午後の紅茶は1986年(昭和61年)に1.5Lペットボトルで発売されましたから2020年でなんと34年の歴史を数えることになるんですね。
ペットボトル飲料は流行り廃りが激しく、半年も持たずに市場から姿を消す銘柄も多い中、
午後の紅茶は定番としての地位を確立し続けているだけではなく2019年にはなんと過去最高の販売実績を上げていたことが判明し話題になっています。
午後の紅茶が過去最高の要因は何?
午後の紅茶の2019年の販売実績は前年比9%増の5540万ケース(※本数ではありませんケースです!)で、
その中でも2019年3月に発売した「ザ・マイスターズ ミルクティー」6800万本という異例の大ヒットを上げています。
「甘くない微糖」というコンセプトが30~40代の女性の支持を集めたようで、
「ザ・マイスターズ ミルクティー」の成功が「クラフトボス」にも生かされているんでしょうね。
成長の大きな要因が、多彩な新商品の相次ぐ投入だ。サントリー食品インターナショナルはペットボトルコーヒー「クラフトボス」シリーズに紅茶を投入。19年3月に「クラフトボスTEA ノンシュガー」、7月に「クラフトボス ミルクTEA」を発売した。クラフトボスシリーズ全体の19年の販売実績は3400万ケースと、26%も増加している。
キリンは20年も紅茶飲料市場が4%程度成長すると見ている。ロングセラーブランドならではの“紅茶の価値”を発信し、消費者に届けることができれば、けん引役としての地位をさらに固めることができるだろう。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200124-00000017-zdn_mkt-bus_all
記事によれば、午後の紅茶が過去最高の要因は、「甘くない」味に対するニーズにこたえて次々と新商品を発表しているからのようです。
「クラフトボス」シリーズに紅茶を投入した「クラフトボスTEA ノンシュガー」、「クラフトボス ミルクTEA」
「紅茶花伝 クラフティー」のミルクと紅茶のバランスを見直した「贅沢しぼりアップルティー」
伊藤園でオレンジフレーバーの紅茶がヒットしていたことから「ザ・マイスターズ オレンジティー」を販売し、
さらに「ザ・マイスターズ ミルクティー」としてリニューアル。
こうした取り組みが相乗効果を生み出した結果と言えそうですね。
午後の紅茶が過去最高に関するツイッターの反応
「甘くない」のはいいんだけど、それなら人工甘味料で不自然な甘みを付けるのはやめてほしい。
レモンティーもミルクティーも、基本どこも甘すぎると思う。お茶風味のジュースみたいで。
もっと甘さ控えめ種類を増やして欲しいけど難しいかな。
甘くないっといっても砂糖入ってますよね?
普段から無糖のミルクティーを飲んでいる私からするとやっぱり甘いと思う。
甘いのが飲みたい時用と考えても、もっと甘くなくていい。
無糖の紅茶、最初は味気なかったが、慣れたら微糖すらめちゃくちゃ甘く感じるようになった。