銀座カラー倒産しましたがまだ役務提供期間内で施術回数が残っている場合はどうする?返金してもらえる?
クレジットカード・ローンの引き落とし停止するにはどうすれば良いんでしょうか?
銀座カラー倒産・破産で返金は?クレジットカード・ローンの引き落とし停止するには?
銀座カラーのようなエステサロンが破産した場合、利用している人は、役務提供期間内で施術回数が残っていても、それ以降の施術を受けることができなくなります。また、クレジット分割払いをしている場合は、以降の支払いを停止することができます
役務提供期間内で施術回数が残っている場合、破産したエステサロンに連絡しても、役務提供を受けることができず、返金も期待できません。そのため、以下の2つの方法があります。
破産管財人に債権届を提出する
破産管財人に債権届を提出すると、破産財産の中から返金を受けられる可能性があります。ただし、配当は優先債権(税金や従業員の給料等)への支払いを終えてから行われるため、配当がほとんど期待できない場合があります。
消費者センターや弁護士に相談する
消費者センターや弁護士に相談すると、具体的な対処方法や、返金を受けられる可能性についてアドバイスを受けることができます。
クレジット分割払いをしている場合
クレジット分割払いをしている場合は、以下の方法で以降の支払いを停止することができます。
■クレジット会社に連絡する
クレジット会社に連絡し、破産したことを説明し、以降の支払いを停止してほしいと申し出ます。
■支払停止の抗弁書を提出する
支払停止の抗弁書を提出することで、以降の支払いを停止することができます。抗弁書は、クレジット会社に問い合わせると、書面でもらうことができます。
支払停止の抗弁書には、以下の内容を記載します。
氏名、住所、連絡先
エステサロンの名称、契約内容
破産したことの証明(破産通知のコピーなど)
今後の支払いを停止する旨
支払停止の抗弁書を提出しても、必ず支払いが停止されるとは限りません。クレジット会社が支払停止を認めるかどうかは、個々の状況によって異なります。
銀座カラー倒産・破産で支払停止の抗弁書の書き方は?
支払停止の抗弁書とは、クレジットを利用して商品を購入したけれども、商品が届かなかったり、商品に欠陥があったりなどのトラブルが発生したときに、そのトラブルが解決するまでの間、消費者がクレジット会社に対して代金の支払いを停止する旨の申し出をする書類です。
支払停止の抗弁書を提出することで、トラブルが解決するまでの間、支払いを停止することができます。ただし、支払停止の抗弁書を提出しても、必ず支払いが停止されるわけではありません。クレジット会社が支払停止を認めるかどうかは、個々の状況によって異なります。
支払停止の抗弁書を書くときは、以下の点を押さえましょう。
氏名、住所、連絡先
クレジット契約の契約番号
トラブルの内容
支払停止の理由
今後の支払いの意思
トラブルの内容は、支払停止の抗弁の理由となるトラブルの内容を具体的に記入します。例えば、商品が届かなかった場合は、届かなかった商品の名称や数量などを記入します。
支払停止の理由は、トラブルの内容から、支払停止を申し出ることとなった理由を記入します。例えば、商品が届かなかった場合は、商品が届かなかったことによる損害について記入します。
今後の支払いの意思は、トラブルが解決したら支払いを再開する意思があるかどうかを記入します。
一般社団法人日本クレジット協会(参照2020年10月20日)
支払停止等の抗弁に関する手続きについて(ご案内)(PDFを新しいウィンドウで開く519 KB)
https://www.j-credit.or.jp/customer/consult/download/190516_siharai_teisi.pdf
まとめ:銀座カラー倒産・破産で返金は?クレジットカード・ローンの引き落とし停止するには?
銀座カラーなどエステサロンが破産してしまい、まだ役務提供期間内で施術回数が残っている場合、次のステップが大切です。
まず、利用しているローン会社への引き落としに関しては、契約の解消や問題解決を考える前に、急いで信販会社に連絡して支払いの抗弁書を送りましょう。
これには、倒産によって契約した役務を受けられなくなったことや倒産を証明するための破産通知のコピーを添付します。
ただし、事業者が倒産するとその財産は破産管財人の管理下に入り、一般の消費者は直接的な交渉はできません。
このため、消費者センターや弁護士協会の無料相談を利用して、破産管財人からの連絡を待ち、状況を確認することが大切です。
もし施術回数が残っておりクレジット分割払いをしている場合、クレジット会社に対して支払いの停止を求める抗弁を行うことができます。
ただし、これはクレジット代金の支払い停止を主張するものであり、エステなどの役務契約の解除や既に支払った金額の返金を求めるものではありません。
クレジット会社に問い合わせてみることをお勧めします。
一括払いで既に支払いを完了している場合は、返金は行われませんが、もし一括払いの請求がまだ来ていないのであれば、クレジットカード会社に問い合わせて請求を止めることが可能です。
最も重要なのは、クレジットカード会社や信販会社に連絡し、エステサロンの倒産の事情を説明し、請求を停止できないか尋ねることです。
過去の類似したケースでは、請求が停止された方もいらっしゃいます。
最終的に、購入した商品や役務に問題がある場合、支払い停止を行うことができる場合があります。
たとえば、商品が届かない、欠陥がある、提供された役務に問題があるなどの場合です。ただし、支払いを停止できない場合もあるため、しっかりと事情を確認してから手続きを進めるようにしましょう。