『銀魂』の朧の正体について。
『銀魂』は天人との攘夷戦争の英雄・坂田銀時の型破りな活躍を描いた空知英秋によるSF時代劇コメディ漫画
歴史上の偉人が 銀魂に登場するキャラクターのモデルになっていますが『銀魂』の天照院奈落の首領にして奈落三羽の一角・朧の正体は？
銀魂｜朧の正体は？
朧は松陽先生の一番弟子であり、先生が奈落にいた時、自分の血で命を助けた子供です。先生は自分と同じ不死になるとは知らず、血を与えました。しかし、朧が奈落にいると不死になってしまうことを恐れ、また先生自身が変わりたいと思い、朧と共に奈落を出奔します。その際、先生は松下村塾を作りたいと朧に話しました。
朧は恩を返すため、また先生を汚させたくないという思いから、奈落の囮となって先生を助けました。しかし、その結果、朧は奈落に捕まります。その後、朧は虚に拾われ、虚の血を与えられ半不老不死の身体になります。
朧は奈落の追撃をかわしながら、普通の人間として生きたいと思い、虚と共に奈落を脱走しました。しかし、奈落に捕まりそうになり、朧は虚だけを逃がそうとして自ら奈落に捕まりました。
その後、朧は奈落の一員として虚と共に村塾を見守りました。しかし、朧は松陽を捕まえましたが、その捕縛の理由が本当に松陽の意思に反したものか、または単なる朧の嫉妬から来るものなのか、明確ではありません。
銀魂｜朧の正体は松陽（虚）の弟子
朧は吉田松陽（虚）が松陽となる大きなきっかけとなりました。
幼少期に奴隷として働いていた際、奈落の襲撃を受け、致命傷を負いました。その際、虚が現れ、自らの腕を刀で刺し、朧の血を流し込んだことで朧の命を救いました。以後、朧は虚を「先生」と呼び、彼に尽くすことを誓います。
後に、虚は奈落を抜け、松下村塾を設立しました。朧は虚の一番弟子として彼の側に立ち、新たな弟弟子が増えることを楽しみにしていました。しかし、奈落の追っ手を恐れた朧は、自らを奈落から脱退させるため、虚の逃亡を助けました。
その後、朧は再び奈落に入り、組織内で力を持ち、虚の目を奈落から逸らすよう努めました。しかし、偶然にも虚とその弟弟子たちと再会し、自身が本来いるべき場所にいないことに心を揺らぎました。その後、嫉妬から朧は松陽を捕らえ、彼を殺そうとしました。
結果的に松陽は死亡し、再び虚として蘇りましたが、朧は不死の血を流し尽くすまで虚に仕えることを誓いました。
最後は朧は死期を悟りながら、弟弟子の一人である高杉と激突します。その死闘の末、朧は高杉に虚の生い立ちと真意を語り、息を引き取ります。彼の遺体は高杉によって地球に葬られ、その後、アルタナ解放軍によって再生された高杉によって命をつながれます。
しかし、朧の血に宿る虚の意志によって、高杉は虚の体で復活した松陽に刃を向けます。そこで朧の意志が介入し、彼は師匠と弟弟子を守り抜きます。
このように、朧は虚（吉田松陽）の一番弟子として彼に忠誠を誓い、最期までその誓いを貫き通しました。
銀魂の朧の正体｜松陽（虚）とは？
銀魂の松陽（虚）について
銀魂に登場する松陽（虚）は、物語の重要な敵役であり、主人公・坂田銀時のかつての師でもあります。彼は複雑な過去と能力を持ち、物語の中で様々な姿を見せてくれます。
松陽（虚）の人物像
二つの顔を持つ男: 松陽と虚は、全く異なる人格を持つ別人格です。松陽は穏やかで優しい人物であり、銀時や高杉晋助、桂小太郎にとってかけがえのない師でした。一方、虚は無慈悲で残忍な性格であり、銀魂史上最凶最悪の敵として立ちはだかります。
謎めいた過去: 松陽の過去は多くが謎に包まれており、その出自や虚誕生の経緯は明確にされていません。彼の過去を知る者は少なく、その謎は物語の最後まで重要なテーマとして残されます。
圧倒的な力: 松陽（虚）は、並外れた戦闘能力と不死の能力を持つ強敵です。銀時や高杉、桂といった強敵を圧倒し、彼らに絶望を与える存在として描かれます。
松陽（虚）の物語における役割
銀時の心の支柱: 松陽は銀時にとって、人生の師であり、心の支柱となる存在です。攘夷戦争で松陽を失ったことは、銀時に大きな傷跡を残し、彼の生き方に大きな影響を与えます。
世界の敵: 虚は、天導衆を率いて地球を支配しようと目論む悪役です。銀時やその仲間たちは、虚の野望を阻止するために戦い、世界を守るために命を懸けます。
人間の可能性の象徴: 松陽は、人間の優しさと強さを体現する人物です。虚との戦いを通して、人間の可能性と希望が描かれます。
松陽（虚）の詳細な解説
松陽の人格: 松陽は、幼い頃から子供達に教育を施す塾を開いていました。銀時、高杉、桂は彼の教えを受け、攘夷浪士として成長していきます。松陽は彼らにとって、単なる師ではなく、父親のような存在でした。
虚の人格: 虚は、松陽の中に潜んでいたもう一つの人格です。彼は残忍で冷酷な性格であり、力に固執する狂戦士のような存在です。虚は、松陽の優しさと対照的な存在であり、人間の負の側面を象徴しています。
不死の能力: 松陽（虚）は、不死の能力を持っており、何度倒されても再生することができます。この能力は、彼をより強敵たらしめるだけでなく、銀時達に絶望感を与える要因にもなります。
最期: 最終的に、虚は銀時達との戦いによって倒されます。しかし、彼の死は人間の弱さだけでなく、強さや可能性をも象徴するものでした。
松陽（虚）の考察
松陽と虚の関係: 松陽と虚は、表裏一体の存在であり、人間の善と悪の二面性を表しています。二つの異なる人格が共存する理由は、物語の最後まで謎として残されます。
虚の目的: 虚は、なぜ地球を支配しようとしたのか、その目的は明確にされていません。彼の行動は、人間の愚かさを証明するためだったのか、あるいは彼自身の孤独を埋めるためだったのか、様々な解釈が可能です。
