仮面ライダーガッチャードの意味・モチーフは？

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2023.07.21

「仮面ライダーガッチャード」は令和5作品目の仮面ライダー

仮面ライダーと言えば初代から、何かしらのモチーフがありましたが、「仮面ライダーガッチャード」は？

どんな意味があるんでしょうか？

仮面ライダーガッチャードのモチーフ

「仮面ライダーガッチャード」は高校生の主人公・一ノ瀬宝太郎（いちのせ・ほうたろう）が2枚のカードを使って変身する錬金術師の仮面ライダー。

監督は田崎竜太ほか、脚本は長谷川圭一、内田裕基らが執筆するそうですが、モチーフは「カード」と「錬金術」

錬金術が持てる最高の技術を集めて造られた「人工ケミー」が物語のかぎとなっているそうです。

錬金術とは、金属を別の金属に変えたりや、薬を作り出したりする、古代から伝わる科学技術です。錬金術師は、自然界の物質を分解・再構成することで、新しい物質を作り出そうとしました。

錬金術の目的は、不死の薬や万能薬を作り出すことでした。不死の薬は、死を克服して永遠に生きられる薬です。万能薬は、あらゆる病気を治せる薬です。錬金術師は、これらの薬を探し求め、多くの試行錯誤を重ねました。

現代の科学が発達するにつれて、錬金術の多くは迷信や神秘主義と見なされるようになりました。金属を変えることや不老不死の薬を作ることは科学的には不可能であり、錬金術の目標の多くは実現されなかったとされています。

錬金術は、科学技術の分野では成功しませんでしたが、哲学や宗教の分野では大きな影響を与えました。錬金術は、物質の変化や、自然の法則について、多くの人々に考えさせました。

化学の起源としても重要で、実験や観察によって新しい物質の性質を理解する基礎が築かれました。そして、錬金術が科学に進化する過程で、現代の化学の基礎が築かれたのです。

「仮面ライダーガッチャード」の意味については「やったぜ！」「つかまえた！」などを意味する英語のスラング「gotcha(ガッチャ)」が由来となっているようです。

正確には「I got you」または「I’ve got you」で、「ガッチャ！」は主人公・宝太郎の口グセでもあるとのこと。

「仮面ライダーガッチャード」では善なる心を持つ宝太郎がライドケミーカードをガッチャードライバーに装填することで、ケミー響きあい融合して仮面ライダーガッチャードに変身します。

ケミーは人間の仲間となる心強い存在となる一方で、人間の悪意と結合すると怪人「マルガム」を生みだしてしまう危険もあり、善と悪、表裏一体の性質を持っているとのこと。

仮面ライダーガッチャードは、カードと錬金術がモチーフの新しい仮面ライダーです。

カードは、ケミーと呼ばれる人工生命体を収納する道具です。ケミーは、バッタやSLなど、この世に存在する万物を模して造られた生命体です。全部で101体おり、それらはライドケミーカードというカードに保管されていました。

しかし、ケミーはカードを飛び出してしまいます。偶然、その事件に巻きこまれてしまった主人公の高校生・一ノ瀬宝太郎は、仮面ライダーガッチャードの変身ベルト「ガッチャードライバー」を託され、世に放たれたケミーを回収する使命を与えられることになります。

宝太郎は、2枚のライドケミーカードをガッチャードライバーに装填することで、ケミーと融合して仮面ライダーガッチャードに変身します。ライダーの複眼が矢印を向き合わせたデザインになっているのは、2つの力を融合する錬金術師らしさをイメージしています。

ケミーは善なる心と響きあえば、人間の仲間となる心強い存在。一方で、ケミーは人間の悪意と結合すると、「怪人・マルガム」を生みだしてしまう危険もはらんでいるという、善と悪、表裏一体の性質を持っています。

仮面ライダーガッチャードは、ケミーを守り、世界を平和に導くため、戦い続けることになります。