を締め、肘を後ろに引いて椅子に座るようにスクワットします。この時、ももはくっつけ、太腿と床が平行になるように意識します。
息を吸いながらゆっくりと②の基本の姿勢に戻します。
5回繰り返したら、足を組み替えて更に5回行います。
1日1セット行います。
■背中まっすぐエクササイズ
脂肪を燃焼できるように体質改善し、猫背で内臓に負担がかかっている状況を改善し肩や首のコリを解決し、血行促進を促します。
右足を前に出して太腿をクロスさせます。両肩の力は抜きます。
左手の親指を右足の付け根に、右手の親指を左足の付け根に置き腕をクロスさせ、基本の姿勢をとります。
両手をクロスさせたまま、頭の上まで上げていきます。
手の平を返しながら、出来るだけ頭の後ろを通るようにゆっくりと下げていき、下がったところで3秒間肩甲骨を寄せます。
息を吸いながら、手の軌道をなぞって基本の姿勢にゆっくりと戻ります。
5回行ったら、両手両足を組み替え、更に同じように5回行います。
1日1セット行います。
■体幹エクササイズ
左足を一歩前に出して膝を曲げます。
左ひじを左ひざに乗せて、右手は下に伸ばし、手の平を外側に向けます。
おへそを前に向け、お腹に力を入れて膨らませ、基本の姿勢になります。
伸ばした右手の平を外側に向けたまま頭の上まで伸ばしそのまま後ろをグルリと回して手首を返し、基本の姿勢に戻ります。
指の先から足の先まで横のラインをきれいに伸ばすイメージで行います。
5回行ったら手足を組み替えて同じ動作を5回行います。
1日1セット行います。
ゲッタマン体操の効果は?
ゲッタマン体操では主に肩甲骨を刺激するとことで脂肪燃焼効果があるとされていますが、
肩甲骨と脂肪燃焼がなぜ深く関係しているのかというと、肩甲骨とその周りの筋肉を滑らかに動かすと褐色脂肪細胞を刺激できるからとのこと。
褐色脂肪細胞とはダイエット細胞とも呼ばれ、ダイエットの救世主とされています。
褐色脂肪細胞の働きとは
人間は食事などを食べすぎてカロリーを余分に摂取することなどにより、体に脂肪をためこんで肥満になります。このぜい肉となる脂肪のことを、「白色脂肪細胞」といいます。褐色脂肪細胞は、筋肉のような働きをして白色脂肪細胞を燃焼して熱に変換し、消費カロリーを増加させるのです。ダイエットの味方である褐色脂肪細胞は、体に存在する数が少なく増えることはありません。そのため、刺激を与えて活動を活発にする必要があります。
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運動不足や長時間のデスクワークの多い仕事だとどうしても猫背になったり、座った姿勢でいる時間が長くなり、肩甲骨の可動域が狭くなってしまいます。
肩こりとは要するに首から肩にかけた筋肉がずっと緊張させた状態となり、筋肉を緩ませることができなくなっている状態で血の巡りが悪くなることで痛みやだるさを感じるようになります。
そこで肩甲骨を動かすことで筋肉をほぐすことで血行が改善されると同時に褐色細脂肪胞も刺激されて基礎代謝を活発にすることができるとされています。
ゲッタマン体操で基礎代謝を高めることができれば、『アンチエイジング』だって期待できます。
老化の原因は主に活性酸素によって体が酸化すること(体の中に酸性物質が蓄積すること)が原因で、シミやしわの原因も活性酸素の働きで肌が酸化され、本来持っている機能を奪われてしまうから。
子供の肌があれだけプルプルしていて、一日中でも走り回って遊ぶことができるのも、基礎代謝によって活性酸素が体の外にぐんぐん排出されるからです。
ゲッタマン体操で基礎代謝を高めると体温も上がるので自然と免疫力も高まる効果だって期待できます。
その他、ゲッタマン体操について寄せられている効果には次のようなものがあります。
圧が下がった
姿勢が良くなった
肩こりが解消された
動悸息切れがほとんどなくなった
精神的な不安がほとんどなくなった
ウエストが細くなった
空がきれいだと感じられるようになってきた
前向きな気持ちになれるようになった
肩甲骨周りの可動域が広がった
ゲッタマン体操のゲッタマンとは?
ゲッタマン体操は様々なメディアで紹介をされていますが、GETTAMAN(ゲッタマン)というトレーナーが考案したトレーニングメソッド。
「アロ?~」という挨拶が特徴で、ホノルルマラソンでは羽織・袴・高下駄姿で出場して完走したことから、「下駄」→「ゲッタマン」と呼ばれるようになりました。
そもそも本名はもともと非公開とされていましたが、ゆずの北川悠仁さんの指導もしていて、
北川さん曰く、「トレーナーとして本当にすごい人。でも世界一絡みづらい人。」と話しています。
ゲッタマン体操の口コミは痩せた?痩せない?
ゲッタマン体操をそれぞれ10回ずつ、朝と夜に5分間だけで済む手軽なトレーニングとなっていますが、
我が家の杉山さんが取り組んだところ、-6.7㎏の減量に成功し、ウエストは-13㎝もサイズダウンさせています。
「世界一受けたい授業」の「最近太った?1日5分 内蔵力アップダイエット」という放送回では、
フワちゃんがゲッタマン体操で減量に挑戦し、2週間 マイナス2.4kgのダイエットに成功していました。