サッカー用語で義務失点とは?
失点したときにあえて「義務失点」と称されることがありますが意味は?
義務失点とは意味は?サッカー用語
サッカー用語で義務失点とは勝敗にかかわらず、毎試合のように失点してしまうことを揶揄した言葉です。
例えば、毎試合勝っているチームでも、なぜか1点や2点は失点してしまうことがあります。このようなチームを「義務失点をするチーム」と呼びます。
義務失点は、チームの守備力だけではなくメンタルの弱さなども原因と考えられています。
義務失点|ブライトン(サッカー)が10試合連続得点&連続失点
2023年のプレミアリーグ第10節で、ブライトンはフラムと1-1の引き分けに終わりました。この結果、ブライトンはプレミアリーグ史上初となる、開幕戦からの10試合すべてで得点と失点を記録したチームとなりました。
ブライトンは、昨シーズン途中に就任したロベルト・デ・ゼルビ監督のもと、独特のビルドアップ戦術で一躍名を上げたチームです。この戦術は、相手のプレスを回避できれば一気にチャンスになる一方で、自陣ゴール前でも果敢にパスを繋ぐという特徴から、1つのミスが失点に直結することも多いのです。
ブライトンの今シーズンの失点数は、リーグ15位と平均的な数字です。しかし、得点数は34とリーグ3位となっており、得失点差はマイナス21と、リーグ最下位となっています。
これは、攻撃力が高い一方で、守備面で失点のチャンスを作りやすいという、ブライトンの戦術の特徴が如実に現れていると言えるでしょう。
まとめ:義務失点とは意味は?サッカー用語
義務失点とは、チームが勝っている場合でも、毎試合あるいは頻繁に失点することを指します。通常、強いチームや調子のいいチームに関連して使われることがあります。たとえば、レアル・マドリードのようなチームはリーグ戦で勝ち続けることが多いですが、相手の強さに関係なく試合ごとに得点を許してしまう傾向があります。つまり、勝敗に関係なく、毎試合失点してしまうことを指しています。
この言葉は、チームが勝つか負けるかに関わらず、定期的に失点を許してしまうことを皮肉っています。そのチームは試合を制御できているかもしれませんが、どうしても失点をしてしまうため、「義務的に失点する」と表現されるわけです。